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〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-20

質屋百景

              某月某日「こんな話、あんな話」目次 
            
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 1. うれしいメールが届きました  2. のれん
 3. @うまい話には裏がある
 4. Aうまい話には裏がある
 5. 不満、ストレスも買います  6. 相互信頼
 7.  お茶で乾杯
 8. 本音
 9. 懐かしいマッチ  10. 越後屋だ! 
 11. ごちそうさま  12. エチゴヤ変遷
 13. 偽物にやられた  14. たった一言
 15. 強盗事件お見舞いお礼  16. 初の質草、幸運のおすそ分け
 17. 質草の原点   18. 切れたネックレス
 19. 今では良い思い出  20. 質のお客様から嬉しいメール
 21. ジャンボ宝くじ  22. 友人の薦め
 23. 鑑定評価してくれますか  24. 東日本大震災 
 25.  ホームページをリニューアルしました  26. 犬好きのお客様
   
 

1. うれしいメールが届きました
 さきほどは、お世話様になりました。11/8午後2時すぎに、指輪を買い取っていただいた豊島区**の*****です。
サイト内にもあった強盗事件をきっかけに、貴店のサイトを知り、なんとも、お優しい心使いにあふれる「質屋百景」を読ませていただきました。その時から、ご相談をするなら、こういう所がいいなぁ,ぜひ、お店のほうに伺わせていただきたいなぁと思っていたのですが、本日、勇気を出して伺ってみました。
買取りって、もっと時間のかかるものだと思っていたのですが、あっというまに手続が終わりびっくりしました。私が、きょろきょろとまわりを見回していたりしていたので,ちょっと不審な客だったかもしれないなぁと反省し,メールをお送りいたしました。 これからも、お元気でご活躍ください。失礼いたします。 
p.s
  指輪を買い取っていただき、ありがとうございました。お蔭様で、ちょっとおいしいコーヒーを飲むことができました。

2. のれん

 お客様から「どうして”のれん”は片方の入り口しかつけないの」と質問されました。
 店を新しくした時、”のれん”は古臭い、新しい質屋に生まれ変わるんだとはずしてしまいました。その頃の”のれん”は今より丈が長く、目隠しと看板の役目をし、質屋の大半が”のれん”を掛けていました。自分ではこれで質屋のイメージも変わると思っていましたが、それは間違いでした。お客様から「”のれん”がないと寂しいぞ。質屋には”のれん”が似合うよ。落ち着きと歴史を大事にしろよ。」と指摘されました。自分達が不要と思っていたものに対し、逆にお客さんからその大切さを教えて頂きました。そこで従来の”のれん”の丈を短くして、片方の入り口に掛けたのです。もう一方の入り口は掛けるようになっていないので諦めました。朝晩の”のれん”の掛けはずしは心地良さを感じます。 

3. @うまい話には裏がある

 30才前後の男性が評価だけして貰いたいと言って、80万で買ったルビーのプチネックレス(Pt)をお持ちになりました。格好の良いケースに入り、鑑別書もついています。拝見すると、ルビーは確かに本物でデザインも高価そうな感じはするのですが、価値としては30.000円程です。 私はピンときてお客様にお聞きしました。
「この品物は町を歩いていて、女性に声をかけられて買ったのではありませんか。見るだけでもと言われ事務所に通され、うまいことを沢山言われたでしょう。お金が今無いというと、ローンの契約書にサインをさせられ買ってしまったのではありませんか。」 お客様は「どうして分かるの、そのとうりだ。渋谷で声をかけられて買った」と驚いていました。これはダイヤ、版画を主にして良くある話です。こんな被害にあわないよう気をつけて下さい。評価だけでも遠慮なくどうぞ。

4. Aうまい話には裏がある
k18やPt喜平のネックレスのコピーをお持ちになるお客様が続けてみえました。裸ではなくきちんとケースに入っています。質屋が見れば軽く、金やプラチナの落ちついた光沢もなくすぐ分かりますが、お客様は巧みな話術にのせられて買ってしまったのです。街を歩いているとワゴン車が停まり、人が降りてきて声をかけられます。
「納品の帰りだが、納品流れの品がある。会社にも持ちかえれないし、価値のある品だから質屋に持っていけば買値以上に間違いなく売れる。私を助けると思って買ってくれないか」
冷静に考えれば、おかしな話です。助ける、儲かるが悪魔のささやきでした。昔から良くある手口で、昭和30年代には化繊の洋服、この10年ではライター、ペア-ウォッチが使われていました


5. 不満、ストレスも買います
 世田谷区から50台後半のご婦人が、銀座のM宝石店のケースに入った0.35Ctのダイヤモンドのユビワをお持ちになりました。ご処分したいとの事です。
             質屋 「いらっしゃいませ。当店はどのようにお知りになりましたか。」
             お客様「電話帳で見ました。、電話で聞いたら親切に答えてくれたので来てみました。
               初めてで心配でしたが、明るいお店なので気が楽になりました。」
            質屋 「有難うございます。このユビワはお使いになってないようですね。」
 ここまで話しをすると、お客様が胸につかえた物を吐き出すように話を始めました。
「実はこのユビワは息子の婚約ユビワなのです。二人は大学以来の付き合いでした。主人が昨年亡くなり落胆していた時の話だったのでなおの事嬉しかった。それが、結婚式を一ヶ月後に控え突然結婚を止めると言い出したのです。何で婚約破棄になるのか。幾ら聞いても息子は理由を言いません。相手のご両親からは怒られるし息子は何も言わないし、私には相談相手もいないし、このユビワは見たくもない。それで買って頂きたいのです。」
初対面の人にまったくのプライベートを話す事などないと思います。
お客さまはさらに、息子さんの事、ご主人が亡くなってからのご苦労話、30分もお話になりました。そしてスッキリしたお顔でお帰りになりました。よかったですね。 ユビワは買わせて頂きました。

6. 相互信頼 
 TVを見ていたら、隠しカメラで質屋(新宿区)の店頭を面白おかしく映していました。ブランド品を売る女性、給料日迄の繋ぎにパソコンを質に入れる男性、色々のお客が続々に映し出されインタビューもしていました。お客様は事情があってご来店なさるのです。質屋も入りやすくなったとはいえ、まだまだお客様にとっては入り難いものです。おこたえするには信頼しかありません。お客様を裏切る質屋にはなりたくありません。 

7. お茶で乾杯
 文京区にお住みの馴染みのお客さんが「おやじさん、聞いてくれよ」と話し始めました。
「今日は何時もと違ってうれしい質入だ。息子の大学が決まった。高校で推薦してくれる大学もあったんだが、どうしても希望の大学に行きたいと一年間がんばった。よくやったよ。うれしいね。入学金がどうしても足りないので女房のユビワと俺のロレックスで融通してくれ。」オメデトウございます!お客様とお茶で乾杯しました。


8. 本音 
 カメラ、K18ネックレスで10万円貸して下さいと,墨田区から男性のお客様がご来店になりました。品物は必要額に足りるもので、ご融資が出来ました。お客様はホットしたのか、話を始めました。
「100万円の手形決済で3時迄に入金しなければならない。あと10万円足りなかったので助かったよ。小泉さんを支持していて、きっと景気も良くなると待っているのだが、ますます落ちこんでいく。俺達の事は銀行や大企業と違って誰も面倒をみてくれない。泣くのは何時だって俺達だ。うちの会社は従業員が5人いたが、今では家族だけ。バブルの時に良い思いをしたならあきらめもつくが、その時だってひたすら真面目に働いただけだ。」話は政治、景気、仕事と続きました。一ヶ月後返済し、「有難う。また頼むよ」と言ってお帰りになりまた

9. 懐かしいマッチ

 45年くらい前のマッチが見つかりました。
 学生さんが「立山の山小屋にあった」と言っていたのを思い出します。

 
10. 越後屋だ!
 どうして漢字の「越後屋質店」やひらがなの「えちごや質店」でなく「エチゴヤ質店」にしたのかと尋ねられました。私どもは父の代からで昭和22年の開業です。そのころ、なんとか質屋のイメージを明るい感じにしたくてカタカナに決めたそうです。その気持ちを引き継ぎ、私もお客様から気楽にエチゴヤさんと呼ばれるように努めています。
 今では時代を感じる屋号なのか、通りすがりのが学生さんが「お!エチゴヤだ」と、テレビの時代劇を思い浮かべて楽しそうに話しながら通り過ぎて行くことがよくあります。時代劇に出てくる越後屋は悪代官と組んだ悪役が多いので、少々困っています。

 
11. ごちそうさま  
 千代田区 麹町に住んでいて、今は目黒区に引っ越した女性のお客様です。年に1〜2度ご利用頂きます。質の時もあるし売却なさっていく時もあります。質の場合、返済の際必ず「ありがとう、たすかりました。」の言葉と一緒にお菓子のお土産を頂きます。「ご利用頂いているのはこちらのほうです。」と申し上げるのですが、暖かい心のふれあいがとってもうれしく感謝しています。お茶を飲みながら、町並みの変化と若い人の多さに驚いた話をしてお帰りになりました           このページの先頭へ    

 

12. エチゴヤ変遷

 <昭和22年から30年頃>   
 昭和228月現在地に開店。戦前は神田多町で質屋を営んでいましたが戦中休業し、戦後須田町で古着屋を開店。物が無く貧しい時代にあって現在のリサイクルショップとは一味違う生活密着型の店でした。古着店では父の友人村田氏にお手伝い頂きました。
 昭和22年神田小川町(現在地)に開業。明治大学、中央大学、電気大学、専修大学、日本大学と学生の町で、お客様に学生さんが7割がた占めていました。質草は衣類が大半で他に時計、ユビワ、カメラ、などでした。大学の運動部のお客様の中にはオリンピックに出場する方も何人もいて応援が楽しかった事を覚えています。また何年もかかって司法試験に合格するお客さんもいて一緒に喜んだり、親御さんが上京の折わざわざ挨拶に寄っていただいたりしたこともたびたびありました。
 今では学生さんの利用は買取が殆どで、質の利用が少なくなりましたが、学生時代に質を利用頂いたお客様が卒業し社会人になって遠方から再度ご利用いただくことはよくあります。これが学生街の質屋の良さです。学生さんだけではなくサラリーマン、近所の商店の方、幅広くご利用頂きました。
 20年後半から浜中、小杉、小柴、長嶋氏が社員として働いてくれました。大晦日など店の閉店は朝の4時頃だった記憶があります。お客様が夜中の12時に背広を受け戻し店先で着替えて初詣に出かける光景を覚えています。信金が最後に預金の集金に来るのも午前2時過ぎでした。
 なおSeven BankだのAt Your Pinchは昭和30年ごろ父が考えたものです。

 <昭和30年から40年頃>     
 363月に父が亡くなりましたが、闘病生活は35年の初めから始まっていました。店は小杉さんを中心にお店の方々が一生懸命支えてくださり、母の実家も葛飾区で質屋をしていて祖父が毎日のように店に来てくれました。皆さんのおかげで看病も十分でき、亡くなった後の店も心配なく経営することが出来ました。しかしながら亡くなった翌月には店の前の電柱に近所の質屋の看板がついたりしたこともありました。このような逆境の中にありましたが、東京オリンピックの頃までは質屋の全盛期だったことも無事に乗り切れた一因かもしれません。
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年には小杉さんも独立し、変わりに鈴木氏、駒峰姉妹が働いてくれました。この頃の質草はやはり衣類(着物も高価でした)を中心に、時計、貴金属、宝石、カメラ、楽器、書籍と多種にわたっていましたが、ソニー製品、特にトランジスターラジオ、オープンリールのテープレコーダーをはじめ家電の取り扱いも増えていました。テレビ、冷蔵庫、洗濯機といったものは質屋が取りに行っていました。このような品は大きく、蔵の中にもしまえず家中に所狭しと置いてありました。この傾向は五十年頃迄続いていました。株券でのご利用もありました。書籍は法律、経済、歯学書と多岐にわたっていました。
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年代になると平凡社の世界大百科も目立ちました。電話金融の始まったのも30年中頃からです。これが平成10年ごろまで当店では営業の要の1つでした。電話を使ったまま借りられるのが良かったのではないでしょうか。

 <昭和40年から50年頃>
 この10年は私個人にとって充実した期間でした。これも家族、親戚、
お店の皆さんのおかげと深く感謝しています。48年建て替え、新ビル・新店舗落成。 店は以前からやっていた電話金融を本格的に始めました。このきっかけは組合の事務長をしていた故・初谷氏に強く勧められたことでした。電話金融は約20年にわたり営業の柱として続きました。当初は、その都度電話局に行かなければならず川崎、横浜、鎌倉、八王子、所沢、大宮、千葉、木更津までも出かけていました。電話金融は順調で12月など整理で連夜10時過ぎになるほどでした。この頃はまだお客様に12月には1度返済しようとか、たまった利子も払おうとかの気持ちが残っている時代でした。互いが相手を尊重しあっていることを感じる時代でした。
 一方質の利用者の減少はこの頃から頭を悩ませるものでした。ただ土地柄か一件あたりの金額が比較的大きく、数の減少を補うことが出来ました。ゴルフ会員権も新たな質草に加わりました。屋号を‘質屋・エチゴヤ‘にしようか‘エチゴヤ質店‘にしようか真剣に考えたのもこの頃で、今になって思えばどうでも良いようななつかしい思い出です。


 <昭和50年から昭和の終わり頃>  
 この10数年は営業に大きな変化はありませんでした。扱う品物では和服を中心として衣類の相場が下落し和服・洋服が質草から消えていきました。その分ロレックス等の高級時計、ダイアモンドを中心とした宝飾品、骨董・美術品の扱いが目立ちました。質屋が過去700年継続してきたのは、小金額で数多く貸し付けていたことで危険分散になっていた事と思うと路線は若干変化し始めた感があります。大量生産、消費は美徳、借金も財産の内といった時代にあって当然の変化かもしれません。その点電話金融は一件当たりの貸付50.000円前後で質屋本来の姿が残っていたと思います。昭和61年私代表に就任。

 <平成元年から現在・平成16年>                       
 平成になって電気製品、カメラなどの買取が順調に推移しました。ただこれらの商品は競争が激しく、相場の変動も早く質のゆったりさとは違うものでした。最近では数が減少していますがパソコン、デジタルカメラ、ビデオムービー、カメラやルイヴイトンを中心としたブランド品が目立ちます。質の面では、バブル時お客様が高価な品物をお求めになり質屋にもそんな品物が多く持ち込まれました。しかし崩壊後はそれも数少なくなりましたが、現在も遠方からわざわざお出で頂くお客さまも多く、有難いことと思っています。電話金融は56年前から携帯電話の普及、電話加入権相場の暴落により新規貸付の停止、既存貸付の整理に取組み、時代の変化を身にしみて感じます。
 また、この10年偽物の持ち込みが多く(高級時計、宝石、貴金属、さらに株券迄)頭を悩ませます。昔から質屋は偽物との戦いでしたが、今ほどは頻繁なものではありませんでした。防犯の面でも自衛防犯が強く求められる時代となり、本意とするところではありませんが、平成151010日に防犯カメラ、カウンターに防犯スクリーンを設置しました。これも時代の推移とご理解頂ければ幸いです。
  
よくお客さまに「景気が悪いと忙しいだろう」と聞かれますが、悪い時は同じように悪いのです。どちらかというと景気が良くなりつつある時、落ち込もうとしている時の方が良いと思います。品物やお金が活発に動こうとしている時が良いようです。この数年ブランド品の全盛で、質屋も買取とバーゲンばかり注目されますが、こればかりではなく、本来のお金を借りていただく、不要になった品物をしっかりした値で買うといった質屋本来の仕事を忘れずに営業していきたいと思います。       


  

 
 「ハヤ」 平成15年入社 防犯担当 


13. 偽物にやられた 
 お恥ずかしい話ですが、偽物のカルテイエの時計に引っかかってしまいました。午後3時頃、今日はヒマだなと思っていた丁度そのとき35歳位の男性が来店しました。背広ネクタイできちんとした身なりです。時計を見ると文字盤はOKだが裏ぶたの彫り(数字、アルファベット)はちょっと薄いかなと感じながらも、「4〜5日で受け戻す。明治大学の卒業生で学生時代にに来たことがある。今は品川区に住んでいるが思い出して来た。」と話す相手のペースに乗せられて、質で150.000円お貸ししました。
 台帳に時計名、モデル、製造番号を書く段になり再度ルーペで見て、すぐに’やられた’と分かりました。
どうして預かる時に分からなかったのかと聞かれますが、魔が差したと言うしかありません。お客さんが来ないかなと思っていたのと男性の昔話で、注意力が散漫になったのかと思います。その時計は偽物ですから一銭にもなりません。3ヶ月後廃棄処分です。
 
質屋に偽物を持ち込むタイプは2つあります。一つは本物と思って持っている方。この場合は驚き、がっかりして帰 ります。もう一つはだましてやろうと最初から計画している人。これは個人もありますが、グループで日本中を回り、業としている人達もいます「お扱いできません。」と断ると、怒って帰る場合が多いです。何で文句を言われるか不思議です。
 偽物をコピーと言い変える人がいますが、やめたほうが良いと思います。言葉の置き換えで本来の意味を隠す、薄くすることは、最近特に多く感じます。だめな事はだめとはっきり言うことが大事だと思います。 どう思いま
す?


14. たった一言

 質をご利用のお客様が返済しお帰りになる時、一言「この店に来て良かった」と言ってお帰りになりました。嬉しいお言葉です。

15. 強盗事件お見舞いお礼 
 この度は皆様にご心配頂き深く感謝しております.おかげさまで怪我もすることなく、現金の被害だけで済みました。お客様の預かり品も総て無事でした。刑事さんからも「こんな凶悪事件で、怪我も無く済んだのは考えられない事」と言われました。まさしく不幸中の幸いで、この幸いを無駄にしないように努めていこうと思います。

 事件の顛末は次のようでした。平成159月3日 強盗事件発生
午前850 店を開ける  855 歯医者さんに行くため鍵を開けて出ようとした時、4050歳の男ピンクのサングラス、右手に刃渡り20p位の刃物を振りかざし侵入。刃物を突きつけ「静かにしろ。金を出せ、金庫に案内しろ。騒ぐと殺すぞ。」 
この一瞬、瞬時に色々な考えが頭の中を駆け巡りました。このまま殺されるのか、殺されない為にはどうしたらよいか、家族が巻き込まれないためにはどうすればいいのか、非常ベルを押すか否か、犯人を興奮させてはいけない、………  そのままレジスターまで連れて行かれ、1万円札を強引に奪い取ると、さらに刃物を突きつけ「もっと出せ。素直に出さないと殺すぞ。」と脅迫される。「出せ」「もう無い」のやり取りの後、「縛るから横になれ」と、強引に押し倒されて足をビニール紐でぎゅうぎゅうに結わかれ、眼鏡は放り投げられ、口はガムテープを貼られた。そして犯人はそのまま逃走。

反省
○ この23年の治安の悪化をあらためて認識すること。
○ 自衛防犯第一歩はしっかり鍵を掛けること。訪問者は確認してから開ける。
  普段泥棒が入った時どんな行動をとるか家族で話し合っておく。(今回自分なりに考えていた事が大変役に立ち冷静に行動できた。地域で行う防災訓練、消防訓練等の重要性を再認識しました。)
  まさか自分の所には...」の意識から「この次は我が家」に切り替える。そして自衛防犯の再確認。
以上が今回の教訓です。当たり前のことばかりですが、当たり前のことを当たり前にすることの難しさ、大切さも感じました。
 皆様におかれましても私の経験を参考にして頂き、被害にあわないようお気をつけ下さい。

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16. 初の質草、幸運のおすそ分 
 これで貸してくれますか、と言ってお客様が葉書をカバンからお出しになりました。何を言っているのか分からずポカンとしていると、続いて新聞紙の切り抜きをカウンターに置きました。 「この年賀葉書、お年玉の懸賞で1等賞が当たった。賞品を何にしようか考えている。1週間だけお金がいるので50.000円貸してくれないか。当たりはこの切り抜きで確認してください。」 長く質屋をやっていますがこんな質草は初めてです。残念ながら質屋は動産と有価証券しか扱えないので丁重にお断りしました。そしてラッキーな年賀葉書に触れ、幸せのおすそ分けを頂きました。今年は良いことがあるかな    

17. 質草の原点
 港区麻布からお客様が、お母様が亡くなり残された和服を売りにみえました。HPをご覧になったそうです。
柳行李4個です。和服は着なくなり相場も大幅に下がっていますが、お客様は形見分けするにも着る人がいないし、かといってしまって置くスペースもないという事で和服を扱う質屋を探したそうです。品物からは生前大事になさっていたことが偲ばれるような整理状態でした。ユビワ1個で何倍もの商いになりますが、このような品物を労力と時間をかけて扱っていると質屋の原点に戻ったようで、心地よい疲労感とホッとした安らぎがが残ります。質屋・エチゴヤを強く感じました。こんな事を感じるのは自分自身意外でした。 相続に際し評価が必要なとき、換金する場合どうぞご相談下さい.   
         

18. 切れたネックレス
 中央区の女性から電話がありました。「エチゴヤ質屋さんですか。ブランド品以外でも扱ってくれますか。」
テレビや雑誌を見て、質屋はブランド品しか扱わないと思ったそうです。一般の宝飾品、切れたネックレス、古くなったユビワ何でも扱うのが質屋です。そういえば先日は「品物でお金も貸してくれるのですか」と驚かれた方もいました。間違った印象ができたようです。 質屋は”こんなとこです”とお話して、ご利用頂きました。

19. 今では良い思い出
60歳位の紳士が奥様と一緒にご来店になりました。「今日はお客ではありません。明治大学の学生時代お金に困ると時計で1.000円借りてしのいでいました。時計に1.000円の価値が無いのは私が一番知っています。それでも黙って貸してくれてうれしかった。郷里で就職し今年定年になり40年ぶりに母校や東京を見に来て、ついでに寄らせてもらいました。あの頃お店に居た奥さんはお元気ですか。」こんな思い出話をしてお帰りになりました。昔が懐かしく、お寄り頂くことが年に数件あります。私もがんばりますよ

20. 質のお客様から嬉しいメール
 
今回は色々とお手間をおかけしましたが快く、こちらの要望に応えていただき大変感謝しています。
本当にありがとうございました。質屋さんのイメージが、180度かわりました。


21. ジャンボ宝くじ  
 宝くじの話です。年末と夏の3億円ジャンボ宝くじの話題になりました。私は発表を待ちかねて、即当たりはずれを調べますが(ほとんどの方も同じと思いますが)、そのお客様は違うそうです。
 夏のジャンボの発表があると、当たり番号の書いてある新聞を切り抜き、宝くじと一緒にそのままそっとしまっておく。年末ジャンボの発表もおなじ事をします。それから初めて夏のジャンボの当たりを調べるそうです。同じように年末ジャンボは夏にみる。そうすると当たっているかな?の期待が6ヶ月、そして現実の当たりはずれとで倍に楽しめるそうです。お客様は6億当たったらどうしようとお話になって帰られました。人それぞれですね。


22. 友人の薦め  
 50年配のご婦人のお客様がお見えになりました。自営で和服関係のお仕事だそうで、この1〜2年特に商売が下降線をたどっていて友人の薦めで初めて質屋にいらっしゃいました。
 その友人は生活の中に質屋がしっかり入っていて、ちょっとお金が必要になると質屋で用立てて、その様子もとっても明るいそうです。要らないものは最初から買ってもらうことも出来るし便利よと教えてくれたそうです。なんか質屋のコマーシャルのような話ですが、上手に質屋をご利用頂き、友人にもお話頂き感謝致します。
 でも、質屋が言うのもおかしいですが金利は低いものではありませんので、上手くご利用頂くには必要な金額だけを借りる事・余裕が出来た時には即返済して短期に利用下さいとご説明し、質屋初体験をして頂きました。お預かりしたネックレスや指輪はご主人が買って下さったものなので必ず受け戻しますと言ってお帰りになりました。

23. 鑑定評価してくれますか    
「指輪やネックレスなのですが、評価だけでもしてくれますか」と電話がかかってきました。お聞きすると、お母さんがお亡くなりになり相続の品物で、姉妹で分けるのに適正な価格を知りたいそうです。さらに評価金額の証明書も書いて下さいとのことです。
当店は質と買入だけではなくこのような御相談にも応じています。評価金額については実際に換金できる金額としています。お客様は当店発行の評価証明書を受けとり、これで相続も仲良くできるとお話になっていました。 

24. 東日本大震災   
 23311日に発生した「東日本大震災」で被害を受けられた方々には衷心よりお見舞い申し上げます。 
318日、大田区にお住まいの2023歳位の青年がソニーのノートパサコンを質に入れに来ました。11月に出た新製品です。「これから宮城の実家に帰る。今回の地震では家族は皆無事だったが、家屋に大きな被害を受けた。少しでも多くお金を持って行きたいので貸してください。6月には返します。」 
本当に他人事ではありません。がんばってください。 
  

25. ホームページをリニューアルしました  
 
H24年1月ホームページをリニューアルしました。PCが故障して部品がなく修理できなくなり、新しいPCを購入しWindows7対応のHP作成ソフト「ホームページビルダ15」で作り直しました。説明書を読みながら目がチカチカしながらの10日間でした。テンプレートを使いましたので意に反し赤が目立つHPになりました。
それでもまあまあ綺麗にできてほっとしています。お気付きの点、説明不十分の点などアドバイス下さるようお願い致します。

26. 犬好きのお客様
 お客様は大の愛犬家でご自分も飼っていましたが数年前に亡くなってしまいました。「ワンちゃん元気」と声を掛けられ連れてくると、我が愛犬ハヤは尻尾を振って大喜びです。1年ぶり位なのに覚えとぃるようです。
そして、いつものように美味しいドッグフードをお土産に頂きました。犬に代わって「ごちそうさま」です。


エチゴヤ質店

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