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オールドレゴとは?

このサイトで扱うオールドレゴ、すなわち1970年代前半のレゴは、現代のレゴとはどんなところが違い、どんな特徴があるのでしょうか? 

ひとことで言うと「シンプル」。これに尽きると思います。
上の画像をご覧ください。1973年当時のレゴのパッケージについていたマークです。ロゴは現代と変わりませんが、右側の「黄・赤・青・白・黒」の図案は、当時のレゴのカラーを示しています。
つまり、レゴブリックにはこの5色しかなかったのです。もっともこれは基本ブリックに限っての話で、他に緑、グレー、透明の部品もありましたが、ほぼ樹木やプレートなどに限られていました。これらを加えてもわずか8色。現代のレゴが何色あるのかわかりませんが、軽く50色ぐらいはあるのでは?
特殊部品の数も現代のレゴよりずっと少なくて、セットものもほとんどが基本的な部品で構成され、わずかな特殊部品がその建物なり乗り物なりの性質を強く主張している……という感じでしょうか。

で、この限られた色、限られた形のブリックだけで構成された世界が、当方にはたいそう「美しく」見えるわけです。思うにこのシンプルさは、北欧ならではのものなのかナ〜とも。良し悪しの問題ではありませんが、オールドレゴはいかにも北欧デンマークらしいおもちゃ、現代のレゴはグローバル化もしくはアメリカナイズされたおもちゃという印象がしますネ。
ちなみに北欧文化に詳しい知人に聞いたところでは、冬が長くて暗いかの国々の人たちは、色彩にとぼしい風景の中でいかに豊かに暮らすかに知恵をしぼってきたために、造形や色彩の感覚が発達したのではないか、との事でした。


さてオールドレゴは製品の数も限られていて(品番が3ケタしかない)、その対象は建物と乗り物が主体でした。現代の「CITY」シリーズにあたる、町づくりおもちゃとしての性格が強かったのです。お城シリーズもキャラクターものもなく、それ以前に人形(ミニフィグっていうんですか?)もまだ登場していません。
オールドレゴの3本柱といえるのが、「レゴランド」シリーズと「自動車」シリーズ、そして「鉄道」シリーズでした。

「レゴランド」というのは、1968年にデンマークに作られたレゴのテーマパークの名前ですが、その後、1971年頃から製品のシリーズ名称として使われはじめました。それまでも発売されていた建物セットに、小型の各種自動車を組み合わせて遊ぶシリーズです。小さな箱にはいったレゴランドの自動車は、レゴの入門編としての役割も大きかったのではないでしょうか。


「自動車シリーズ」は1960年代から発売されていて、「レゴランド」の自動車よりも大型のモデルがラインナップされていました。各種トラックなど「働く車」が中心で、乗用車はほとんどなかったと思います。
1972年頃にこのシリーズは全面モデルチェンジされて、フロントグリルやホイールのデザインが変わった他、足回りパーツが白から黒にかわり、ひきしまった印象になりました。


そして「鉄道シリーズ」!   当方は物心ついた頃から鉄道が好きだった事もあり、もっとも思い出深い製品群です。もっとも持っていたのは単品の機関車と客貨車数両、あとはバラ売りパーツを組み合わせて作った車両で遊んでいました。一方でカタログに載っているゴ〜ジャスな列車セットの数々を、いつも指をくわえて眺めていたような気がします。そのせいで、今もオークションなどで古い列車セットが出てくると弱い……。ついガムシャラになってしますのです。


閑話休題。1970年代のレゴの鉄道シリーズは、白い枕木に青いレールを取り付けて作った軌道の上を、手押しまたは電動の列車が走るシステムでした。電動車両は単2電池3本を直列につないだ4.5Vで駆動するモーターで走ります。
これとは別に、レールから電気をとって手元のコントローラーでスピードや進行方向を変えられる、本格的な鉄道模型と同じ「12V」システムも存在し、カタログにも載っていましたが、日本では実際に流通した事はなかったのではないかと思います。これは青いレールの中央に給電用レールを追加し、動力車はシューコンタクトで集電する構造でした。車輪を介して集電する現在のレゴの鉄道シリーズとはなったく別のシステムだったわけです。
以上、オールドレゴの特徴をざっとご紹介しました。個々の製品にまつわる話題などは追ってブログにて紹介したいと思います。
ちなみに、現代のレゴブリックには長年に渡るさまざまな改良が加えられていますが、オールドレゴのブリックと何の支障もなくつなぎ合わせる事ができ、混ぜて遊ぶ事ができます。これこそレゴの本当のスゴさと言えるかもしれません。

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