未整理
巨神増殖現象
機敏と行動順
英雄暗殺
英雄離反
偵察部隊と襲撃
表示しない場合の戦闘処理

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巨神増殖現象
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 COM が理論上、有りえない数のガーディアンを率いている現象。12ターン目にして4体ものガーディアンを召喚していたこともあった。

 原因は、COM の巨神降臨使用処理に破棄策略の指定がなされておらず、常に手札の末尾に当たる策略が破棄されているため。巨神降臨が末尾にあれば問題ないが、そうでなければ他の策略を身代わりにして、延々と巨神降臨を使用してくることになる。

 そのため、COM はガーディアンを複数保有していることが多い。ただし、COM は巨神降臨をマスターの存在するエリアでしか使用せず部隊の処分もしないため、空き枠の関係で際限なく召喚してくることは通常ない。

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機敏と行動順
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 戦術画面で機敏に加算される乱数の範囲は0〜7。可能性としては機敏差7までなら逆転し得ることになるが (1/64=1.56%)、同値の場合の優先権は守備側にある。

備考:
 ちなみに、あるユニットが機敏差5を越えて先に行動する確率は、優先権があれば (6/64=9.37%)、優先権がなければ (3/64=4.68%) となります。機敏差5を越えて後に行動する確率はこの逆。COMのエルフロード、聖戦士のように群れている場合にはそれなりに起こり得る確率です。

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英雄暗殺
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 英雄が暗殺されるのは、0〜31の範囲の乱数が対象の攻撃力、技量、装甲、機敏の合計値以上になった時。レンヘーゲンの暗殺される確率は 32/32=100%。魔力などは関係していない。

 ただし能力値合計は最大でも26と見なすので、ギルバード、カイザード、レイモンドが暗殺される確率は 6/32=18.75% になる。

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英雄離反
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 英雄が離反するのは、0〜127の範囲の乱数が離反判定値よりも下になった時。性格によって基本となる値が決まり (法 32、中立 64、混沌 128)、それから維持費の8倍を引いたものが判定値となる (最低でも8)

 つまり賃金が高い方が離反しにくい。しかしこれだとレイモンドの離反率が高くなってしまうが、彼については判定値が4で固定されている (4/128=3.12%)

備考:
 混沌の英雄が離反しやすいのは高い賃金も関係しているのかと思っていましたが、実際には給料を多く貰っている英雄ほど思い留まってくれるようです。カイザードなどは並みの英雄よりも遥かに義理堅い。アゾート、ミーア=マスなども性格が中立ながら離反しにくい英雄ですが、果たしてお金に拘っているのか、給料分の仕事はするということなのか、実情は不明です。

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偵察部隊と襲撃
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 通過エリアが自領、同盟領、或いは敵領でもユニット数0ならば問題ないが、それ以外だと襲撃判定が発生する。

 まずはエリア守備側が偵察部隊を発見出来るかどうか0〜255の範囲の乱数で判定を行う。判定値は「偵察従事ユニット数×32 (最大 255)」で、乱数がこれ以下だと発見される。8ユニット以上で行くと 100% 発見されることになるが、中立エリアでは 3/4=75% の確率で見逃してもらえる。

 襲撃は得点を攻撃力/防御力とする簡易戦闘処理で判定するが、COM 同士の省略戦闘に使われる処理とはまた別の処理になる。基本的には点数が互角かやや負ける程度ならば1ダメージで済むが、偵察部隊が地上/飛行ユニットの混成であるとまた事情が違ってくる。

 襲撃側地上ユニットは、偵察側飛行ユニットを攻撃することは出来ない。襲撃側飛行ユニットは、敵に飛行ユニットがいた場合その攻撃に専念する。また偵察側飛行ユニットは、手隙であっても偵察側地上ユニットを援護することは出来ない。

 偵察部隊が混成であると、上記の法則上、地上部隊か飛行部隊のどちらかが集中攻撃を受けることになりやすいので、互角の得点でも犠牲が出やすい。

備考:
 1ユニットからなる偵察部隊が発見される確率は、33/256=12.9%。中立エリアで発見されて見逃してもらえない確率は、33/256*1/4=3.22%。

 余談になりますが部隊が全滅する時、通常は「偵察部隊が襲撃を受けた!」「偵察部隊が全滅した!」となりますが、飛行部隊だけで偵察していた場合には、いきなり「偵察部隊が全滅した!」になります。

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簡易戦闘処理
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 戦闘力は得点。ただしランク修正が通常とは違い、0/2/4/6。
 地上戦力と飛行戦力で分けて集計する。

 襲撃側の得点合計から偵察側の得点合計を引いて、対象ユニット数で割った値が個別ダメージとなる (最低でも0)
 個別ダメージには、乱数(0-3)が加算される。装甲は得点/8 (端数切捨て) で、最終ダメージは最低でも1。

備考:
 なお英雄能力などは加算されません。ランクDでもAとの戦力差は少ないので、相手がL5でも、地上か飛行どちらかで12ユニットそろえてあればダメージは1で済むことが多い。

 特に飛行だけでそろえれば敵地上ユニット分を無視できるので、被害を抑えやすい。中立の森林、遺跡のように飛行ユニットが出現しないエリアなら、飛行ユニットは単独でも安全に偵察出来る。ただし、発見されると1点はダメージを受けます。

 8ユニット以上で偵察した場合、確実に発見されてしまいますが、全ユニットが飛行と再生を持つクリムト軍ならば、状況によっては襲撃覚悟で偵察するという手も有効かもしれません。

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表示しない場合の戦闘処理
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 「機能/画面/敵の戦争を見ない」設定にしている場合の処理。敵の戦争に限らず、委任エリアの戦争も含まれる。

 この項では、一見矛盾している「L5中立相手に活躍するランクD委任部隊」と「L5中立相手に返り討ちに遭う COM」についても推測する。結論だけを知りたい場合は、「詳細な流れ」を飛ばしてその下へどうぞ。

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大まかな流れ
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 まずはそれぞれの戦力値合計を比較し優勢度を求め、退却判定や優勢度修正の加算が行われる。
 その後、戦力値合計に乱数(0-255)を加算した値を元に倍率表を参照し、基礎ダメージを算出。
 その基礎ダメージを戦闘参加ユニット数で頭割りにしたものに、乱数(0-15)を加えたものが個別ダメージとなる。

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省略戦闘の特徴:
 制限ターンは 32。最終ターンでは攻撃側の戦力値合計は1に固定され、追撃を受ける (戦力値合計の比較で圧倒的に負ける)
 個別ダメージの適用では、1/256 の確率で致命的命中が発生する。
 致命的命中のダメージは、最大ダメージである 60 点に固定されている。
 中立戦力からの乱数加算前ダメージは、37.5% に軽減されている。

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詳細な流れ
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  1. 攻撃側、防御側の戦力値合計を求める。
  2. マスターが参戦していれば合計値に +100、不参加の場合は1を加える。
  3. 制限ターン切れ/最終ターンの場合、攻撃側の戦力値合計は1になる。
  1. 攻撃側/防御側の戦力値合計の比較。
  1. 攻撃側/防御側の戦力値合計に、判定のための乱数(0-255)を加えて比較する。
  2. その結果を元に倍率表を参照し、乱数加算前の戦力値合計を何倍するか決めるのだが、どうやら機能していないようだ。
  1. 最終戦力値合計 (乱数加算前) を 1/16 する。倍率は常に1扱い。
  2. 中立戦力の場合は、更に 3/8 する。
  3. これを戦闘参加ユニット数で割ったものが個別ダメージとなる。
  1. 個別ダメージに乱数(0-15)を加える。この時、1/256 の確率で致命的命中が発生する。
  2. ダメージを軽減するのは、技量と装甲の平均値。ダメージは最低でも1。最大でも 60。
  3. 致命的命中が発生していた場合は、軽減なしの 60 点ダメージになる。
  1. ダメージはまずMPに適用され、MPが足りなかった場合の余りはHPに適用される (MPがなくなると、戦力値は大幅に減る)
  2. ダメージを適用してもまだMPが残っている場合、もう1回ダメージが発生する (MPはHPの2倍ダメージを受ける)
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L5中立相手に活躍するランクD委任部隊:
 まず省略戦闘だと、ランクAとDの差が小さい。特に命中判定がないのが大きい。
 また中立戦力からのダメージは 3/8 されているため、ランクDでも最上位を12ユニット用意できれば問題なく勝利することができる。

 これは COM マスターが中立エリアとの戦闘で消耗してしまわないための救済措置と考えられる。

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L5中立相手に返り討ちに遭う COM:
 では何故、COM マスターは中立相手に返り討ちに遭っているのだろうか。

 最初はダメージのゆらぎ、マスターが期待値の 1.1 倍のダメージをくらい、他が 0.9 倍のダメージだったことで真っ先にマスターが脱落しているのかと考えたが、中立からのダメージは 3/8 されているため有り得ない。その前に中立側が全滅する。

 となると考えられるのは、ダメージ軽減なしの 60 点ダメージである致命的命中だ。しかし、致命的命中の発生確率は 1/256 = 0.390625% しかない。体感的にはしょっちゅう返り討ちに遭っているような気がするが、これはどういうことか。

 ポイントとなるのは判定回数。L5 の中立が相手だと、たまに COM は攻めきれずに退却しているが、この時、戦闘は制限一杯である 32 ターン行われたと考えられる。省略戦闘の場合、相手の戦力に関わらず毎ターンダメージが発生するため、致命的命中の機会は 32 回。

 これを計算してみると 11.77% の確率で致命的命中が起こる。412 回の機会があるとすると、約 80% の確率で起こり得る。特に根拠はないが COM が1回の戦闘に 20 ターン掛けるとすると、20 回に1回は返り討ちに遭ってもおかしくはない。

 中立戦力からのダメージは 3/8 されているとは言え、防御力に変わりはない。倍率表の影響もありそうだが、そのため L5 中立が相手だとどうしても長期戦になり、マスターが致命的命中を貰うという事故が発生しやすくなる。

 つまり確率から見れば、これは不思議でもなんでもない現象と言えるようだ。



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