彷徨う未知への渇望。潜む現象/構造/音響とのアクシデントな接触。発見する喜び。その記録。



01*

Place:
犬吠崎/千葉 Date: 2002, 5-26

Material: 鉄パイプ/石/流木

Note: 岩場を横断する排水パイプが気になった。そこに石を落としてからしばらく周辺の素材と遊んでいた。後ろでは波の音がエンドレスに鳴っていた。

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02

Place:
武蔵国分寺公園/東京 Date: 2003, 4-19

Material: 歩道橋の排水管

Note: 歩道橋の下を通過する車をまるで追い掛けるかのように、
増幅された持続音が排水管のパイプの中でうごめいた。時折、風で転がってきた小石がパイプの中へ落ちて行った。

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03

Place:
東八道路/東京 Date: 2003, 4-22

Material: スピードメーターボックス

Note: 深夜に街道沿いを歩いていたら暗闇の中でうねりをあげているモーター音が耳に入ってきた。ボックスの中では想像も付かないような饗宴がエンドレスで繰り広げられているようだった。

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04

Place:
多摩川/東京 Date: 2003, 4-28

Material: 錆びた金属板の階段

Note: 川岸と川に面した道路とを繋ぐ古い金属製の階段を上ったらそれだけで重厚的な響きを奏でた。しばらく上ったり降りたりを繰り返す。のどかな日。

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05

Place:
光が丘/東京 Date: 2003, 5-1

Material: テニスの壁打ち

Note: 市民が憩う公園の中、お腹に響くようなアタック音がランダムに壁を響かせていた。よってたかって壁にボールを打ち付けれらる壁が醸し出すインダストリアル・フィーリング。

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06**

Place:
小金井/東京 Date: 2003, 5-9

Material: 花瓶/オートバイ

Note: 花瓶の中にマイクを入れてバイクの後ろに乗ってしばらく走った。バイクのエンジン音が花瓶の中で不思議な感触の響きに変容された。(この音は"Vase Echoes" abh-09 にも収録されています)

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07

Place:
道頓堀/大阪 Date: 2003, 6-12

Material: くいだおれ

Note: 大阪名物を目の前にした時、別の感覚が出てきた。後ろに回って、太鼓を鳴らしているメカニズムを見る。思いのほか重く響くインダストリアル風アタック音。

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08

Place:
自宅/東京 Date: 2003, 9-4

Material: 花瓶の中のカナブン

Note: 台所で何処からか「ジー、ジジー...」とノイズが聴こえてきた。出所を確かめたら一輪挿しの花瓶の中に過って落ちたカナブンが時折り中でもがいている音だった。それは不思議な電子音にも聴こえた。

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09*

Place:
袋田の滝/茨城 Date: 2003, 9-13

Material: 吊り橋のワイヤー

Note: 吊り橋のワイヤーにマイクを付けてモニターしてみた。僕の背後を観光客が通り過ぎると橋全体が揺れてワイヤーの振動を活性化させ、不思議な音の現象を引き起こす。

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10

Place:
福生/東京 Date: 2003, 10-14

Material: DEMODE DINNER(Cafe)のトイレの換気扇

Note: トイレに入ると低音の持続音。それでいて微妙な抑揚がある。用を足すのをそこそこに、便器の上に上がってマイクを取り付けた。

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photo by: *Y.Sakai (hidden art) / **J.Shoji (hunter) / no mark N.Yamada (abh)


To Be Continued...




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