この度私たちのライフワークである絵本『算数たんけんシリーズ』の
8巻目「大きな数のかけ算」が誕生いたしました。
11年かけて8册まとまりました機会に、全巻の表紙題名を「9までのたし算ひき算」「かけ算とかけ算九九」などと、内容がわかるように改め、全8巻を第汪セットといたしました。

 私たちがこのシリーズ絵本に込めたメーッセージは「ナルホド!ホントニソウナンダ!」ということです。子どもたちは心の底からわかることで、算数好きになってくれます。その喜びを絵本のなかで、子どもたちが自分自身のものにしてくれることを願いました。

日本の算数・数学教育の現状を省みますと、まさに「危機にある」の一言です。
0ECD(経済協力開発機構)の国際調査(PISA2003)で、順位は6位とトップグループを維持していますが、「算数数学が好きか」「算数数学を学ぶ意義があると思うか」「算数数学の授業が待ち遠しいか」などの問に対する肯定的な答えは40カ国中39位と40位なのです。ここに1石を投じているつもりです。

私たちには、あと第期5巻を作る仕事が残っております。今後ともよろしくお願い申し上げます。

 2006年4月7日      まついのりこ 松井幹夫