コミケ体験記

ここでは、1999/12/24、25、26と東京のビッグサイトで行われた、
コミックマーケット57の体験談をつづっています。
今回、3日とも行くのはツライので、3日目にしぼって行きました。

今後、行かれる方、行きたいなと思っている方、
参考にしていただければ幸いです。

また、行ったことのある方は、そうだったなぁと
笑っていただければ幸いです。

*目次*
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序章 〜旅立ち〜

第1章 〜期待と不安〜

第2章 〜困惑の砂漠〜

第3章 〜たどり着いたその先に〜

最終章 〜祭りの後に〜

                              なんちて

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行ったひと:僕、M上君、S田君、H川君

行きかた :M上君の車(デミオ)で国道1号線を激走。

 

12/24 15:00
コミケにいくかどうかで、友人と相談が本格的になる。(もうコミケ1日目は終わりかけているというのに、この時点では決心が鈍っていた)

12/24 23:00
最終的には地獄列車(大垣発の臨時夜行列車のこと。僕たちの間ではこう呼んでいる)か、自動車か、行かないかというところまでいったが、結局自動車で10時間かけていくことに決定。

12/25 0:00
コミケ常連の友人S田君のパンフを頼りに、インターネットで情報収集開始。

12/25  3:00
朝11時集合だと言うのにこんな時間までネットをやっている。

12/25  4:00
帰宅。そして、母親が作っておいてくれた冷めたクリスマス料理を温め、寂しく食べる。(母ちゃんごめんよ)前日風呂に入っていなかったため、いそいで風呂に入る。

12/25 5:00
多少の準備をして就寝。

12/25  9:00
起床。急いで朝食を取り、身支度を済ませる。

12/25  10:00
自宅を出発。JR岐阜駅に向かう。

12/25  11:20
4人がJR岐阜駅に集合。地獄の長旅が始まる。

12/25  日中
この間、約10時間、M上君が運転をしてくれていた。終電に間に合わせるために国道1号線をかなり飛ばしていたので、到着時はもはや死にそうな状態だった。

12/25  21:00
M上君の親戚の家(神奈川県内)に到着。車を預かってもらう。

12/25  21:12
電車に乗り換えて、ゆりかもめに乗るために新橋に向かう。

12/25  22:30
新橋のラーメン屋で遅めの夕食。これからの戦いに備えて最後の晩餐を胆嚢。

12/25  23:30
新橋駅を出発。多くのカップルが押し寄せてくる中、ゆりかもめに乗り込む。そんな中「いったい僕たち、クリスマスの日にこんなところで男4人、何をやっているのだろう?」と来た事に後悔し始める。

12/26  0:00
東京ビッグサイトに到着。あまりのデカさに圧倒される。

12/26  0:10
東館の並ぶはずの場所に到着。しかし人影はあまりなく、疑問に思っていると、係員らしき人に、「徹夜で並ぶ人は邪魔になるので西館の向こうの公園で並んでいる」とあきれたように言われる。早速、その場所に急行。

12/26  0:30
係員に言われた公園に到着。ここで、信じられない光景を目撃する。海辺に沿って数百mほどの4にんずつのきれいな列ができている。トイレにも長蛇の列。僕は、あきれて笑いがこみ上げてきた。ここまでならまだありえる(?)と思うが、最後尾らしきところに来たかと思ったら、列に並ぶための整理券がどうのこうのと言われ、その後ろを見るとまだ数百mの列ができていた。ここで僕は絶句し、並んでみたものの、こなければよかったと本気で後悔する。現実逃避のため、ラジオでアニラジ(ポリケロの〜)を聞き始める。クリアに聞こえる文化放送につかの間の喜びを感じる。

12/26  1:00
民族大移動開始。1km程度の道のりをアレな行列がぞろぞろと続く。はたから見れば、さぞ不審な集団だったであろう。(ちなみにラジオは「マル天」に変わっている)

12/26  1:30
30分ほどかけて、東館の近くの駐車場に到着。ここでビッグサイトとは反対方向に連行される。長い駐車場の約500m端まで行って折り返してくるのだが、これが長い。先も見えずに連行されるため、どのくらい行かされるのか不安になり、列の長さをあらためて痛感させられる。(ちなみにラジオは「あっことめぐの〜」に変わっている。しかし、あまりの現実にラジオにも集中できない)

12/26  2:00
やっとの事で折り返し、100m程度進んだところで、東館に並ぶか西館に並ぶか分けられる。僕たちはもろもろ(?)の条件から西館を選択。しかし、すぐには移動せず、東館近くの駐車場で一旦落ち着く。友達3人はなぜかドラクエの呪文で古今東西をやっていたが、僕は前日の睡眠不足と体力温存のため、強風吹き荒れる東京湾の人工島の駐車場の寒空の下で睡眠をはじめる。(ちなみにアニラジは「電撃大賞」だが、松野&栗林の声もうわのそら。ラジオドラマになったので聞くのをやめて、真剣に寝に入る)

12/26  4:00
西館へまた民族大移動のため、たたき起こされる。体は冷え切っていて、マジ寒い。確か寝始めたとき、隣はM上君だったはずだが、H川君になっていた。後にM上君は寝られないと嘆いていたらしい。後ろを見ると、列は更に伸びていて、コミケの凄さにまたあきれ、恐ろしくなるのだが、こんな前にいるのかと少し嬉しくなる。(しかし、西館で1,000人目ぐらい)

12/26  4:30
西館前到着。この辺の記憶はあまりないが、寝るしかないので、すぐ寝たはず。寝れないと言っていたM上君とS田君もここでは何とか寝ていた様子。

12/26  6:30
明るくなり始める。ここでは座って寝ていたため、足がしびれた。目が覚めたため、そこら辺をぶらぶらしていると、当日分のパンフ販売が始まる。ふらっと見に行くと、西館の入り口脇の飲食店がオープンしているではないか。暖かそうな店内に引き寄せられ、冷え切った体の僕には、まさに天国。砂漠の中のオアシスとでも言ったところか。まだ、みんな発見していないらしく席は空いていた。そこでM上君を呼んできて、彼はココアを僕は紅茶を注文。しかし、出てきたものは紙コップ一杯のお湯とティーパック。これで200円であったが、暖を取れるということでなりふりかまっていられなかった。トイレも外のトイレは長蛇の列だが、ここはすぐに入ることができて得した気分になった。

12/26  7:00
次第に店内も混んできて、周りではみんなパンフのチェックに余念がない。中にはノートパソコンでネットに接続し、情報収集しているツワモノもいた。

12/26  7:30
僕らも作戦を立てねばということで、パンフの地図のコピーを作りにコンビニへ。(気合が入ってないのか、同人誌に金をとっておきたいのか知らないが、パンフはS田君しかもっていないのであった)僕たちが並んでいる場所の一段下では、もう僕らの並んでいる分の倍以上の列ができている。(上から見ると人の海)その脇をすり抜け、2件あるうちのまず、サン○スに行くと朝食の買出しの人で大混雑。コンビニで入店規制をしている光景をはじめて見た。とくにカップラーメンは人気でお湯の前には長蛇の列。その横のコピー機にも数人の列ができている。開場まで時間がまだあるし、このぐらいならと並ぶ。(わりと並ぶことにマヒしてきている)しかし、一向に列は進まない。それもそのはず、こんなところでコピー本を印刷しているではないか。とりあえず待ってみたが、500部程度やっているため、次のページに入ることを確認すると、M上君に並んでおいてもらい、もうひとつのヤ○ザキ○イリーストアーへ移動。ここは、2台コピー機があったのだが、一台はサン○スでやっていた人の仲間と思われる人がここでもコピー本を作っていた。もう一台はその人によるとB5(だったかな?)の紙がないらしい。僕はどんな紙でもよかったのでさっと済ませたが、ここでもコピー本を作っていたのかと恐ろしくなる。

12/26  8:00
並んでもらっていたM上君に連絡し、戻る。ここで彼いわく、30分以上もコピー機の前で並んでいたのは初めてとのこと。僕ももちろんそうだが、あらためてコミケの恐ろしさを知る。

12/26  9:00
パンフの最終チェックおよび同人誌の購入の分担を決める。僕は、最初にラブひな赤松先生のLEVEL-Xに並ぶことに決定。

12/26 10:00
待ちに待った開場。東館に向かう通路は、もはや地獄。係員の注意も聞かず、コミケの亡者と化した人々はわれ先にと進むため、満員電車も顔負けの、押し合い圧し合い。やっとのことで東館へ突入。ここから、目的のブースに急行。列は会場内にできると邪魔になるので外にできているので外へ出ると、すでに数百人の列。(人気ブースはあらかじめそういった所に配置されている)げんなりしながらも、並びはじめる。

12/26 11:20
やっとのことで、新刊「ラブひな三昧」5冊、再販本1冊GET!!

12/26 冬コミ会場にて
この後、人気ブースに並ぶ気力も失せて、チェックしてあった会場内のブースを転々とする。主な所では、ジャンヌのアシスタントさんたちのブース、アニラジグランプリのコミックレポートを書いているいいづみ蜜先生のブースを訪れる。結局、総額5000円程度しか(?)、買わなかった。

12/26 13:30
企業ブースも見たかったので、疲れきっているにもかかわらず西館に戻る。考えることは皆同じで、西館に流れる人が多い中、コスプレした人が多発し始める。それもそのはず、西館にはコスプレスペースもあったのだ。会場には、階段しか通じてなく、疲れきった足を引きずり、死にそうになりながら登った。やっとの思いでたどり着いたその先には、コスプレした女の子を囲むカメラ小僧という異様な光景があちこちに展開されていた。あまりの光景に、力尽きベンチに座りこんでしまう。

12/26  14:00
コスプレした人たちを横目に企業ブースへ。3日目の終わりがけということで、各ブースの商品もあまりなく、もう終わろうとしている様子だった。しかし、雰囲気は感じられ、こっちはこっちで凄いとあらためて実感した。

12/26  14:30
予定集合時間(15:00)前にみんな集まっているということで、集合命令が下る。特に買うものもなかったので、また東館に移動。

12/26  14:50
待ちくたびれた友人と別に地獄列車で来たH置君と再会。ちょっとキレ気味の友人に謝りながら、東京駅行きのバスに乗り込む。

12/26  15:30
30分以上、立ちっぱなしでしかも防寒のためかなりの厚着をしていたため、バスの暖房で灼熱地獄を体験する。徹夜、コミケでかなり体力を消耗しているにもかかわらず著しく体力を消耗、疲労困憊で限界を感じる。

12/26 16:00
体力ももうないはずなのに、ナゼか秋葉原に。この気力はどこからくるのだろうか?自分でもオタクって恐ろしいと感じながら、遅め(どころぢゃない)の昼食をとる。目的のラーメン屋が込んでいたため、向かいの中華料理屋で我慢。しかし、おおはずれで一同げんなり。

12/26 16:30
虎の穴へ移動、一部の同人誌を売却。その後、リ○ティーなどに立ち寄る。

12/26  17:30
帰りが遅くなるとのことで、早くも秋葉原駅に集合。

12/26 19:00
M上君の親戚の家に到着。お礼を言って、早速帰路につく。(僕のバイトが明日からあるため明日の朝までに帰らなくてはいけなかった)帰りは箱根越えはきついということから清水まで高速を利用。この間もM上君が運転していた。第2ドライバーの僕はつかの間の睡眠を取る。

12/26 20:30
清水ICで降り、とあるコンビニに。ここで、限界を感じたM上君と交代。約1年ぶりに運転するM上君の車に戸惑い、第1交差点で早速エンスト。(彼の車はMTで僕はいつもAT)

12/26 帰りの車中にて
この後、無理やり東海ラジオにチューニングし、ラディコミ、タコ少女、サンラジ、CLUB−dbといつものアニラジを聞きながら、岐阜まで激走。3人は寝ているなか眠いはずなのに、アニラジがあれば大丈夫な自分ってと我ながらあきれる。

12/27  1:30
岐阜を目前に国道22号で暴走族につかまる。つかまったとはいえ、前を30km/hでのろのろと走るといった嫌がらせ行為なのだが、極限状態で運転している僕はキレそうで、危なかったらしい。

12/27  2:00
岐阜に到着。友人と別れ、極寒のなか原付を30分も飛ばし、自宅に。最後にも極寒地獄が待っていたのであった。