ゲルニカな現場

ゲルニカが実際に録音するときの様子を少しだけご紹介します。
2004年2月29日、桶川市民吹奏楽団の演奏会でセッティングした様子です。
ちゃんと仕事もしてるんですよ(笑)。

○ マイクのセッティング

・ECM-737

 ワンポイントマイクです。端子はステレオミニジャックになってます。

・ECM-290F

 コンデンサマイク。端子は標準ジャックです。music用とvocal用のスイッチがあります。

※設定

 737には集音角度90度と120度の切り替えスイッチがあります。ここでは90度に設定しました。
 290Fは下から見て角度が120度になるように設置してみました。
 737でステージ上で鳴っている音を、290Fでホールの響きを録るのが狙いです。
 いつもはマイクスタンドは一番高いところまで上げるのですが、今回はいろいろ調整した結果いつもの5分の4くらいの高さで抑えてみました。

○ ミキサー等のセッティング

これがいつもセッティングのときに悩んでしまうところなんですが、今回はこのようにしてみました。

(1)TASCAM S06

 6チャンネルミキサーです。すべてマイクINがあって、ほかには1〜4chがラインIN、5と6chにはphonoINが備えられています。

(2)〜(5)

 「ゲルニカな機材たち」を参照してください。

(6)audio-technica AT-DSL1

 光デジタルと同軸デジタルを双方変換するためのユニットです。TCDシリーズを使うときには必需品です。

※ 接続概要

  • 737のミニジャックをピンに変換し、それぞれを(1)の5及び6chのphonoに接続。
  • 290Fの左を1chへ、右を2chへ接続。
  • panは1及び5を左へ。2及び6は右へ。
  • それぞれのチャンネルレベルは7で固定。マスターも同様。
  • (1)のPGMoutから(2)のLineINへ。
  • (2)のLineOUTから(5)のLineINへ。
  • (2)のopticalOUTから(6)のopticalINへ。
  • (6)のcoaxialOUTから(3)のDigitalINへ。
  • (3)のLineOUTから(4)のLineINへ。
  • アナログINとなる(2)、(4)及び(5)はモニタリングの結果3.5で固定。

 以上の接続でマスターを(2)で録音、バックアップを(3)〜(5)で録音することになります。
 実際にはバックアップは1台しか稼動させないことがほとんどです。どれを使うかはその時の気分次第(爆)。

・・・・とまぁこんな感じでソースを録音するわけなんですが、このときのホールはどう調整しても前列木管の音がなかなかよく聞こえてこなかったんです。
 録音されてはいるんですがなんか遠い感じが。
 南浦和の「さいたま市文化センター」ではこのシステムでうまく録音できたんですが。
 ホールによっていろいろ調整しなければならないようですね。まぁ当たり前の話なんでしょうが。

 次回録音するときには入念にモニタリングを重ねてベストなものを作り上げたく考えております。