20006月中、下旬に英国を歩いて廻ったとき、艦隊航空隊ヨービルトン基地を訪問しました

 

Royal Navy Historic Flightの格納庫の前のエプロン ハリアーは実施部隊が2個だけだそうです

 

 

まず後部座席から 赤い色は羽布を内側から見たもので、英国機共通の緊張ドープの色です。

操縦席と後部座席の仕切り壁にあけてあるメッセージ手渡し用のばね式ふたつきの窓。

モケイを作っていたときは何だろうかと思っていましたが、ブライアンさんも種明かしをしてニヤリとしていました。

偵察士席 向かって左が前方です。いすは床に折りたたんだ状態で、中央に見えるワイヤーにベルトを結んでおくのでしょう。

丸いのは下面に通ずる孔のフタと思われます。

ダークグレーの円盤は鉛のバラストで重心位置を調整するためのものです。

後部座席に補助燃料タンクを搭載する場合に調整したのでしょう。

信号弾ラック

偵察員(ナビゲーター)用の対気速度計と高度計。英空軍の高度計は型式がどこでも一緒です。

その右の円盤は、航法計算盤(コンピュータ)。

最後部の銃手/無線手席 右が後方。

消火器と手すり

最後部のルイス銃架の軸受け部。角度はノッチで固定する方式です。

防御用のルイス0.303機銃格納部の溝が面白い形状です。

 

中央に見える赤い半円が「キックステップ」で、内側に倒れます。

体重を支えるだけの強度があります。

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後部胴体の内部点検用ジッパー。

後部胴体のパネルをはずして内部を見る

 

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こじんまりとしたウインドシールド

その前の支柱に操縦ケーブルがくくってあります

操縦席 一番上は背当てクッションで、緑色が独特です。

パイロットはシートタイプのパラシュートを装着したのでしょう。

下は計器盤で、磁気コンパスが下向きで、鏡で反射させて読み取るのが興味あるところです。

 

 

エンジン後部補機類と燃料タンクタンクは防弾式には見えません。

こまかな骨とファスナの留め具に注目。

機首右舷側イナーシャースターターを回すハンドル太い腕で頼もしそうです。

左舷側のハンドルの軸の取り回し。チェーンを介してスターターを回すようになっています。

上段右:独特のオイルクーラーひれは何枚あるでしょうか?

壁に何気なく重要部品が立てかけてあります。

左側:ブリストル・ペガサスエンジンと排気リング独特の焼けた色に注目。

右側:主翼展張時のロックレバー安全ピンが入れてあります。

張線は付け根直径が15ミリ以上ある代物で、つぶして楕円形断面にしています。調節のねじ部は転造でしょう。

下翼の前縁ピン 折りたたんだ主翼を前方に展張したときに内翼側の孔にはまり込んで強度を保ちます。

四角い穴はロックピン(かんぬき)用か?

水平尾翼前縁 右のケーブルは操縦索で、カバー内部にプーリーがあり上面に沿って導かれています。

胴体構造との隙間に注目。

水平尾翼上面の細く見える張線は、断面が平たい楕円形で空気抵抗を減少させています。

後部胴体内部から尾翼に向けて(右へ)出ている操縦索

5ミリくらいもあるもので2重系統になっているのはさすが軍用機。

ご満悦の面持ち

足元に窓がありますが、これは操縦席の床下になります。偵察員席がここまで延びているのでしょう。

この位置で主翼後縁にあるダイヤルをくるくると回すと両翼のエルロンが下がってカタパルト射出時のフラップとなります。

 

座った感想:視界良好で3点の角度も浅く、飛ばすだけであればさほど難しくないでしょう。750馬力あれば充分です。

 

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