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温泉マニアの最北医学生

最新のお勧め温泉(独断と偏見による)040927

●ガストホフ ぱぴりお(砂湯温泉・弟子屈町)
 砂湯の近くにあるいわゆるペンションだが、よく見ていないと入り口を見逃し通り過ぎてしまう。車から降りるとリスが走るのが見えるような、少し入っただけなのに立地条件が最高だ。露天風呂にミルクタンクを使っているのが一見奇抜だが、フタを開けてお湯につかると聞こえてくる鳥の声は、まさに森の中と言うにふさわしい。重曹泉のしっかり暖まり、肌触りのいいお湯がかけ流される、贅沢な温泉である。ホームページへ

ちりんの温泉ポリシー

私はドライブも好きだが、温泉に入るのが好きだ。温泉に行くために走っているのか、走る目的を温泉に見出しているのか、いずれにせよ走って温泉に行っている。

温泉と言っても色々あるが「北海道いい旅研究室」という本で舘浦海豹(あざらし)氏が主張している「正しい温泉」の考え方に賛成する。私が理解している範囲でその考え方を列挙すると

などとなる。加熱したらもったいなくて循環させて、循環させると濾過・消毒する必要が出てくる。湧出量より大きい規模で湯船を作ってしまうと、水を加えて薄めたりすることになるが、水道水を使うと塩素が入っている。湧出量が足りないくせにジャグジーでお湯を早く劣化させてどうする。と、つながった考えである。加熱していてもあふれるままに流してしまうものは良い。

北海道はいかにもいい温泉がたくさんありそうだが、実際には火山の近辺を除くと最近できたエセ温泉も多い。私が「エセ」と言うのは、湧出温度が低く、一生懸命湧かして消毒してできた、特に公共温泉に多いパターンである。

そんな中で、私の独断と偏見でお勧めの温泉を挙げてみる。


これらはおおむね次の基準で選んだ。

というわけで、責任は持てませんが、参考にしてみて下さい。
この他に「ここがいい」という温泉があれば、教えて下さると嬉しい限りです。

040523の独断と偏見

●ホテル パークウェイ(川湯温泉・弟子屈町)
 川湯温泉唯一という重曹泉が豊富に使われている。湯触りが柔らかく、体への刺激は強くないが、芯からしっかり、そしてじっくり暖まる。内風呂と、男女別の檜の露天風呂もいいのだが、混浴露天風呂が特筆すべきだ。岩を大胆に配した広々とした湯船に、お湯がなみなみと注がれ、落ち着いた庭園に囲まれている。清掃はきれいにされているが緑の藻が底にうっすらとあり、そのためお湯が薄い緑色をしているが全く不快にはならないものだった。

031227の独断と偏見

●銀婚湯(上ノ湯温泉・八雲町)
 函館から北に1時間かそこら車を走らせた、山間にある温泉旅館。広い内湯と露天風呂にはお湯がふんだんにあふれていて、取り囲む木々からは鳥のさえずりが聞こえてくる。お湯の良さとお風呂の良さだけでも語りきれないが、宿泊者専用の露天風呂・家族風呂、食事の美味しさ、部屋・建物の雰囲気、そしてもてなし全体については、両親にプレゼントしたい宿として真っ先に挙げたいと思う。結婚もしてないのに、銀婚の記念に来たいと思えるような、そんなお勧めの宿。

●民宿500マイル(白老町・虎杖浜温泉)
 トラックががんがん走る国道36号沿いの民宿だが、部屋に入ると窓からは海が一望でき、太平洋の波の音しか聞こえない。日帰り入浴はなく、浴室は全て貸し切り可能。特に露天風呂では、打ち寄せる波と目の前に広がる太平洋が、朝には朝日も加わって、スケールの大きな風景を作り出す。お湯は少しぬるぬるするがさっぱりとした硫化水素泉で、肌がすべすべになる。夕食のカニをはじめ、ついご飯をおかわりしたくなるボリューム満点な食事も大満足である。

●ホテル山水(札幌市・定山渓温泉)
 暖まる泉質である食塩泉を熱めに湯船に張っている。決して新しいとは言えない内風呂だが、深さの違う二つの浴槽にゆったりとつかることができる。露天風呂は男湯が混浴可能となっていて、川の向こうの温泉街を眺めながらお湯を楽しめる。ホテルというより旅館のような雰囲気で、落ち着いてゆっくりすごすのに優れているのではないかと思った。

030930の独断と偏見

●大雪高原山荘(大雪高原温泉・上川町)
 層雲峡からさらに車で30分行った山中の一軒宿。秘湯と言うにはしっかりとした作りで、開放感ある露天もお気に入りだ。96℃で湧き出す硫化水素泉は肌触りがやわらかい。山を観ながら白濁したすべすべしたお湯につかることができる。紅葉が有名でツアー客も来るが、夏季のみの営業。山めぐりは熊に注意。

030817の独断と偏見

●ロッジ ヌタプカウシペ(旭岳温泉・東川町)
 ログハウス風建物は、全て宿主の手作りだとか。総木造の内風呂は、北海道最高峰の旭岳の登山口にふさわしい趣を感じさせる。お湯は澄明無味だが、確かに力のある温泉が湯船からあふれ出ている。露天風呂は混浴だが、川が見える野趣深さがいい。ラーメンののれんに違和感があるが、行者ニンニク入りのキトピロラーメンもお勧め。ぜひ一度泊まってみたい雰囲気の建物だ。

030611の独断と偏見

●豊平峡温泉(豊平峡温泉・札幌市南区)
 定山渓温泉の温泉街を過ぎたところに離れてある。札幌からは30分かそこらで着く絶好のロケーション(と言うか札幌市内)。湯量が豊富で、しっかりあふれる広くて深い内風呂と、水車もある、かなり広い露天風呂が特徴。建物・設備に時代を感じさせるものもあるが、それを補って余りある正統派温泉である。併設されているonsen食堂のカレーも特筆すべきだ。

●凌雲閣(十勝岳温泉・上富良野町)
 標高1280mと北海道で一番高いところにある温泉。「雲の上の温泉」というキャッチコピーだが、とても山が近くに感じられる。露天風呂は山の方を向き、四季の山の様子を観ながら長湯ができる。2種類のお湯ともいかにも温泉らしいが、特に茶褐色の鉄泉が珍しい。夏は日帰り入浴800円で、洗い場も特に新しくてきれいだということもないのだが、それでも行きたい気分にさせる温泉である。

●国民宿舎カミホロ荘(十勝岳温泉・上富良野町)
 壁や床、湯船も総てヒバ作りの浴室は、私が最もリラックスできる温泉の一つ。内湯のにごり湯も、屋根つきながら見晴らしもいい露天の酸性湯も、そのままふき取らずに乾かそうと思えるいいお湯。私が評価しているわりにあまり人が多くないのもポイントが高い。回数券を持っていて、最もよく行く温泉である。夜は上富良野町のちょっとした夜景が見える(木の葉が少ない時期)

030509の独断と偏見

●薬師温泉旅館(薬師温泉・蘭越町)
 歴史を感じさせる建物。お湯が注いでいないのにザバザバとあふれる、深い浴槽の底から温泉が湧き出す。底から気泡がわいてきている。内湯は混浴1、男女別が1で泉質が異なる。露天風呂はあるが、本当に屋外で入るのにはちょっと勇気が要る。ロケーションとしてもなかなか鄙びた感じで、秘湯風。

●ロッジチセハウス(湯本温泉・蘭越町)
 かつて栄えたであろうスキー場の隣にあるロッジ。宿泊可能。北海道にはあまりない泥湯があり、特に露天風呂が強烈で、全身泥パックが容易にできる。硫黄泉も肌にぴりぴりとしみて効いているように感じられる。露天は男女混浴で一応しきりがある。建物も含めて鄙び度に優れている。ホテルの近代的なイメージの全く逆をいくいい温泉。

●モッタ海岸温泉(栄浜温泉・島牧村)
 札幌からも函館からも180kmという、ある意味陸の孤島にある。ラジウム泉としては二股の3倍、全国でも2番目の強さだという分析がある。その他の成分も、正統な温泉の成分であるイオンがふんだんに含まれていて、1kgを蒸発させたときに残る量が7gを超える(1gあれば温泉を名乗れ、およそ家庭用の入浴剤の濃度である)。食塩泉以外では私が知る限り北海道一である。露天風呂から見る日本海が雄大だ。


温泉を調べる

北海道を網羅的にカバーした温泉情報を作るのは困難で、その維持もまた多大な労力を必要とするが、少なくとも「あたりをつける」ためには十分使えるいいサイトの紹介。

パラダイス 北海道の温泉

いいべや北海道 温泉情報「いい湯だべ!」

Trivium of 松田忠徳
日本唯一の温泉学教授のサイト



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