


■板取川の朝
9月27日(金)
仕事を終え、豊橋を夜7時に出発。スタート地点でのキャンプ設営が終 わったのは、すでに10時を回っていた。長良川 でキャンプしたつもりが、朝になって地形を確認してみると、支流の板取川に泊まって いたことがわかり苦笑してしまった。暗かったとはいえ、よくもまあこんな大きな石だ らけの河原で寝たものだ。

■さあ出発!!
9月28日(土)
そそくさとキャンプをたたんで長良川に移動。駐車した場所から河原までが遠かった ため荷物を運ぶのに一苦労してしまった。長良川には、去年も来ているが、今回のコー スは始めてなので胸が高鳴る。今回はどんな表情を見せてくれるのだろうか?川は素晴 らしい表情をたくさんもっている。

■最初の瀬
スタートして100mほど行くとゴーというものすごい音が聞こえてきた。本で見た 限りこのコースには、2級までの瀬しかないはずだが、大岩にぶつかって直角にカーブ するこの瀬はどうみても3級に近いと思う。胸はドキドキ、頭は真っ白でエイヤとばか り突っ込んで、なんとかクリアー。あー、よかった!!

■息子の背中
その後、1〜2級の瀬が続いたが、順調にクリアー。関市に入ると川相も随分穏やか になり、景色もひらけてきた。息子のパドリングもなかなか板についてきて、いつにな くその後姿が頼もしい。しかし、昼はカップヌードル一つだったので腹へったなー。

■藍川橋
これが2泊目のキャンプサイト。山と川をバックに赤いカヌー(オールドタウンアパラチアン)が映えて、我ながら今日のサイト選びは成功とニンマリしてしまった。沈することなく順調に来たため、時間は充分にある。さて、付近の探検に出かけるとするか。川の周辺の集落にはたいていの家の庭先に川漁の道具が置かれているのでとても面白い。

■ゴールにて
9月29日(日)
一日目の頑張りのおかげで2日目は、昼前にゴールの長良橋につくことができた。多くの人たちがデーキャンプをしていたが、一人のおじさんが近づいてきて、我々の話を聞くとたいそう気に入ってくれ、写真は撮ってくれるわ、おまけにビールまでもらって しまった。おじさんありがとう。

■名鉄美濃町線
さて、長良橋から車をデポしてある立花橋までが、なかなか大変だ。まず、バスに乗 って新岐阜駅へ、そこから名鉄美濃町線で関まで、さらにそこで第3セクターの長良川 鉄道に乗り換えて湯の洞温泉口という駅までいかなければならない。しかし、ご覧の通 り双方ともなかなか味のある電車でカヌーとはまた別の旅を味わうことができた。

■長良川鉄道
関から乗った列車は、なんと美濃止まりだった。あわてて時刻表をみると次の列車ま ではまだ1時間以上もある。普通ならここでガックリとなるのだが、そこは急がぬカヌ ーの旅、すぐに妙案が浮かんだ。美濃のまちは「うだつの町並み」として有名なのだ。 歩いて回るにはちょうどよい時間だ。・・・こうして今回の川旅も自然やそこに住まう人々の素晴らしさを十分に満喫し、無事終 えることができた。
