いやー、韓国出張中に分裂しちゃいましたよ、なんとも衝撃の三沢派の全日大量離脱。それまでに週刊ファイトの報道や2ちゃんの書き込みでいつ割れるかいつ割れるか、って秒読み段階ではあったのだけれど、いざ分裂してみれば、田上もノーフィアーも百田もラッシャーも永源も新団体へ。残ったのは意外にも川田と渕だけ。・・・もしかするとこの日の武道館で全日は活動停止するのではないか。そう思うと、連続満員神話を打ち立てた全日の総本山『武道館』に行かずにはおれなかった。その上、新日勢参戦の噂が、いったいどうなるのか?という危機感をいやが上にも煽りたてる。結局天龍のまさか!の参戦で新日勢の参戦は無く、お誘いしてしまった新日派のかめにいさんには申し訳ないことをしてしまったのだけれど、もしかすると私にとってはこれが最初で最後になるかも知れない全日武道館大会、しかと、心に刻み付けるため、韓国から帰国直後の7・23、関西から東京に上京したのであります。(まずは、御茶ノ水から武道館までの道すがら、神保町の古本街で欲しい本の探索。まあ、これは別の話しで。)
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第一試合 渕正信 VS 奥村茂雄 ヲレは、大仁田が膝の複雑骨折で全日Jr.のメインストリートから外れていって、その代わりに白羽の矢が立てられたころの、海外遠征帰りの渕の印象が忘れられない。全日唯一ゴッチの教えを乞うた男。テーズのバックドロップをマスターした男。今は無きジャンボ鶴田が「フチクン」と呼び、練習パートナーとして「地獄固め」「X固め」「ジャンピングレッグラリアート」と怪しげな(笑)必殺技を次々と共同開発した男。しかし、大仁田の代わりとしてチャボ・ゲレロからのベルト奪回に失敗して、時流に乗り遅れた男。 パンフレットで、第一試合だと知ったとき、「今なら」もっと後ろでの試合が見たいのに、と思った。でも、あの渕が、試合後、ラッシャーにあれだけ薦められても取ろうとしなかったマイクを自ら取った。・・・・思いのほか良く通る声が武道館に響く。分裂したから、それだけぢゃなく、渕は、自分が何をやるべきなのか、それをJr.ベルト奪回に失敗したあのときから、ずっと考えて、わきまえて振舞ってきたのでは、・・・そう思った。 |
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第二試合 SHINOBI VS SHIIBA いやー、全日が一挙にインディー化しちまった、それを実感出来る爆笑の試合でございました(爆)。特にSHIIBA。CIMAと間違えてしまいそうな紛らわしいリングネーム、ホント一杯食わせ物。太鼓をリングに持ち込んでのパフォーマンスがなんとも白々しい。まあ、あれを見た後の試合はどんな試合でも上手く見えるでしょう。はああ〜(脱力) |
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第三試合 相島勇人 VS ジャイアント・キマラ 一部のインディファンの間では、既に知る人ぞ知る噂のレスラー・相島勇人。インディにしてはしっかりとビルドアップしたガタイに期待高まる(笑)。意外に器用なキマラとかみ合った試合が出来るのか、結構ヲレ的には注目の試合だったりして。 内容は結構、キマラの持ち味を生かした見れる試合になってたのでは。化けるかどうかは、まだまだこれからなんだろうけど、ヲレ的にはこれからも全日常連となって頑張って欲しいと思いましたよ。 |
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第四試合 マイク・バートン&ウルフ・ホークフィールド VS ジョージ・ハインズ&スコーピオ 全日系ガイジン、頑張ってます〜。特にバートン、・・・いい人なんだろうなあ。しっかりと大量離脱の意味を認識してて、ジブンがやらなきゃ誰がやる、って危機感、責任感をちゃんと感じさせてくれる試合運び。他のウルフ、スコーピオがイケイケで、ハインズが経験少ないのを、感じさせない試合作り。まあ、ウィリアムスとかデストロイヤーみたく元子ママに取り入るのが下手そうだから、出世もこれからなかなかままならぬ、でしょうけど頑張ってほしいっす>バートン。 |
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第五試合 藤原喜明 VS ジョニー・スミス 昭和全日ファンにとっては、敵国新日の象徴のようなレスラー藤原嘉明。だから「関節技の鬼」という偶像で、しばらく商売させてもらいまっせ、ちゅうのが藤原側、そして全日側からかも感じられる試合内容だったかな、とか。押しても押しても、結局(関節を)決められないスミス。ポイントを藤原がずらしているのか、それとも・・・・。あまりにも決まりきったラリアートを切り返した藤原の脇固めは、スミスが根負けして、藤原の勝ちパターンにはまってあげた、という印象すら感じたし。その上、試合後の藤原の「全日が好きだ-」つうマイクパフォーマンス・・・なんだかなー。なんか興醒め。 |
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第六試合 新崎人生 VS スティーヴ・ウイリアムス 誤解して、空回りして、もう処置なしの困ったチャンガイジン、それがウイリアムスなんでしょうなあ。掟破りの場外リフトアップアンドダウン。しかし受けまくる人生。でも受けきれずガクっと動きの止まった人生に、試合を作る余力なく。まあ、それでも試合を成立させちまう和田京平は「職人」ですなあ(笑)。しかし、・・・不器用な分、新日との対抗戦には使えそう>ウイリアムス。新日レスラーを破壊せよ、って元子ママが命令したら、多分忠実にシゴトするだろうし。試合としては成り立たんだろうけど、殺伐とした新日テイストの試合になるんちゃうかな(爆)。10・9ドームは出来れば新日の日本人レスラーと絡ませたいわな、ウム>ウイリアムス。 |
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そして、メインイベント、花道に上がる『天龍』のノボリ。ああ、SWSの顛末から既に何年が経たのか、それでも天龍は全日のリングにまた帰ってきた。馬場は最期まで全日から出て行った天龍を許さなかったのだが・・・。それでも、全日の危機は、コペルニクス的劇的な地殻変動を引き起こした。恩讐を超えて、武道館に天龍のテーマが鳴り響く!!。
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第七試合 川田利明&天龍源一郎 VS スタン・ハンセン&マウアケア・モスマン 本当ならば鳥肌が立つよな思いが込み上げてくると思ったのに、いざリングに並び立つ姿を見てもそれほどグッとくるものがなかった2人のリングイン。天龍の遠慮と川田の無愛想さが成すものか?、一枚落ちのモスマンが加わることで、試合の行方が見えてしまっていたからかもしれない。それでも現時点での全日のベストカード、役者が揃い、ゴングが鳴る。 |
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蓋をあけてみれば、失うものの何も無い、モスマンの頑張りが光る光る。それを受けまくる天龍。そうすればするほど、川田の存在感は薄れてゆくのが、見ていてなんとも面白い。エース川田と客分天龍、その感情的なせめぎ合いの合間を縫って飛び出すモスマンの頑張りが、メインイベントの焦点を分散させる。エース川田を印象付けられない展開に、川田の焦りが伝わってくるような・・・・(そして最後には川田のカットに対するブーイングまでも・・・)
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川田のエグいバックドロップがモスマンに炸裂。エースを印象づけるなら、ハンセンからキッチリフォールをとってほしかったけど、やっぱり、天龍とハンセンのキャラクターは、ここ一番では、まだまだ一本取らせてもらえない、ってことなのか?渕と違って、川田の試合後のマイクは無く(だから判ってないんだよなー>川田)、なんだか散漫で、キモチの持って行き所のない結末ではなかったか?・・・・
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そして、天龍も川田もハンセンもいないリングにモスマン一人。そのモスマンを肩車して新生全日をアジるウィリアムス。ここでもウィリアムスは一人暴走して「モトココール」をファンに強要、あそこでせめて「ゼンニホン」コールとか「モスマン」コールを要望するのなら、ヲレも少しは付き合ってあげてもよかったのだよ>ウィリアムス。別に全日ファンだからといって、みんな元子ママのファンではないのだから。むしろ元凶は元子ママだと誰もが思っているのでしょうからね。
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ってことで、観戦後、御茶ノ水まで歩きながら、観戦をご一緒したかめにいさんとあれやこれやと尽きぬプロレス話しで盛り上がることよ(あ、あともちろん「本」の話しとかもね)。あー、いつもいつもチケットをお願いして、有難い限りです。ホントウにどうもありがとうございました。