(上) 1926(大正15)年8月に爆撃演習の標的にされた北部砲台
 砲座左右の横墻、掩蔽部が崩壊している様子がわかる。(但し爆弾投下によるものではなく、静止爆破によるもの)  このページの写真はすべて、陸軍省「大日記乙輯」大正15年(防衛研究所蔵)、出典:アジア歴史資料センターによるものです。

爆撃演習の標的にされた小島北部砲台

 (上) 陸軍近衛師団飛行第七連隊の爆撃演習計画概要
 広島東練兵場を飛び立った丁式ニ型爆撃機は、北部砲台を空爆したが、北部砲台の被害は「第二砲車砲身後端部ノ損傷ノミニシテ其ノ他投下爆弾爆破ノ痕跡ヲ留ムルハ附近ノ発電所ノ破壊ト第四砲車砲座斜左前方ニ稍大ナル爆破孔ヲ存スルノミ」という結果に終わった。
 上の史料でいう8月15日〜20日までの爆弾投下に耐え抜いた北部砲台であったが、21日の静止爆破による被害は大きかったようで、「塁道、砲側庫、坂道、砲座左右横墻及弾室等ハ殆ント破壊シテ原形ヲ留メタルモノナク砲及砲座上ニハ大小無数ノ石、ベトン、鉄、木等ノ破片散乱シ砲座面上ノ土砂尺余ニ及ヒタル箇所アリ又砲身ハ各砲車共前後左右上下ニ偏位セル状況」であった。
 (上2点) 砲座全景
 (上) 横墻・砲側庫の石垣・土砂等が崩れ通路を塞いでいる様子
 この被害は静止爆破によるものらしい。写真中央奥には指揮所(観測所)への階段が見える。
 (上2点) 第一砲車(一番右側の24cmカノン砲)の損害を調べている様子
 (上) 第二砲車の損害を調べている様子
 (上) 第二砲車の損害状況
 (上) 第四砲車の損害を調べている様子
 

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