汐見海岸トーチカ

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 敵上陸部隊に機銃掃射を加えるためのトーチカが、鵡川漁港すぐそばの住宅地に残存している。92式重機関銃用と考えられている。地盤の洗掘か地震によるものか不明だが、現在は傾いてしまっている。
 勇払陣地のトーチカの多くは鉄筋が入っておらず、浜厚真海岸や鵡川河口のトーチカが地震や侵食等で自然崩壊したことを考えると、傾いたままの保存は危険と思われる。しかし、勇払陣地のトーチカの多くが失われた現在、残り少ない貴重な戦争遺跡として保存が望まれる。
 行政機関には、水平位置へ移動させたうえで、平和公園に整備するなど、平和教育の教材や観光資源として有効活用する手立てを講じていただきたい。
・・・むかわ町汐見地区一帯の陣地調査の際には、汐見在住の野崎様が親切に現地を案内してくださいました。ありがとうございました。
 ↑ 北西から見たトーチカ
 ↑ 北東から見たトーチカ
 海と反対側に出入口がある。勇払陣地の現存トーチカで側面部に出入口があるのは、このトーチカだけのようである。
 ↑ 側面出入口
 漁業関係者の不用品置き場となっているようで、内部を確認することはできなかった。
 ↑ 西北西を向く銃眼
 鵡川河口方向の砂浜に上陸する敵部隊に備え、92式重機関銃で側射できるよう築かれた。
■更新履歴
2006年1月30日 公開
■外部リンク
ウィキペディア(九二式重機関銃)