倉木麻衣パクリ発言の騒動について

 どーもすいませんね、久々の音楽の小屋更新がこんなしょーもないことについてで・・・(笑)。でもなんかさっきインターネット見てたらみんな色んなこと言ってて、自分も考えているうちになんとなく文章にしてみたくなったんで。(あ、最初に言っておきますが倉木麻衣好きな人は読まない方がいいです。読んでもいい・反論あるならしてもいい、けど多分私の考えは変わらないです。)

 まずこの騒動を知らない人のために解説。
 ことの始まりはこの前の「Hey×3!」。宇多田ヒカルの座りトークの時に浜ちゃんが「最近お前のパクリ出てきとるやん、あれはどうなん?」と言ったのだ。それは当然倉木麻衣のコト。宇多田ヒカルは「最初にビデオ見た時は『・・・え?あたし?』と思った」と笑いをとりつつ、確か「曲はそんなことない、本人が真似しようとしたんじゃないと思う」というよーなフォローをして番組は終わった。しかしこれに敏感に反応したのが倉木麻衣のファンと事務所。まずインターネット上で倉木ファンと宇多田ファンの論争勃発。倉木麻衣は浜ちゃんの発言とインターネット上の意見に落ち込み、学校にも行けない状態になったそうな。(それにしても私、これで初めて倉木麻衣が日本に住む現役女子高生であることを知った・・・)事務所も事態を重く見て、吉本興業に謝罪を求める。で、(これは今日インターネットで知ったけど)浜ちゃんは謝罪したそうだ。

 まあ倉木ファンが怒るのもわかるけどさーぁ。私も前ホームページで林檎がけなされてるの読んですげー腹立ったから。でも反論の仕方が感情にまかせてて「よく聴きもしないで言うな」とか「マイちゃんがかわいそう」とか「浜ちゃんみたいな芸人に音楽について言われたくない」とかだったのさ、私が見た掲示板では。(ちなみにそこでは倉木麻衣の話から「ミュージシャンなんてみんなパクリ」という話になり「そうだよねぇ、フリッパーズなんてモロ」と書いたひとが出てくれば「フリッパーズはパクリじゃない!」とかそーいうカキコミになってた・・・どうしてここで全く関係ないフリッパーズの話になるんだろう(苦笑)。)

 どんなアーティストだって最初は「パッと聴き」だけで判断される。そこで良いと思った時点でしか深く知ろうとなんてしない。それは私たちの日常だってそうでしょう?通りすがりの人には外見で判断されるし、知り合いでも自分の深い内面まで話さない(会社の面接なんかその最もたるものだよね)。私たちはそうやって「あの人はこういう人」って判断されるし、自分もそうやって人を見てる。そうやって生きていくしかない以上、どこまで誤解されないで生きていくかセルフプロデュースしないといけない時代だ。
 「第2の宇多田ヒカル」とパッと聴いて判断されたのは、多少なりとも「第2の・・・」として演出したという何よりの証拠じゃないの?もし「そんなの考えたこともありません」って言うのなら(自分が表現してるものがどういうものか、への)判断力と冷静さを疑うね。(どーでもいいことだがロッキンオンジャパンで「なぜ倉木麻衣は(物理的に)光っているのか?あの光がお肌に良いからか?倉木麻衣自身が照明なのか?」とあほなこと書いてた(笑)。そーいうトコもう大好き!)

 まぁ倉木麻衣もかわいそうとは思うけどね。16歳(位だっけ?)で、歌が好きで必死だし戦略なんてわからんし、事務所の大人達の言いなりになるしかなかったとは思うし、まぁこの歳なら直で悪口言われたら落ち込むはな・・・。あれ?宇多田ヒカルもほとんど同じ歳だぞ?しかも彼女は自分だけでなく家族のことまで色々言われてるぞ、平気だったわけがない。でもそんな顔表には見せなかった。これぞプロだと思うんですが。

 浜ちゃんが「パクリやん」と言った時、私は大口開いて手を叩くほど笑ってしまった。「よくぞ言ってくれた!」と(笑)。だーってさぁ、絶対みんな思ってたことだよ?友達と話す時とか絶対みんな平気で言ってることよ?ただそれを公共の電波の上では怖くて誰も言えなかっただけじゃん。もーうこんなこと言えるの浜ちゃんだけ!と私は心の中で絶賛していたのだ。大体浜ちゃんのあの発言、ギャグじゃん。(「Hey×3!」自体私は音楽番組じゃなくてひとつのお笑いだと思う。松っちゃんなんかあの時「倉木麻衣」と言われても「誰それ?」と答えたんだぞ、そっちの方が事務所は怒るべきではないのか(笑)?)ダウンタウンは芸人なのだ。笑わせるためにあの番組にいるのだ。「芸人に音楽について批判されたくない」と掲示板に書いてたひとがいるけど、じゃあお前は自分の専門外のことに何も批判しないのか?つまらんコント見たら「つまらん」って言うだろが、自分が芸人でなくても。
 まあ今回は、事務所が過剰に反応することで余計「当てられて困った」と反応してるように見える騒動でした。倉木麻衣には音楽で見返してほしい、次の新曲でこのHPに「私が間違ってた、スゴイよあんた」と書ける位に。・・・でも私、大体あの事務所キライなんだよね(爆)。Z○RDとかでしょ?あの「本人見せません作戦」大嫌い。表で歌えるほどの歌唱力がないと思われてもしょうがない戦略じゃん。あとブリグリに似せたバンドもあったよなー・・・、川瀬智子は「あんなの潰してやる」とか言ってた(笑)。あ、でも宇多田ヒカルはそんなこと思ってなくてHPで低姿勢に「ネタっぽく話してしまって・・・私もミーシャに似てるとか言われた、初めはみんな色々言うけど気にしないで」と謝ってた。(でも「潰してやる」と言ってしまう川瀬智子大好き。うふ。)

おまけ。
 私は倉木麻衣は嫌いでもないが好きでもない。当然曲もよくは知らない。・・・ってかどこが良いの?そんな風に思ってるのに「よく聴け」と言われてもねぇ、こちとら時間もお金も限られてるんだから聴く気しないっての。これはもし倉木麻衣が先にデビューして宇多田ヒカルが後でも、同じだったと思う。宇多田ヒカルは歌・曲・存在全てが圧倒的にリアルだった。恋の熱情、でもどこか冷めた視線、自分の弱さをあっさり認められるくらいのまっすぐな強さ。そういうものを曲にすることができる若さとメロディーメーカーとしての才能、そして何より歌うにふさわしいあの声。「その曲にしかない何か」や「その曲に確かにある真実」とかそういうもの。それがかけらでもあれば人はその歌に惹かれていく。でも倉木麻衣には、私は何も感じることができない。最初にシングルをレンタルしてみたけど「もういいや」って思った位に、何も惹きつけなかった。可もなく不可もない曲やな、と。・・・でもまぁ売れてるってことはやっぱりそれなりに倉木麻衣を欲してるひとがいるってことなんだろうなぁ。あのヴァーチャルなキャラが魅力なんやろか、あの「キレイにまとめてグッとこない」かんじがいいんやろか・・・

 ・・・全然関係ない(しかもきっと名古屋の人しかわからん・・・いや、名古屋人でもわからんかもっていうマイナーな)話だけどずっと思ってたこと。宇多田ヒカルの「Wait & See 〜リスク〜」すっっごい好きなんだけど、「だって『つまずきながら』って口で言う程」の「口で言う程」のメロディー。「サンワの若鶏」のCMソングの「どなたも誉める」のトコに似ている。私はそれに気付いて以来ここを聴く度に「サンワの若鶏」を思い出してしまう。誰か助けて(笑)。(その後に「さーんわさーんわさーんわの若鶏〜おいしったらないねっ」って続くの・・・誰かわかんないかなぁ・・わかんねぇだろうなぁ〜(笑)。)

(2000年7月9日)

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