=報告レポート=


1998年11月29日(金) から 12月3日(木)
Midwifery Today 主催

国際会議  IN 京都 ”出産を分かち合う”

助産を祝福しましょう
自分自身と自分の職業に新たな自信を獲得しましょう。
世界的な出産運動の中での自分の役割を見つけましょう。
様々な国の助産婦から様々な救命の技術を学びましょう。
違った文化をもつ視野から出産という世界を眺めましょう。
世界各国からの新しい友達に出会いましょう。


私が京都に行くのは3回目。
1度目は高校の修学旅行、
2度目は看護科の卒業旅行で仲間と、
そして3回目は今回の国際会議です。
ぱらぱら雪が降る札幌から出かけた私にとって、京都はとても暖かく、過ごしやすい季節でした。
そして紅葉の美しい時でした。(例年よりも紅葉が遅かったそうです。)



国際会議の主催者
Midwiffery Today社 創設者 及び編集長、ジャン・トリトンさん (写真中央)


国際会議に京都を選んだ主な理=ジャン・トリトン氏 (国際会議の資料から抜粋
日本の助産院における顕著な実績は記録的で、
日本の助産婦たちの知恵を学んでその他の国々の人と分かち合うことができる。

第二次世界大戦後アメリカ人が日本へ入ってきた時、日本の出産の習慣を破壊してしまいました。
日本における出産結果は世界のどの国よりも優れていました。
それにもかかわらず、アメリカの医療関係者は医療帝国主義を押し付けることを選んだのです。
そして、それは今でもアメリカで続いています。
 様々なすばらしい出産の習慣を支援することで、
アメリカ人が世界各地の出産文化から過去において取り除いたものの幾らかでも
償うことができると私は強く望んでいます。
他の文化からのアイデアを持ちより、すべての人々がそれから学ぶ事で、
すべての出産方法が改善されていくことでしょう。
そして、私たち助産婦が気にかける母親と赤ちゃんの為に
世界規模で様々な改善の支援をしていくことができるでしょう。

 彼女(ジャン・トリトン)は1人目を病院で出産。その後、病院での出産に疑問を持ちました。
2人目は病院だけど、いいお産が出きるところを選びました。
でも、そこの産科医は、彼女に「自宅で生みなさい」といいました。
そして、彼女は、娘さんを家庭出産し、気持ちのいいお産ができたそうです。
そして、その気持ちの良さは3年間続いたそうです。
彼女は出産後も何度も出産の本を読んだといいます。
そして、女性が女性とともに生きる助産婦の仕事の勉強を始め、
20年間に渡って助産婦をしています。彼女はもともとは文化人類学者でした。
 ジャン・トリトンさんの実現したい夢は、アメリカだけでなく世界中のお母さんと赤ちゃんの為に、
愛情を伴った助産ケアーが広く普及し、当然の事として受け入れられる事だそうです。

彼女は、
「出産そのものが癒しへの道」
「出産、赤ちゃんの人生のスタートが人格に与える影響は大きい、
 助産婦の仕事がどれだけ影響するか、自覚を持って仕事をしましょう!」とおっしゃっていました。



プログラム
11月29日 プレコンファレンス 助産の実践における新改革
理想的な助産婦教育
世界の助産
典型的な助産におけるケアーとは
11月30日 本会議 第1日目 開会式
出産の多目的意義
各国からの報告
出産を分かち合う〜世界的な視野からみた分娩第1期
正常な出産過程における脅威としてのテクノロジー
出産を信じる為に自分を信じること
12月1日 本会議 第2日目 出産における意志決定、誰の知識をとり入れるのか
助産婦間の異文化理解の育成
手と感覚で触れる
出産を分かち合う〜世界的視野からみた分娩第2期
正常と認識されつつある骨盤位分娩
世界各国からの助産のコツ
レセプション
12月2日 本会議 第3日 助産婦の自律について
メキシコの伝統的な出産の習慣
アメリカの伝統的な出産の習慣
日本の伝統的な出産の習慣
何千という赤ちゃんがいれば、何千というやり方がある
12月3日 ポストコンファレンス 実践の向上
ハーブとマッサージの講習会
 講師陣 敬称略 順不同
ヴァレリー・エルハルタ
イナ メイ・ガスキン
エリザベス・デイビス
メイベル・ツザタ
ジュデイー・エドモンズ
ジャン・トリトン
ナオリ・ヴィナヴァー
マーズデン・ワーグナー博士
ロビー・デイビスーフロイト博士
ジー・ロング・ザウ博士
ミシェル・オダン博士
堀内成子博士
瀬井房子
夏目奈緒子
朝比奈順子
中根直子
近藤潤子
安保ゆきの
毛利種子
大谷タカコ
神谷整子
松岡悦子



 国際会議のレポートが紹介されています。
ペリネイタルケア 1999 Vol.18 No4
特集 世界のお産の現場から
Midwifery Today京都国際会議を振り返って



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