マイボート。
なんと心地よい響きか。
乗合船と違って、気兼ねなく好きなときに好きなだけ
海にでられる。
しかも、一人で海へでても、全然おかしくない。
(ゴルフやボーリング、テニスなどは一人でやるわけにはいきませんよね。)
たとえば、ボーリング場で一人で球転がししている絵を想像すると何か、
惨めじゃないですか。
(あと、カラオケボックスも一人で入って歌ってるのもおかしいなあ。)
その点、マイボートは、ぜんぜんおかしくない。
一人で出ようが、友人を誘おうが、大丈夫。
もし、友人を誘っていっても(それがたとえば上司でも)
上下関係がはっきりしています。
船長の命令は絶対ですから、優越感に浸れるというわけです。
船長とは、ちと大げさかもしれませんが、何しろこのマイボート
ただいま、2代目です。小柄でキュート。
初代は、これに輪をかけて更にスモールでした。
遠くから見ると、木の葉が浮いているような危ない代物でした。
ですから、出漁の際は、わりとどきどきしたものです。
「生きて帰ってこれるかな。」
エンストは、たびたびでした。海上でギアが壊れたときは
目が点になりました。
名前だけは勇ましく「大漁丸」でしたが、
どこかの、どろぼーさんが、船外機を持って行っちゃって(おかげで)
ちょっと、大きなマイボートになったというわけです。(写真)
それでは、命を懸けた海の男の物語のはじまりはじまりいいい、(つづく)