- 海くんとの出会い
- 2000年春(3月31日)、西原由美さんの著書「海くんが笑った」(かもがわ出版
)の主人公である西原海くん御一家の突然の訪問がありました。
2000年の4月に、
西原理之(にしはらあやの)さん=海くんのお姉さんの著書「海くん、おはよう
」(新日本出版)が出版されました。
2001年11月、西原由美さんの著書「海くん、生きてくれてありがとう」(新日本出版社)が出版されました。
こども達への「かけがえのない命」を大切にしてほしいと言う感動的なメッ
セージが伝わってくる素敵な本です。
子育て真っ最中のお母さん、お父さん、そして子ども達に是非読んで欲しいと
思っている本です。
人生の中の「感動的な出会い」を大切にしたいと思っている今日この頃です。
- この本との出会いも、あなたを感動させるかも……。


(あとがき)
「海はなんのために生きているのだろう」いつも自分に問い続けた思いです。
答えを見つけたくて、家族とともに今日まで生きてきたようにも思えます。今、言えることは、海が生きていてくれる、この世に存在している―それだけで私たちは充分幸せだという事実です。
「生きていたって何もできないじゃないか」―そんな声も聞こえてきそうですが、海は毎日を精一杯生きることで、たくさんの幸せを与えてくれました。海がそばにいることで感じる幸せは、家族以外には理解できない感情かもしれません。また、海が発信しつづけた命のメッセージは、多くの人に届けられました。命の尊さ、生きることの素晴らしさ、生きていてこそ味わえる喜びが、どんな苦しみのなかにもあるのだと、海が生きてつづけるなかで教えてくれました。
十年たった今、やっと普通の暮らしができるようになりましたが、「海がいなくなったらどうしよう」―そんな思いにとらわれるときがあります。しかし、海は今日も立派に生きてくれているのです。
「与えられた人生を、精一杯生き抜くことが大事なんだよ」海が語りかけてくれるようです。
あと何年海が生きてくれるか、だれにも分かりません。しかし、「生きてきてよかった」「生きていてよかった」―だれもがそう実感できる社会であるよう、たくさんの人とつながり、自分にできることを地道にやっていこうと思います。
「行ってきまーす!」
今日も海が学校へ出かける時間です。自立し始めた海は、仲間と一緒に私の知らない大切な時間を今日も送ることでしょう。
「海くん、生きてくれてありがとう」
2001年9月 西原由美
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