(史上最大の世界昆虫博覧会より)

1997.7.22 in ATC

昆虫ギネス

↑世界最大のガ=ミンダナオ オオヤママユ 体長 縦約20cm横30cm
日本に棲息しているヨナクニサン(日本最大のガ)の約2倍はある。
子どもの頃、夜の電灯の明かりに集まってきたヨナクニサンは、とてもグロテ スクでこわかった。



↑世界最大の蝶=ゴライアストリバネアゲハ 体長 縦15cm 横20cm
この蝶は、自分の捕虫網で、一度採ってみたい蝶の1つである。



↑世界で一番美しいと言われている蝶=モルフォ蝶の一種 南米には、色々な モルフォ蝶が棲息しており、装飾品として乱獲されているのが心配です。
この蝶は、きれいな色のハンカチをふると、自分の仲間と思って飛んでくる習 性がある。
この美しい蝶も、一度自分の網で採ってみたい。


↑世界最大と言われているカブトムシ=ネプチューンオオツノカブト(コロン ビア) 体長 約18cm
こんな大きなカブトムシを見つけたら、感動してしまって……


↑世界最大のハナムグリ(ブイブイ)=ゴライアスオオツノハナムグリ(中央 アフリカ) 体長 15cm
日本にいるシロテンハナムグリやカナブンの約6倍もある。いわゆるブイブイ (私のこども時代は、ブンブンと言っていた。)は、私たちの一番身近にいる甲 虫です。飛んでいるとき、ブーンと羽音をたてるので、ブンブンと言っていたん でしょうね。


↑世界最大のゴキプリ(上)=オオメンガタブラベルスゴキブリ(ペルー)  体長 約10cm
もともと、ゴキブリは森林に棲息していた。日本のゴキブリの代表格=クロゴ キブリは嫌われ者だが、もともと森林に棲んでいたが、人間が都市生活を始める ようになって人間と共存するようになった。
ゴキブリは、家の中で見つかる貴重な昆虫なんです。


↑世界最大のカミキリムシ=タイタンオオウスバカミキリ(ペルー) 体長  約15cm
カミキリムシの鋭い歯は恐ろしい。このでっかいカミキリムシをつかむのは、 ちょっと勇気がいるだろう。


↑世界最大のセミ=テイオウゼミ(タイ) 開張18cm(日本のクマゼミの 約2倍)
セミの命は短い。7年間、幼虫として地中で過ごし、成虫で生きる期間は7日 間。その間に交尾をして子孫を残すために、真夏の朝早くから、シャウシャウ( クマゼミ)と騒々しく鳴いている。都会には、クマゼミしか棲めなくなったよう である。私の子供時代には、ニーニーゼミやアブラゼミも棲んでいた。地面が舗 装化されて、地上に出てこれなくなったセミの幼虫も多いのではないだろうか… ?都会には、樹木も少なくなり、セミがとまる木々がなくて電柱にとまって鳴い ているセミを見ると、人間だけじゃなくて、セミも都会では暮らしにくいんだな あと思う。


↑世界最大のナナフシ=オオアシナガエダナナフハシ(マレーシア)
小枝に化ける名人です。自然は、おもしろい生物をつくるものですね。実際、 この虫を見つけるのは至難のワザ(?)


↑擬態の天才=コノハムシ(マレーシア) 
まさに、名前そのもの「このはむし」です。この虫も、生息している地域によ って、その地域の葉に類似した色(緑〜茶色)をして身をかくしています。自然 の「進化」はすごいものです。「このはむし」と言うよりは、これは「むし?」 ですね。


↑世界最大のカメムシ
日本では、くさいにおいのために、人間からは嫌われています。時に、ある地 域に異常発生したりして、ますます迷惑がられる虫の代表格です。さわると、独 特のくさい臭いが指についてしまいます。でも、よく見ると、かわいらしい虫な んです。


↑世界最大のハチ=オオベッコウバチ(ブラジル)
わたしは、ハチが苦手なんです。子供の頃、何回かハチに刺されて、とても痛 い思いをしました。特に、日本にいるアシナガバチやスズメバチは苦手です。山 で、オオスズメバチに出会ったりすると、今来た道を引っ返すようにしています 。このオオベッコウバチは、世界最大らしいけど、私が世界で一番こわいのは、 オオスズメバチです。


↑世界最大のタマムシ=カタビロルリタマムシ
甲虫の中で、一番美しいとされているのが、タマムシです。日本に生息してい るタマムシは、小さいけど、私の子供の頃、なかなかとれない貴重な昆虫でした 。それと言うのも、タマムシは、高い木々の間を飛んでいることが多くて、採り たくても網がとどかないのです。しかし、上空を飛んでいるタマムシでも、その 飛んでいる高貴(?)な姿から、タマムシであることは、すぐわかりました。こ の写真では、このタマムシの美しさが伝わらないのが残念です。


↑バイオリンムシ(マレーシア)
この虫は、昆虫図鑑を見て、興味をもっていたので、実際に見れてよかったで す。でも、バイオリンに似ているので、その命名はピッタリだと感心しますが、 実際、生きて動いているのを見たら、ちょっと気持ちがわるいかもしれません。 ゴキブリとマイマイカブリをたして2で割ったような感じです。でも、その姿は 芸術的(?)です。


昆虫こそが、「地上で最も成功し、繁栄している生物」と言われています。種 類の数、個体の数、とても、我々人類のかなう相手ではありません。カブトムシ やクワガタムシなどが含まれる甲虫類は、名前をつけられているものだけで、3 7万種。これは、これまで地球上で見つかっている動物の4分の1に相当します 。しかし、人間による地球の森林伐採などの自然破壊によって、私たち人類より ずっと昔に誕生した昆虫の「すみか」が少なくなり、昆虫の種類や数が激減して います。これは、人類にとっても危機的な状況です。昆虫や植物やその他の生物 が共存できる地球の「自然」を守りましょう。 



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