坂本弁護士一家追悼10周年メモリアル
「愛、いのち、抱きしめて ヒューマンコンサート」
1999年11月で、あのおぞましいカルト教団「オーム真理教」のテロリス トの手で、坂本堤弁護士一家が殺害されて、はや10年が経過しました。11月 7日、神戸で、坂本弁護士一家追悼10周年メモリアル「愛、いのち、抱きしめ て ヒューマンコンサート」が開催されました。コンサートでバイオリンを演奏 した日本フィルハーモニーの松本克巳さんからのメッセージを紹介します。
「堤さんは学生の頃からの私たち日本フィルと共に、市民音楽活動を進める友 人でした。4歳から弾いたというバイオリンの腕もなかなかのものでした。障害 者のボランティア活動で知り合った都子さんはフルートをたしなむ優しい人、陽 春を思わす若いお母さんでした。龍彦君は…言葉もありません。社会正義をひと みのように守った坂本さんの思いを力に、演奏し続けたいと思っています。」
当日は、堤さんの愛用していたバイオリンと、都子さんの愛用していたフルー トによる演奏もありました。
「せめて子どもの命だけは助けて…」と叫びながら殺された龍彦君の母親、都 子さんが19歳の時に書いた日記を紹介します。
赤い毛糸に だいだい色の毛糸を 結びたい
だいだい色の毛糸に レモン色の毛糸を結びたい
レモン色の毛糸に 空色の毛糸を結びたい
青い空と濃い緑の森を 結びたい 結びたいんだ…
このまちにいきる ひとりひとりを
結びたいんだ… 私の思いを あなたの心に
都子さんの優しい心が伝わってくる温かい詩ですね。
20世紀の世紀末の「病んだ社会」の中で、坂本さん一家に起きた「おぞまし い事件」と、その事件に遭遇した「家族の無念さ」を私たちは決して風化させて はなりません。21世紀に生きる子供達に語り継いでいきたいと思っています。
大山友之さん(都子さんの父親)が始めてマスコミを前にして発言されました 。
「わたしは、今、一番心配しているのが、麻原の健康状態です。彼には、留置 場で自然死されては困るのです。長い裁判になるかも知れませんが、麻原には、 彼が犯した凶悪犯罪に値する刑罰を受けさせたいと願っています。」


 大山友之さんの著書



「生きてかえれ」と、全国で坂本さん一家の捜索活動が展開されました。




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