USBスキャナーを使うのじゃ
USBの設定
USBでスキャナーエプソンのGT-7700Uを使うっす。まず、USBを使えるようにするっす。
ここでusbmgrをインストールするっす。これはUSBのホットプラグ(つまり、
コードが差し込まれたらモジュールをロードする、など)をやるプログラムっす。
# apt-get install usbmgr
usbmgrの設定
usbmgrの設定ファイルはホットプラグ動作設定の/etc/usbmgr/usbmgr.confと
起動時モジュールロードの/etc/usbmgr/preload.confの2つっす。
まずpreload.confではUSBコントローラーのモジュールusb-uhciを追加するっす。
インテル製の場合usb-ohciだそうで、これは/proc/pciなどのUSB Controller
をみるとわかるっす。
hid
mousedev
usb-uhci
usbmgrを起動するっす。
# /etc/init.d/usbmgr stop
# /etc/init.d/usbmgr start
スキャナーの電源を差し込んで、コードをPCのUSBの穴につなぐっす。
そして/proc/bus/usb/devicesのGT-7700の箇所をみるっす。
P: Vendor=04b8 ProdID=010b Rev= 1.14
S: Manufacturer=EPSON
S: Product=GT-7700
C:* #Ifs= 1 Cfg#= 1 Atr=40 MxPwr= 2mA
I: If#= 0 Alt= 0 #EPs= 2 Cls=ff(vend.) Sub=ff Prot=ff Driver=(none)
Driverがロードされていないっす。そこでusbmgr.confにGT-7700の情報を
追加するっす。EPSONのスキャナーがいくつかすでにあるので
それをまねて行を追加するっす。productを先のProdIDにするだけっす。
# Perfection 7700U [Epson]
vendor 0x4b8 product 0x10b module scanner
一度USBコードを抜いて、usbmgrを再起動するっす。
# /etc/init.d/usbmgr restart
USBコードを差し込んで、/proc/bus/usb/devicesをみて先ほどの箇所で
Driver=usbscannerとなっていれば成功っす。
scannerデバイスの作成
モジュールがロードできてもまだデバイスファイルがないので
まだ使えないっす。
Linuxではアプリケーションが周辺機器(など)にアクセスするときは、
デバイスファイルを読み書きすることになるからっす。
そこでデバイスファイルを作るっす。
デバイスファイルはmknodコマンドで作るっす。
特定のデバイスファイルを作るにはまず、カーネル附属のデバイスに関する
ドキュメントを見るっす。kernel-doc-2.4.9パッケージでは
/usr/share/doc/kernel-doc-2.4.9/Documentation/devices.txt.gzがそれっす。
以下がUSBの該当箇所っす。
180 char USB devices
0 = /dev/usb/lp0 First USB printer
...
15 = /dev/usb/lp15 16th USB printer
16 = /dev/usb/mouse0 First USB mouse
...
31 = /dev/usb/mouse15 16th USB mouse
32 = /dev/usb/ez0 First USB firmware loader
...
47 = /dev/usb/ez15 16th USB firmware loader
48 = /dev/usb/scanner0 First USB scanner
...
63 = /dev/usb/scanner15 16th USB scanner
64 = /dev/usb/rio500 Diamond Rio 500
これでmknodは次のようになるっす。
# cd /dev
# mkdir usb
# cd usb
# mknod scanner0 c 180 48
# chmod 666 scanner0
mknodの引数cはcharデバイスということっす。
ここではだれでもスキャナーが使えるようアクセス権を666しているっす。
スキャナー読み込みプログラム
saneとxsane
スキャナー読みとりユーティリティsaneとxsaneをインストールするっす。
# apt-get install sane xsane
saneの設定ファイルは/etc/sane.d以下にあるっす。
このなかでGT-7700のメーカーであるepson.confを編集するっす。
ここにusbデバイスを追加するっす。
usb /dev/usb/scanner0
X上でxsaneを立ち上げてテストするっす。epson.confを読み込むために
引数にepsonが必要っす。
$ xsane epson
同様にちょっとインタフェースが違うxscanimageも使えるっす。
$ xscanimage epson
gimpで取り込み
ただ、ファイルにするだけならいまのxsaneでも十分っす。
しかし、解像度をあげるとイメージが大きくなるのでそれを小さくする
ためにあとで変更するのでは不便っす。
Gimpで取り込めばGimp上で拡大縮小ができるし、編集もできるので
便利っす。Gimpではメニュー「ファイル」から「取り込み」でxsaneが、
メニュー「拡張」から「Aquire Image」でxscanimageが起動できるっす。
Copyright (c) 2001
ichiyama ryoichi,
All Rights Reserved.