3年が過ぎ、当時購入した現地の新聞も痛み始めたので、記憶の整理と共に振り返ろうと思います。 11日(火) 11:00 台風の吹き荒れる中成田へ。 途中、東京駅で「成田空港線が倒木で不通」の知らせ。 船橋駅(ちょうど台風の目の下)までJR、土砂降りの船橋 駅で京成電鉄特急に乗り換え。ちなみに船橋駅は停電中。 何とかチェックインリミット前に成田着。 16:00 UA852便 NRT→SFOは2時間遅れで出発。 ****** ここから北米西海岸時間 ******* 11:00 9時間後、空港に着陸。 違う。サンフランシスコではない。 着陸直後から異様な雰囲気。サンフランシスコではない。空港の周りに小高い山が見える。 なぜかカナダ バンクーバーに到着。 着陸直後に全米の空港がシャットダウンされているとの機長アナウンス。 次いで機内ラジオ9Chを聞けと。 空港がシャットダウン?????なにそれ。 ラジオは聞き取れず(-_-;)。<英語しっかり勉強せい! 出てきた言葉、FBI、国防何とか、他。 隣のお兄さん(米国人?)はしきりに携帯で電話。 周りの日本人は必死でヘッドホンに集中するも理解NG。 飛行機は着陸した場所から移動しない。 しばらくして、映画を上映するとのアナウンス。 その直後にチョコが配られる。結局映画はなし。 日本人のアテンダントがチョコを配りながらなぜか「貴重な食料です」とのコメント。 その後、そのアテンダントが「テロがあってWTCがなくなったらしい」と すこしづつ状況説明をはじめる。 その間、自分たちの周りにたくさんの飛行機が飛来。すごい数でした。 後ろの飛行機の乗員が見えそうです。びっちり詰められるだけ詰めて駐機。 シートベルトサインは当然消えず。 その後、皆さんはカナダに入国することになりましたとのアナウンス。 カナダの入国書類、税関書類が配布される。 やっと自分がバンクーバーに居ることを認知。 9ヶ月前、Wistlerにスキーに行った際に来ていたので、なんとなく見覚えがありました。 でも、まだこの時点では、「WTCがなくなった」の意味が理解できていませんでした。 精々爆弾テロで、壊れたぐらいのイメージでした。 15:XX 着陸から4時間、飛行機がようやくターミナルに移動。 5人づつ飛行機を降り、通路で手荷物を全部あけてチェック。 同時に身体検査? 金属探知機がピーピーなりまくっていました。感度最大か。 空港職員と思われる制服のヒトと、ライフルみたいな銃を持った軍人立会い。 簡単な質問があったのですが、何を聞かれたか覚えていません。 そこを通り抜けると、入国審査の長いというよりでかい行列。 30分ぐらい並んで入国審査を済ませてようやくカナダ入りしました。 で、何の指示もなし(聞いてなかっただけやろ)。 ちょうど前後の席に乗り合わせていた某大学の教授が預けた荷物を 取りに行くというので、それについていきました。 すると、「荷物はアメリカに送る」ような話があり、受け取れないとのこと。 着替えを全部スーツケースに入れている教授は呆然としていました。 ちなみに私は手荷物派でセーフ。前の部長のご指導で、身に付きました。感謝! そのあと、航空会社のチケットカウンターにいくようにとの指示があり、 訳も分からずに移動。 とりあえず「日本に帰るチケットを出してくれ」と依頼。<もう帰るつもり!偉い。 で、13日に帰るチケットを2人とも手に入れました。 その時、教授がバンクーバー市内のOXホテルに行くバスに乗れとメモをもらって いたので、やはり訳も分からずホテルのシャトルでOXホテルへ。 #この間、判断能力はほぼ0でした。ただ、今どこかのホテルに移動しないと #野宿必須という気がしていました>だって凄い(6〜7千人)人が突然予定 #外の場所に放り出されたのは分かっていたので。 ホテルにつくと、大きな会議室に通され、そこで180インチはあろうかと 思われる巨大スクリーンで、例の画像を繰り返し見せられました。 ここでは、あの画は出しません。 ショックで、訳がわからなくなっているところへ、「外の車寄せ?」に行くように との指示。言われるままに外に出ると、バスが待っていました。 (補足)この時点で、OXホテルは満杯だった模様。バンクーバーから2時間圏のホテルへの 大移動開始です。 16:XX バス2台に乗車(6〜70人)。 移動中の窓の外の光景。 ![]() 18:XX 郊外のホテルに到着 ![]() バンクーバーから100Kmほど離れたチリワク(Chiliwack)という町まで移動しました。 ホテルについてから、会社米国事務所に連絡。 13日に打ち合わせをやるとの話しに「今からバスに乗ってもNYに着かないので欠席させて」 と言って了承される。 12日(水) 11:00 ルームサービスに起こされる。 廊下に新聞。 ![]() CNNは、ナニを言っているのかさっぱり判らない。早口すぎ。 近所のケーキ屋でPieとコーヒーのBRUNCH。 会社からのメールで「今飛行機に乗るのは危ないから帰るな。バンクーバーの ヒルトンに行け」と指示され呆然。 折角苦労して取ったのに。チケット。ヒルトン、何処にあるの????? 14:00 ホテルの館内放送で、航空会社の意向で全員をシアトルに運ぶと言われさらに呆然。 (一部日本人でイチローが見られると言った軽率なヤツが居たようです。私ではない) 悩んだ末(何を?)会社指示どおりバンクーバーに行くことを決意。 航空会社に2時間リダイアルの末、13日の予約をキャンセル。 ホテルのフロントと交渉、バスに乗らずにあと1泊することとする。 併せて、空港行きのAirShutlleを予約。 19:00 日本人2人(私&某教授)を除き、殆ど皆シアトルへ。 Yahooでは引っかからないような町ですが、日本料理の店がありました。 #この日は、時間があったらテレビを見ていました。 13日(木) 07:00 某教授の乗る飛行機が11時チェックインせよとのことで、 早目にホテルをチェックアウト。 07:30 AirShutlleがオーバーブッキングで乗れないとの電話あり 07:45 定期バス(グレイハウント)で行くことに決定、タクシーでグレイハウントターミナルへ 08:00 バスが9時過ぎまでこないと判明(実は来ても乗れなかったかも知れない)。 08:10 空港11時着のためにタクシーで空港へ向かう。タクシーの運ちゃんが運行記録をつける ため、まだ近くで止まっていたのが幸いした。 10:40 空港着 11:00 19日帰国のチケット入手(^o^)丿 このときの出発便案内パネル。 ![]() チェックインカウンターはその時点で何処も100メートル近い列ができていました。 ファーストフードコートのカウンター席にエイチアイエスの人が紙を張り付けて 臨時事務所を作っていました。 チケットカウンターも私がチケットを変更したときは10人待ち程度だったのが、計数不能な 数の行列ができていました。 13:00 バンクーバーのヒルトンホテルにチェックイン 14日(金) 平和な1日でした。 ![]() ![]() ![]() でも、ホテル隣のAirCanadaビルにはチケットを求める人の長蛇の列。 12時にみんなで黙祷をささげていました。 15日(土) 平和な1日でした。 少し市内を出歩きました。 ![]() 16日(日) 昼まで平和な1日でした。 16:XX 会社から「すぐ帰れ!」との連絡。 帰国準備。 17日(月) 07:00 空港へ。 交渉の後、19日のチケットを17日に変更してもらう(<実は大変でした)。 07:30 チェックインカウンターの前の行列に並ぶ。 早過ぎるかなとは思ったのですが、、、 08:00?列ごとターミナルビル外に出される。 実は、あまりに早い時間に搭乗客が並ぶためにターミナルがパンクするという事態が連日発生していて、 各飛行機便のチェックインが適正にできる時間まで、ターミナル前の駐車場に作った待機所で待つことに なっていたのです。 人呼んで「テント村」。 ![]() ビニールテントといすが並べられていました。 いすに座って待つこと3時間半。何も食っていない。腹減った。けど、ここ離れると、、、、 ![]() 実は寒かったんです。 11:30 ターミナルビルに移動。チェックイン。さぁ飯と思ったが、セキュリティチェックの大行列とパニックぶりを 見て、セキュリティエリア内で食うことにする。 11:40 セキュリティチェックの行列に並ぶ。 チェックが強化された関係で、ゲートは1個だけ。全員一列に並んで待ちます。 14:30?ようやくセキュリティチェックが済み、搭乗ゲート前へ。 飛行機が居るのを確認し、一安心。漸く、パンと春巻きとドリンクをGet. でも、搭乗カウンターに人影無し。15:00発なのに。何故?? 15:00?出発が16:00に延期の連絡。 15:40?搭乗カウンターが開き、搭乗開始。でも、ここでもパスポートとチケットの確認に時間がかかる。 本日3度目の大行列。 16:20 飛行機がターミナルを離れる。いやぁ、長かった! その後(?) 帰国後、会社に出勤したら、3種類のリアクションがありました。 「大変だったねぇ」 「いいな、バンクーバーで待機だけの出張なんて。実はXXX行って来たんだろ、、、」 「キミ、海外出張伺い認可される前に飛んでたんだって。今までは大丈夫だったけど。オマエのおかげで、、」 以後、一度も会社の業務での海外出張は命じられなくなりました(2004年9月12日現在)。 最後になりましたが、亡くなられた方々、関係者の方には、どう申し上げてよいのか、、、 適切な言葉をここに書くことが出来ません。 もし、本ページで気分を害された方がいらっしゃいましたら、トップページのメールリンクをご利用頂き、 ご連絡下さい。 それ以外にも、編集、加筆があるかもしれません。
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