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   ブルーベリーとハリネズミ
 
 2001年8月私たちIVYLACE は、仲のよい友人と2人、自分たちはもとより、周りのボビンレース仲間達に、使いやすいクッサンを作って差し上よう!(?)という思いで クッサン作りを始めました。それまでは、海外からもっぱら取り寄せたものを 使っていましたが、どうしてもピンを刺すことの多い中心部が 早くに痛んでしまい、へこんだ感じになったり、ピンが刺さりにくくなったりして、ため息をついていました。
 
 本場ものの藁のクッサンは、とっても使い勝手がよくて ボビンの転がり具合も申し分なかったのですが、これをお稽古に持ち運ぶのはとても大変!それに 何かと気の多かった私(ブルーベリー)は 季節が来るたびに

「このモティーフ可愛らしい!」
「クリスマスだからこのレースを織ろう!」
「いやはやイースターですね、あら!このパターンすぐに出来上がりそう!」
・・・という感じで、お稽古用の他に いくつもクッサンが必要だったのです。

 話は遡りますが、もともと道具好きの私を ボビンレースの世界に誘ってくれたのが、イギリスでボビンレースを習って帰国した 彼女(ハリネズミ)でした。彼女のビーズ付のボビンを初めて見た時の私の気持ちと言ったら!・・・夏の朝、幼子が 紫陽花の葉っぱに 赤ちゃんカタツムリが ちょこんと乗っているのを見つけた時みたいにわくわくし、どうなるのか 興味津々だったことを、今もはっきり覚えています。

 そんな訳で、ハリネズミはイギリス式・ブルーベリーはベルギー式で ボビンレースを習いに行くことを スタートさせたのですが、道具が不自由!と言うことに いつも頭を悩ましていました。

 自分用のクッサンは、本当にたくさん作りました!はじめの何個かは□い形。でも、これだと 角がお腹に当たる位置に来ると、織り辛く 少し不便。

「それでは、○いのを作ればいい!」
と早速作ってみましたが、中心を正確に取るって大変です。

「どうしたらきれいな円形になるか?」
「中身のフォーム材は何が最適なのか?」
「ボビンがぽんぽん跳ねないようにしたい」
「お稽古用に持ち運びしやすいように。」
「カバーが取り外し可能で、中身を取り替えられるものを」
と数え切れないほどの試作を重ね、出来上がった自信作。
特許も取り、越前屋さん・ヴォーグ社の通販カタログでもお取り扱いしていただくことが出来るようになりました。2010年にはOIDAFA世界大会in神戸にも出店し、世界中のレースメーカーにクッサンやペイントボビンをお求めいただくことが出来ました。

2011年には東北震災の義援金募金のための、チャリティーボビンを販売し、ご協力いただいた収益を全額寄付させていただくことが出来ました。
 
 私達が専任の少数スタッフで、今も作り続けているクッサンや小道具たちは、「こんなのがあったらいいのにな」という思いから、試作・研究を重ねたものばかり。一つ一つ手作りで お届けいたします。私達IVYLACEの お届けするアイテムは、長くお使いいただくうち、きっとご満足いただけるものと自負しております。
 
 ボビンレースを愛するものとして、皆様の素敵なレースの お手伝いをさせていただけることは、私達IVYLACEの誇りです。これからも、エレガントなお品を 皆様にお届けできるよう、スタッフ一同心を合わせてまいりたいと思っております。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 
                
                        Ateliere IVYLACE  代表 三津澤裕子
                  

                                     

IVYLACE誕生の物語です

2018年まもなく開店17周年を迎える私たちIVYLACEのことをご紹介いたします。