カジカの仲間
アユカケ(カマキリ)
釣りキチ三平に末期癌の特効薬として登場するのが幻の魚アユカケ。淡水産カジカとしては最大であり、体長約20cmまで達する。確かに秋田は生息の北限域にあたるため、幻の魚なのだが、山形ではさほど珍しくもない。ただし、減少していることは間違いのない事実である。最上川水系など、各水系に分布するが産卵のために降海し、稚魚が遡上するという生活形態のため、河口付近の段差が生息数の減少に一役買う。そのため、赤川水系にはほとんど見られなくなったようである。

カジカ
淡水産のハゼ様の魚を総称してカジカと呼ぶことが多いが、本物のカジカは比較的きれいな川の大石の点在する水域によく棲む魚である。山形県では比較的多くとれるが、ゴリ(実はカジカ)料理で有名な金沢周辺ではかなり生息数が減少しているらしい。砂の少ない早瀬を好み、春に産卵する。アユカケにも言えるのだが、捕まえたカジカを小魚と一緒に入れておくと、あっと言う間に小魚が消える。人間に捕まったというある種の極限状況でさえも失われない食欲。あらゆる魚の中でも、最も大物感の漂う魚である。

カンキョウカジカ
カジカの一種だが、山形県では1996年に初確認されたばかりである。生息箇所は秘密。
ハナカジカ
同じくカジカの一種。こちらは1990年に初確認。同じく秘密。