そのたのおさかな
ゴリの類
 ゴリと言えば金沢の「ゴリ料理」ですが、実はそのゴリにはカジカ(まごりと言うらしい)も含まれています。これもハゼ様のの魚で、吉○幸二が良くパドルテールワームに例えます。山形県にはウキゴリ、スミウキゴリ、シマウキゴリと3種類が生息していますが、素人には見分けることはほぼ不可能。だいたい、ゴリとヨシノボリとヌマチチブの判別すら難しいです。イメージとしてはハゼとコチの中間くらいと言えばいいのでしょうか、ハゼの頭に一発喰らわしたような、そんな感じの魚です(意味不明)。最上川水系などに生息しています。

ヨシノボリの類
 これもゴリと一緒で、いっしょくたにされていますが、正確に分類すると山形県には5種類(クロ、トウ、シマ、ルリ、オオ)が分布しています。これもさっぱり区別が付きません。小山○司がよくエ○テールパドルに例えてます。県内の沼などで見られるハゼのような魚はほぼヨシノボリの仲間か次にあげるヌマチチブと考えて間違いないでしょう。

ヌマチチブ
 ハゼみたいな魚で、やたらと黒い、そして気性が荒い。これがヌマチチブの特徴です。基本的にアホなので、目の前の餌には必ずバイトします。県内各所に分布。

アユ
 清流域に分布する日本を代表する魚、それがアユです。ルアーに良くあるカラーです。しかし、アユカラーと言えば必ずあるエラの黄斑は天然遡上のものしかはっきりしておらず、そんなアユはたまにしか見かけることが出来ません。そう、山形とはいえ、アユはほとんど放流されたものしかいないのです。放流されているのはいわゆる湖産アユだけではなく、近海で捕獲した稚魚を飼養したものも含まれているようです。
 昨年などは、水温が上がらなかったせいか、特に放流アユの生育が悪く、全盛期であろう8月でさえ12-15cm程度しかありませんでした。これには、様々な要因が絡み合っているいることも間違いないのですが。
 さらに言えば、湖産アユの放流は県内に様々な西日本系淡水魚をもたらしました。オイカワ、ハス、ビワヒガイ等々これらの魚はアユの放流に伴って県内に分布を拡げたと考えられます。
 比較的多くの天然アユが遡上するのは庄内地方の流程の短い河川のようです。

ワカサギ
 山形県内では多くの湖沼に生息し、釣りの対象魚になるとともに、バスなどフィッシュイーターの重要なベイトフィッシュになっています。あまり知られていませんが、このワカサギも天然分布ではなく、人為的に放流されて分布しているものです。と、いうことは「バスのせいでワカサギがいなくなった。バスを退治せねば」と言った理屈(数年前にこのような趣旨の釣り大会がありました)は完全にワカサギ釣りが好きな人の勘違いです。バスも在来魚の生息を圧迫しますが、ワカサギだって圧迫しないはずがないでしょう。ヘラブナも然りです。悪いのは魚なのか、人間なのか良く考えて欲しいものです。

ウナギ
良く知られた魚ですし、とくに言うこともありません。山形県内にいるのは放流されたもののみのようです。

メダカ
 メダカなど、どこにでもいる。そう言った印象があるようですが、はっきり言って山形県にでさえもほとんどいません。もはや水槽の中のグッピーのほうが多いのではないでしょうか。山形にはいないようですが、メダカに似た魚でカダヤシ(蚊絶やし)と言うのがいます。かつて、下水道が普及していなかった頃、ボウフラを駆除する目的で導入された魚です。メダカよりも水質汚染に強く、関東近辺で確認されるいわゆる「メダカ」はほとんどカダヤシでしょう。正確に言うと、メダカもいくつかの種類に分けられるようですが、細かいことは気にしないことにしましょう。県内では、庄内で確認できるようです。

トゲウオの仲間
 巣を作って繁殖することで有名な魚です。山形県にいるのは、イトヨとイバラトミヨのようです。両方とも水質の劣化に非常に弱いため、イバラトミヨは県内数カ所の湧水でのみ、イトヨは降海するため本当にきれいな川でのみ確認されるようです。