じゃじゃ麺のルーツを求めて・北京への旅

 
   
 2009年4月3日から10日まで,中国・北京に行ってきました。当初はドイツにでも行こうと思っていたのを中国に変えたのは,盛岡じゃじゃ麺を生み出した男の一代記の演劇を見たから。私も妻あっちゃんも,じゃじゃ麺大好き,ということで,あっという間に中国行きが決定しました。
 また,二人とも,龍(ドラゴン)好きというのも共通しているので,龍とじゃじゃ麺の都・北京への旅が始まりました。
 ちなみに,海外経験は,私が韓国に2回,あっちゃんは初めてということで,ほぼ初心者にもかかわらず,ガイドはなし。本当に大丈夫? 

1日目(2009年4月3日)   

盛岡〜東京
 16時近くまで仕事をして,17:41の新幹線で東京へ。
 仙台発着だと,途中でトランジットしなければならず,時間が無駄になるのと,できるだけ飛行機に乗る回数は減らしたいのとで,成田から出発としたが,そのためには前日に東京入りしなければならないとのこと。
 東京に着いたのは9時過ぎで,東京駅地下の大繁盛していた居酒屋で夕食。しかし,不味い・・・。刺身の活きは悪いし,焼き鳥も冷凍食品?と思わせる出来。しかも,たばこの煙がきつい。今時分煙ぐらいしろ,っていうの。
 なんか,いきなり疲れたので,早々に寝ました。 

2日目(2009年4月4日)  

東京〜成田〜北京
 朝7時の成田エクスプレスで,空港へ行き,チケットを受け取る。しかし,ここで,自宅から出した荷物の受け取り表を忘れたことに気づく。
 さらに,セキュリティーチェックで,自宅においてきたとばかり思っていたソムリエナイフが,カバンの中から見つかるし。
 やっぱり舞い上がっているのかな〜?
 出発は11時。そういえば,今日の11時から北朝鮮のミサイルがどうとか言っていたっけ。その時間に飛行機乗るのと,黙ってミサイルが飛翔する岩手にいるのと,どっちが危険かなあなどと馬鹿なことを考えながら,飛行機に乗る。
 そういえば,携帯電話を海外で使うのどうするんだろう?ってことで,成田で聞いてみると,特に手続はいらないが,パケホーダイが使えないため,料金が高くなるかもと注意を受ける。これで,中国語翻訳アプリが気軽に使えないことが確定。(最も,中国は電波事情が悪いので,使えなかっただろうが。)
 ところで,肝心の言語については,旅用の薄っぺらい本1冊と,中学生のような自作の単語カードのみ。これで本当に大丈夫か?

 しばらくは和食は食べられないだろうということで,朝食は空港内の和食処で焼き鮭定食。昼食は機内食。中華料理が出るかと思ったら,普通に洋食でした。
いよいよ入国
   4時間飛行機に揺られて,北京国際空港に到着。入国審査は,機内でマスターしたので,どんな質問でも来いって感じだ,って,あれ?パスポート見ただけで質問はなし?ちょっと拍子抜け。
 国際ターミナルからは,シャトルで移動だが,列も作らず,到着したとたんに一気に乗り込むあたり,大阪チックだ。
 今回は,ホテルまで手ぶらで行けるというサービスを使ったため,ガイドさんが荷物引き取り所で待っててくれ,そのままホテルまで送って頂きました。途中でガイドさんから,万里の長城は是非見た方がいいといわれたが,今回の旅程では予定にないんだよな。

 ホテルは日本のオークラ系列の長福宮飯店。五つ星ホテルということだが,お値段はさほど高くないのに,日本に比べて,部屋が広くて快適。約1週間お世話になるので,まずは一安心,と思ったら,清掃係の人が来て,なんか言ってます。どうやらシャンプーを補充しに来たらしいが,日本語も英語も通じず,ちょっと焦る。ホテルで一息入れているうちに,北京時間で午後6時を回っているのに気付く。当初の予定では,王府井に行って,屋台めぐりをしたり,適当な料理店に入ろうなどと思っていたが,飛行機で疲れていたので,ホテルのまわりを散歩しながら食べ物屋を探すことにする。

 しかし,北京の道路は広い上(片道4,5車線に加え,自転車用道路と歩道がある。),官庁街のためかマクドナルドを除いては目立つ飲食店がない。そうかといって,少し裏に回ると,照明が暗くて怪しげな飲食店しかなく,自分一人ならともかく,あっちゃんを連れて入るのは少し気が引けてしまう。やはり,新婚旅行に中国は少し無謀だったか。
 結局,1時間近く歩き回って,24時間営業らしきファーストフード店へ。ここでメニューを見ると,お目当ての炸醤麺があるということで,さっそく頼んでみました。他に空芯菜炒め水餃子
 炸醤麺の麺はかなり平たく,幅8mm程度か。茹で置きのためか,かなり柔らかめ。具はキュウリ,にんじん,大根。肉は大きめで,八角の味が強い。実は,あっちゃんは,この手の臭いが強いものは苦手で,食べれませんでした。この段階で,ちょっとホームシック気味。私一人が満腹になって,あっちゃんはコンビニでパンを購入。かなりご機嫌斜めです。成田離婚の危機か!?
 
  建国門の炸醤麺

3日目(2009年4月5日) 北海公園の龍  

 天気は晴。
 朝は少し早起きして,ホテルの日本食レストランで和食。またしても焼き鮭定食で,北京でも食べれることが判明。
 でも,白いご飯とみそ汁が食べられて,あっちゃんのご機嫌はかなり直りました。

 今日からいよいよ北京市内散策。最初の目的地は,故宮の北側にある北海公園。ここには中国最大級の九龍壁(ジューロンビー)があるということなので,龍と出会う目的の旅の一番目としてはふさわしい。
 入場券を買って塀の中に入ってみると,そこには盛岡の高松の池と比べても広い(当たり前だ)池とも湖ともつかない風景が広がる。世界最古の宮廷庭園ということで,800年の歴史を持つとか。敷地内には,清朝時代の建物があり,多数の見物客がいるが,中で飲食をするなどし,建物の保存もぞんざい。やはり,アジアはヨーロッパと比べて,文化財を大切にしようという気持ちが少ないのかな。
 お目当ての九龍壁は入って15分くらい歩いたところに,あっけないほどすぐ見つかりました。これは乾隆帝時代に作ったとのことですが,極彩色の9匹の龍が表と裏で合計18匹いて,圧巻です。これには龍好きのあっちゃんも大喜び。
 ここまで歩いて,午後2時。少しお腹が空いたので,公園内の売店でインスタントラーメンを買って食べる。こういうところで売っているカップ麺は,大概スーパーカップ並みのでかさである。

 本当は,九龍壁は北海公園の中のほんの一部であって,他にも建物だの島だのがあるのだが,あまり興味もないので,某マスターへのおみやげに怪しげな胡弓人形を買って出る。

 次は北海公園のすぐ北にある什刹海へ。気温が30度近くになってきたので,スタバで一休みするが,日本よりも若干お高い。ここは,北京のナイトスポットらしいが,シーサイドのお店はまだ営業前らしい。
 什刹海のおみやげ屋にはいると,絵を売っていたので,母に「掛け軸がほしい」といわれていたことを思い出す。大きい掛け軸が700元(1万円くらい),小さい掛け軸が300〜500元とのこと。大きい掛け軸で,赤を基調に龍のがあったので,ちょっと迷っていると,「友だち!,友だち!」とやたらと声をかけてくるお姉さんからいろいろ勧められる。和室に併せることを考えると,赤いのはちょいとハデかなと思い直し,水墨画のようなものを2本選び,「友だち」お姉さんと値段交渉の結果,あわせて700元が300元になる。帰ろうとすると,「友だち」お姉さんが最初の赤い龍をしつこく勧める。700元が500元,300元となり,最後は100元に。持って帰るのが大変そうなので,断ってきたが,この調子では,300元でも高かったかな?
 その後,スーパーに寄ってみたり,鐘楼・鼓楼を見たりしながら地下鉄駅に移動。

 王府井まで地下鉄で移動すると,6時近くで,お腹が空いていたので,何か食べようと思ってうろうろしているうちに,ロッテデパートの上の方にあるフードコートで,炸醤麺を発見。しかも,麺打ち職人さんがいて,フードコートといえど,かなり本格的。
 さっそく注文してみると,1日目に比べて,麺は細くて丸い。お味の方は,ちょうどよい塩辛さで,盛岡じゃじゃ麺に近いかも。「これなら食べれる。」と,あっちゃんもご満悦です。
 さらに,近くにある屋台村(?)を歩き,美味しそうな塩焼きそばを買ってみたが,塩辛すぎて食べられませんでした。残念。 




北海公園の九龍壁



什刹海のおみやげ屋街



ロッテデパートの炸醤麺

4日目(2009年4月6日) 故宮ツアー 

 
 天気は快晴。気温は25度以上。3日前までの天気予報を見て,革ジャンなぞ着ていったのですが,我々が北京に入ったとたん,暑くなっていました。北京では,夏は暑く,冬は寒いので,一番いい季節だそうです。

 前日にかなり歩き回ったので,この日は少し遅めに起きて,朝食はホテルのバイキング(ブッフェ?)。こういうところで出るものは,万国共通なのかも。

 さて,この日は故宮博物院(紫禁城)をゆっくり回ることにしていたので,さっそく地下鉄で出発。故宮に着いたのは,なんだかんだで午後1時近くになっていました。

 まずは天安門で,毛沢東主席が出迎えてくれます。日本の門は,江戸城でも大阪城でも10歩もあればくぐれてしまうのですが,この門は100mほどのトンネルをくぐらなければ,抜けられない。
 天安門を抜けると,そこは広場で,おみやげ屋さんの屋台が何個かある。そこで,サングラスを購入。入場券を買って,午門をくぐると,次の建物である太和門まではまたも広大な広場。太和門を抜けて,太和殿までも,またも広場。清朝時代には,ここに文武百官が居並んだのだろう。
 太和殿には皇帝と皇后のいすがあり,天井にも梁にも柱にも龍だらけ。さすがに龍は皇帝の象徴だけはある。これにはあっちゃんも興奮気味でした。
 また,次の中和殿の裏の階段にある龍のレリーフは,紫禁城の中でも保存がもっともよいものというだけあって,見事なものでした。

 しかし,容赦なく照りつける太陽と,日本とは桁違いの広大さに少々疲れ気味。中和殿の日陰でしばらく涼み,保和殿は通り過ぎるだけにして,おみやげ屋さんで,休憩。ここでも前日に続いてコーヒーを注文するが,やはりお高め。中国では,お茶はとびきり安いが,コーヒーなどの輸入品は高価品らしい。
 おみやげ屋さんでは,事務所のボスへ七宝の灰皿を購入。
 その後,九龍壁に向かうも,この時点で15時半。さすがにお腹が空いたので,食堂に入って遅めの昼食。
 あっちゃんはカレーライス,私はジャガイモと牛肉の煮込みライスを注文したが,後者は八角がきつく,1日目の二の舞になるところでした。カレーは何とか食べれたようだけど,やっぱり香辛料の香りがする。日本に帰って聞いた話では,やはり,中国のカレーライスには,八角を使用しているとのこと。

 お腹がいっぱいになったところで,本日のメインイベント,九龍壁。前日の北海公園よりは一回り小さく,一面の見ながら,これはこれで見事なものでした。
 目的も達成して,あとは北の玄武門を出るだけですが,途中,珍宝館を見てみました。玉で作った置物などは確かに見事なのですが,展示方法の杜撰さから見て,たいしたものではないのかな。やはり,名品はすべて台湾にあるようです。

 故宮を出た後は,服を見ようと西単のデパートへ行くが,あっちゃんが購読するCanCamに掲載されているような服はない模様。確かに,日本であっちゃんの行くお店で,中国の買い物客に出くわしたことはほとんどないので,流行などが違うのかも。

 一度ホテルに戻ってから,夕食探し。建国門から西の方に向かって歩くも,なかなかよさげなところが見つからない。ファーストフードみたいなのは1日目で懲りているし。そうこうしているうちに,またもデパートのようなところがあったので,入ってみると,ここが中国のアメ横か,みたいな感じで,服やバッグが所狭しと並べられている。
 中でもすごかったのは,「CUCCI」とか,「Douis Vuitton」などの(違法)コピー商品の山と,その売り子さんたちの強引さ。あっちゃんは,腕を何度か捕まれて,本気で怖がってました。

 結局,ここでも食べるところは見つからず,ホテル近くまで戻って,韓国料理店を見つけたので,そこで夕食。すでに午後9時を回っていました。
 食べたのは韓国冷麺(そば粉の入った麺とトンチミのスープ)とチヂミという,日本と代わり映えのしないものでしたが,日本より韓国で食べたものに近いものでした。

天安門


故宮博物院(紫禁城)・太和殿と前庭


太和殿の梁
 
中和殿裏の階段


故宮の九龍壁


韓国冷麺

5日目(2009年4月7日) 北京町歩き 

 

胡洞の炸醤麺


天津餃子苑

6日目(2009年4月8日) 

 
 
老北京炸醤麺大王


天壇


ロッテデパートのダールー麺

 7日目(2009年4月9日) 

 
 

 8日目(2009年4月10日) 

 
   
(10/07/06)  
   
   
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