▽パスポートの取得方法  


海外に出るには、必ず取得する必要があるパスポート。
でも、パスポートの取得って、面倒だし、結構時間がかかるものなのです。
このコーナーでは、そのパスポートの取得法について、説明していきます。



<1> 10年用と5年用 用途に応じて選ぼう
現在発行されている一般用旅券(パスポート)は、赤い10年用と黒い5年用の2種類。うち、10年用は未成年は受領できないので注意。下に諸条件を比較してみたので、それを参考に。ちなみに、たとえ0歳児でもパスポートが必要なので注意。
10年用パスポート 5年用パスポート
有効期限 10年
構成 全48ページ
受給資格 20歳以上
発行手数料  15000円
備考 未成年者は、容貌の変化が著しいため、10年用は発行できない。
有効期限 5年
構成 全32ページ
受給資格 年齢制限なし
発行手数料  10000円(12歳未満5000円)
備考 国によっては、残存期間6ヶ月をきると入国できないところもあるので、有効期限は実質4年半とみておくといい。



<2> 申請のための書類を集めよう
パスポートは、その人の日本国籍を証明する非常に強力な身分証明書であるので、そのぶん発行に必要な書類も多いし、規定も厳格。必要書類を列挙すると、

1  一般旅券発給申請書 パスポートの申請窓口の他、市区町村の役所で入手できる場合もある
なお、10年用と5年用では書式が違うので注意。
2  住民票の写し 住民票がある市区町村の役所で入手できる。必ず本籍が入ったものを取得すること。なお、家族のものをまとめて申請する場合、1枚で済む場合も。詳細は各都道府県の申請窓口まで、
3  戸籍謄(抄)本 本籍がある市区町村の役所で取得できる。本籍地が遠い場合、郵送での取得も可能。
なお、"戸籍謄本"ならば、家族分をまとめて申請する場合に便利
4  写真 規格が非常に厳しいので、3分間写真はお勧めできない。専門の写真店で"パスポート用"の写真を頼むとよい。裏側に、自分の名前を記入しておく
5  未使用の官製はがき 宛先は、住民票にある住所・氏名。住民票通りの本人であるかを確認するため
(このはがきが後日送られてきて、パスポートの引換証になる)
6  身分証明書(コピー不可) 運転免許証ならば、それ1枚でOK
免許を持っていない人は、健康保険証/年金手帳などの戸籍が確認できる証明書と、学生証/社員証などの写真付き公的身分証明書を組み合わせて本人と証明する。

詳しくは、外務省の該当ページ(こちら) 





<3> 実際に申請してみよう
書類が整ったら、実際にパスポートを申請してみよう。
申請場所の呼称は、「旅券事務所」、「パスポートセンター」など、都道府県によって異なる。
まずはこちらから、最寄りのパスポートの申請場所を調べる。基本的には、住民票がある場所の最寄りの申請窓口でしか申請は受け付けてくれないが、「居所申請」(下欄参照)などの制度もあるので、詳しくは窓口にお問い合わせを。




<4> 申請の際の注意点

パスポート用写真は規格が厳しいため、専門の写真屋に任せた方が安心
  ・・・甘く見てはいけない。スチュワーデスが写真を拒否されたケースもある。
パスポートの申請は代理人でも構わないが、受け取りは、絶対に本人のみ(赤ん坊でも例外ではない)。
平日しか開いていない窓口も多いので、学生や社会人にはつらいところ。
本人確認用のハガキは、「住民票通りの住所」に「転送不可」で送られてくる。
 住民票と違う場所に住んでいる人は、面倒なことになるかも。
 ただ、親元を離れて生活する学生のため[居所申請]<キョショシンセイ>という制度あり
有効期限が残り6ヶ月を切ったら、入国を拒否される国が多い。
 残り1年から、パスポートの「切り替え」が可能なので、早めの対処を。





一口メモ  [居所申請]<キョショシンセイ>
親元を離れて(住民票を親の家に残したまま)生活する学生のための制度。
わざわざ実家のある都道府県の旅券事務所まで行かずに、今住んでいる都道府県でパスポートが受け取れる。東京都などで実施。この制度がない自治体もあるので注意。
 ただ、いずれにせよ戸籍抄本や住民票などは取り寄せる必要がある。



 
訪問先によっては、パスポート(旅券)の他にビザ(査証)が必要な場合がある(中国・ロシア・オーストラリア・東欧諸国など)。ビザの取得は、訪問先の国の在日大使館や領事館で行う。 また、旅行会社に申請を代行してもらうこともできる(有料)。短期観光にビザが必要でない国でも、長期滞在や観光以外での入国にはビザが必要。詳しくは、こちら。(←「よしこの観光ビザ案内」 トップページ未確認)