写真集 第10回

ノイシュヴァンシュタイン城
 

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なだらかな山地を、ゆっくりと登る列車からの車窓。

ノイシュヴァンシュタイン城の最寄り駅"フュッセン"は、この登山鉄道の終着駅でもある。
ミュンヘンからは約3時間。

冬の間、この単線区間を走る列車は、2時間に1本しかない。


雪が多く残る脇道にそれ、橋へ向かう雪道から撮影。

脇道の急な斜面には多量の雪が積もっており、一歩ごとに足を取られ、滑り落ちそうになる。

脇道の入り口には、
「進む場合は、自分の身は自分で責任を取ること」という掲示がある。


すぐそばまで、ドイツ・アルプスの山並みが迫ってきている。

この地域には、たくさんのスキー場がある。


ペラット渓谷に架かるマリエン橋。両側は断崖絶壁。

片側は滝。
その反対側に、ノイシュヴァインシュタイン城が見える。

下を覗き込むと、この渓谷の底が、滝壺になっていることに気付く。


マリエン橋から撮影した、ノイシュヴァンシュタイン城。
ドイツ語で、新白鳥城。

シンデレラ城のモデルにもされた、この美しい城は、バイエルン国王ルートヴィヒ2世が建設させたもの。

彼は、強大なフランスの"太陽王"ルイ14世に憧れたが、小国の王に過ぎないルートヴィヒにそれがまねできるはずもなく、強いコンプレックスを抱くようになる。

やがて、彼は現実から逃れ、この城で耽美的な趣味に走る。そして、精神を病んだ国王は政府によって捕らえられ、謎の死を遂げることになる。




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