99/10/7 No.2
『毎日さわってる』
15歳のときから気がつくと触っている、本当毎日さわっている。
触ってると気持ちがいいし、なんか落ち着く。俺はこいつを触りだした時から大人になったような、新しい自分を発見したような、人生が変わってしまった。
アコースティックギター!なんて素敵な奴なんだ!
最初はご多分に漏れず「女の子にもてるから」という、ごくごく当たり前(当たり前か?)の理由からだった。
でも、いつのまにかあの「音」が好きになってた。
もちろん「音」だけじゃない。あのスタイルも、感触も何もかも全てだ。男と女の出会いもそうだけど、始まりはどんな形でもいいんだよね。
婚姻届は出してないけど、ギターと結婚してるみたいなもんだ。
そして俺とギターの共同作業によっていくつもの曲達が生まれる。出来のいい奴もいれば、どうしょうもない奴もいるけど、みーんなかわいい。
そう考えるとギターは女性だよね。よく見ると胸とお尻がある(ん〜まさしく女体)。
こっちの攻め方次第でいろんな声を出すしね(今夜はアダルトトークだな)。真面目な話、ギターに出会うまでは自分がなにかに縛られてる感じがしてたけど、手にしてからは自由になれた気がした。
こんな風に書いちゃうと「こいつ格好つけやがって」と思う人もいるかもしれないが本当だから仕方がない。
ブルース スプリングスティーンが「ギターは未来のドアをあける鍵だ!」って言ってたけど、まさにそんな感じだったな。
気がついてみれば、この原稿もギターを抱きながら書いてる。