99/10/13 No.5
『チャリンコに乗ってたら』
いつもの様にチャリンコで遊歩道を走ってると、急にもよおした。
もよおしたと言ってもウ◯コではない。たまにあるんだが、俺は思いつきで行動してしまう癖がある。よくいるよね?真夜中に大掃除しだしたり、部屋の間取りを変えたりしてしまう奴って。
それは俺です。
今日はぬけるような青空がやたらに気持ちよく、ここちよい風がたまらなく気持ちよく、加藤愛がたまらなく可愛かった(なんのこっちゃ)。
「江ノ島に行きたい!」何故だか急に江ノ島に行きたくなったんだ。何故江ノ島なのか?そんなことは関係ない。
とにかくそのとき頭に浮かんだのが江ノ島だったんだ(江ノ島も浮かんでいる)。
久しぶりに江ノ電に乗りたいっていうのもあったのかも知れない。何年か前にも一人で特別な理由もなく、江ノ電に乗ったことがある。
そのときはあまりにも海がきれいだったんで鎌倉高校前という駅で途中下車して、砂浜を少し歩いちゃったりなんかして、貝殻なんか拾って、ちょっぴりセンチになっちゃったりして。
とにかく鎌倉から江ノ電に乗って(今回は降りなかった)江ノ島に着いた。
長い橋を渡って入り口のとこまでいくと「来たな!」って感じになる。ここにくるのは4枚目のシングル「最後の夜明け」の撮影のときに来たことがあるので約4年ぶりだ。
狭い道の両サイドにはお土産屋やだんご屋がならんでいてついついなんか買ってしまいそうになるが我慢して歩く。
子供のころからこういった店は大好きで見てても飽きない。そのときは「これ欲しい!」と思って買うんだけど、家にもって帰ってきたとたん熱がさめちゃうのだ。
小学5年の修学旅行の時、何故だろうか?木刀を買ってた、それに「友情」とか「根性」とか書いてあるキーホルダーとかね。
たまにそういうとこいくと、本当に不思議なんだけど、「おじいちゃん」とか「おばあちゃん」って書いてある湯呑みとかも欲しくなっちゃうんだよなぁ〜、なんでだろうか?
話はそれたが、それからエスカーという名のエスカレーターで頂上まで行くと、おなかがすいてきた。そもそも江ノ島にはチャリンコに乗っててついでに来たのだ。
いつもだったらとっくに昼飯を食ってる時間だ。「そうだ!あそこへ行こう!」撮影で行ったときに入った店がある。なつかしい気持ちも手伝って、その店に入った。
その店は海の見える最高の場所にあって窓の外にトンビが飛んでいる。店の窓から食べ残した魚の頭なんかを外に投げると、うまい具合にトンビがくわえる、
これがまた見事なんてもんじゃない、とても俺にはできない(あったりまえだろうーが)。
それを4年前にやってたらお店の人に「お客さーん、それやっちゃうと困るんですよねー」って怒られた。生ビールが美味かったねぇ、歩いたあとの生ビールは最高!
それから崖の方にいって海を見たんだが最高!俺は太陽に照らされた最高の海をみながら思った。「なんで江ノ島にいるんだろう?」。
チャリンコだ、たかがチャリンコ一台買っただけで江ノ島。何かのアクションを起こすと何かにつながってくんだねぇ。
そしてこれを書いてる自分がいるし読んでるあなたがいる。ほらやっぱりつながってく。