99/10/16 No.6
『ヨッシャー!』
ハー・・・(深〜い溜息)。ハ〜ァ・・・(さらに深い溜息)。書けないなぁ〜、あと一曲なんだけどなぁ〜。なにをかくそう只今柿島伸次5thアルバムの制作中だ。
あと一曲書けないと先へ進めない。散歩にいこうが、チャリンコ乗ろうが、逆立ちしようが、エロビデオみようが書けないもんは書けない。あと一曲が書けない。
もうメロディーは出来ていてテープにもアレンジされた形で入っている。あとはボーカルのチャンネルに日本語の詞が入るだけだ。
今そのチャンネルにはどこの言葉でもないメチャクチャ英語が入っている。文字にするとたぶん「★□%□□●◆□□□!♪」こんな感じだ。
ファーストアルバム「名前のついていない場所へ」は生意気にもナッシュビルレコーディングだった。そのときアメリカのスタッフやミュージシャンは俺が家で録ったメチャクチャ英語で歌ったテープを聞いて、俺がどんなことを歌っているのか、一生懸命聞き取ろうとしてたらしい。
「Shinnji ha nanio utatterundarou?」。ナッシュビルのコーディネーター(ケーシーっていう最高の人なんだが、今度ちゃんと紹介します)が「柿ちゃん英語の発音いいでぇ〜、みんな誉めてたで〜、きっと耳がいいんやなぁ〜」って誉めてくれてその時えらく喜んだ。・・・・ん?・・・じゃなくて英語らしき発音か・・・・・。
俺はあのとき何を喜んだんだろう?
でもそうだよな、俺も知りたいよ、「俺は何を歌いたいんだろう?」。盛り上がりたいよ、毎日こうパーっと盛り上がりたい。
俺の脳みその作りは単純で曲が出来れば最高に幸せな気持ちになれる(あと恋をしたときね)。一曲できるたび、メチャクチャハッピーになれる。
最高級のフランス料理を食おうが、最高級のベンツに乗ろうが(どちらも経験ナシ)きっと俺の場合本当に意味での幸せにはなれない。
そのかわり一曲できれば本当にいい気分になれる。それがわかってるんなら、それがわかってるんなら柿ちゃん!やるしかないじゃん!
盛り下がるのも盛り上がるも俺しだいってことか。ヨッシャー!