初音ちゃん日記
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『初音ちゃん』とは、我が家の愛車ホンダ製インテグラの愛称である。
叔父の遺産であるが、タイプRだったらドラマチックであろうが残念ながら
V−TECエンジンでさえない。
だが、それゆえに愛ッ! それこそが愛ッ!
これはその『初音ちゃん』の成長を記録した物語であるッ!
ちなみに新しいものほど上にあります。
日記のつづき
11年8月6日:初音ちゃん魔京伝 その2
後ろのバンパーをかなり凹ませてしまいました。
奈良の名所『鬼の爼』『鬼の雪隠』を見に行ったのですが、狭い道で
インテグラがやっと通れるような道だったのです。
バックして戻るために両サイドのミラーを下向きにしていたのが
あとで惨事を招きました。
駐車場に入るためにミラーを見ながらバックしたところ、
車の後部がミラーの死角となっていたために(焦ってて気が付かなかったのです)
隣の車にぶつけてしまいました。すぐに降りてみたところ、相手の車のバンパー
には微かに擦り傷がある程度でホッとしたのですが、それも束の間。
僕の初音ちゃんのバンパーは見るも無惨なほどに凹んでしまったのです。
正直パニックになりました。ここまで凹ましたら直るんだろうかと。
とりあえず『甘樫の丘』で昼飯を食べようと走っていると、何か周期的な
擦るような音が……あとで、草が挟まっていただけと分かりましたが、
とても不安でした。
やっぱり初音ちゃんは鬼とは仲が悪いのでしょうか?
11年7月21日:初音ちゃん魔京伝
古都・奈良の大峰山に水汲みに行きました。
ごろごろ水とか言う名前だったのですが、そこに行くまでいくつも山を
越えました。きつい山道の上、カーブの先が読めないのでとても辛い。
悲劇は帰ってから。持って帰ったタンクのうち、一つがこぼれてトランク水浸し。
キャビンの床までびしょびしょになってしまいました。
こぼれた水の総量は15リッター……。
11年7月15日:初音ちゃんの妖気レーダー(笑)
妖気を感じると、初音ちゃんの髪がぴんと起つ……。
と、言うわけではありませんが、レーダー探知機を装着しました。
オートバックス光明池店で7,800円也。汗だくになりながら装置の
コードを取りまわし、固定しました。結構めんどくさいです。
未だ一度も捕まったことはありませんが、先輩に
「一回、捕まらへんかったらモト取れるから……」と言われて買いました。
これで夜中のドライビングも大丈夫!?
11年5月29日:初音ちゃんのえーと……(笑)
とにかく、タイヤのローテーションしました(笑)。
ドーナツに換えてからもう5千キロ走ってたようです。
うむ。時が経つのは早いのう。
そろそろまた車内が沸騰しそうな夏が近づいてきました。やれやれ…
11年5月23日:ハードボイルドな初音ちゃん
ふっふっふ。
とうとう、初音ちゃんに銃(エアガン)を携帯(トランクに搭載)させる。
くっくっく、愚かなる反逆者(上の電線に停まるハトやスズメ)どもめ、
我が偉大なる力(6mm BB弾 単発)の前に沈むが良いッ!
と、いうわけでエアガン買いました。ブローバック式(銃身のカバーを後ろに
引いて撃鉄を起こすタイプ)の『デザートイーグル』という銃です。
別に鳥を追っ払えたら良いので当たらなくてもいいんですが、ちょっと趣味が
入って30分ほど悩んだ末、お店の兄ちゃんに15分ほど話を聞いて購入しました。
駐車場で試射すると、心地よい振動と真っ直ぐ水平に飛ぶ弾丸。
気持ちよかったです。
11年5月17日:埃まみれの初音ちゃん
今日、久しぶりに初音ちゃんの待つ駐車場へゆくと、そこにはすっかり埃を
かぶった初音ちゃんが。近づいて見るとやや黄色い。これが噂に聞く、遙か中国
大陸の黄河流域から飛来する『黄砂』かっ!?
わざわざこんなとこまで飛んでこなくてもいいじゃないか。これは絶対、中国
共産党の陰謀だっ!
軽い憤りを覚えた僕がさっそく、初音ちゃんを洗ってあげようと近づくと
初音ちゃんの頭の上に鳥のフンが……
「ほほー、ほほー」
頭上の電線にとまっている鳥に、ちょっぴり大きめの石を投げました。
ちっ! 外したか……
11年4月20日:初音ちゃんの保険証更新
保険をお願いしている叔父から保険の更新申込書が届く。
ぬぅ。一緒に入ってた、おすすめの保険も結構いいかも。
でも結局、同じ保険にしました。
11年4月11日:えっ!? 初音ちゃん痴漢に遭う。
兄貴夫婦を送って帰るとき、変な車に追いかけられた。
兄貴のうちからずっと後ろにつけて煽り走ること5分ほど。
赤信号で停まっていると車を降りて近づいてきた。
コンコンと窓を叩くので開けると、『誰に頼まれた?』
訳がわからんので、パニクって名前を聞かれて素直に答えてしまった(後悔)。
そのうえ、『ちょっとここ邪魔やからそっちに入ってぇな』。
これは恐喝か! と思って(よく頭働いたもんだ)、灯り(管理人がいる)
のついている駐車場へ入る。
管理人がこちらに気づいたためかあまり手荒なことはされなかったが
『何で俺が来たとたん逃げた?』だの『何をしていた?』だの詰問された。
冷静になってから思うに、彼は何かのグループ(例:暴走族)に所属しており、
僕のことを敵対するグループの偵察だと勘違いしたようだ。
兄貴夫婦をおろしてMDをセットしたときに車が止まったので邪魔になると
思って出しただけなんだが。
彼の去り際のセリフは『怒ってたって、言うとけや』。知らんちゅうに。
みなさんも変質者に遭ったときは相手の名前と車のナンバーを控えておきましょう。
11年4月4日:初音ちゃんの入浴(笑)
今日は久しぶりに初音ちゃんの身体を洗ってやる。
いや、わかってます。友人にも『イヤらしいな』って、言われました。
えーっと、僕は2リッター容のペットボトルに水を入れて洗車する方法を
採っています。3本でちょうどくらいです。
さてもさても、憎らしいのは上の電線に停まるハトであることよ。
フンを落としたもうな。今、ハトを撃ち落とすべく、模擬銃を探しています。
もちろん弾は環境に優しい粘土弾で。撃墜マークも今のうちに考えとこうか。
そうそう、バッテリーチェッカーはオートバックス光明池店の眼鏡の人に
快く取り替えてもらいました。よきかなよきかな。
11年3月下旬:初音ちゃんの人間ドック(笑)
いわゆる車検である。知り合いの車屋さんに頼む。
ブレーキが悪いと言うことで全部交換してもらった。
うむ。ブレーキを踏んでもシュコーシュコーという音がしなくなった(笑)。
この車検で1週間前に買ったバッテリーのチェッカーが壊れてることが判明。
いつかオートバックスに持っていって交換してもらうことにする。
11年3月中旬:初音ちゃんの空気清浄機と団扇
初音ちゃんのエアエレメント(エンジンに吸い込む空気のフィルター)と
ラジエーターのクーラント(冷却液)を交換する。
今回のオイル交換は最高級オイルだ。5千円もする。おまけに……
深夜と早朝の怪しい通販番組で宣伝している『モーターアップ』を入れた。
冷凍庫で凍り漬けにしたエンジンが一発でかかるというあれだ。
おお、ほんまや。エンジンのびびりが聞こえんようになった。
諸兄諸姉もお試しあれ。
11年2月中旬:初音ちゃんと金剛登山?
この日、雪がどかどか降る。雪が降ると無性にうれしくなる親父と僕。
初音ちゃんに乗って金剛山に向かう。タイヤをドーナツに履き替えたんだから
チェーンなんか要らんということで無謀にも裸足で雪山へ強行。
山道を進むにつれタイヤが滑り始める。ロープウェイ乗り場の近くの駐車場
まであと50mというところで、いったん止まった初音ちゃんが上り坂で空転する……
金剛登山を断念して、帰るためにハンドルを切るがタイヤは空転を続ける。
それでも少しずつ向きが変わる。
うちの初音ちゃんが戦車みたいな信地旋回できるなんて思ってもみなかったよ。
10年11月中旬:初音ちゃんと鳥取・島根旅行
初音ちゃんと友人のパイザーで山陰まで旅に出る。
3連休だったので車車車。昼になってもまだ神戸。なんでやねん。
大阪しか走ったこと無かったので、山陰の道の感想は……もっと大きい道作れ。
宍道湖の周りの道も一車線しかない。高速道路が欲しいね。
10年11月上旬:初音ちゃんに新しい靴をプレゼント
友人らと山陰旅行をする予定があるので、ちょっと財布をたたいてタイヤを交換。
ちょうどブリヂストンのドーナツのセールをやっていたのでこれを購入。
工員の兄ちゃんがタイヤの大きさを見るために、交換前のタイヤを見て一言。
『お客さん、これ高速走っとったらバーストして即死ですよ』
……バーストとはタイヤが爆発することである。
10年8月下旬:初音ちゃんと足助旅行
足助と聞いてぱっと出てくる人は中部人であろう。
名古屋の北(だったはず……)の秋は紅葉が綺麗な足助(あすけと読む)
に夏に行く。行ったらどしゃ降りの雨。でも親父のいとこに当たる人が
鮎を腹一杯ごちそうしてくれた。えらいうまいやん。
初音ちゃんの万歩計(走行距離計)がたちまちのうちに増えていく。
10年7月:初音ちゃんの定期検診
オートバックスでエンジンオイルを交換する。
今回もお姉さんに言われてエンジンのフラッシング(煤取り)なるものを行う。
走っているとエンジン内部に煤がたくさんこびり付くそうな。
今回はミドルクラスのエンジンオイルを入れてもらう。ちょっち高い。
10年6月上旬:初音ちゃんと神戸にお出かけ
友人らと神戸三宮は南京町へ飲茶しに行く。高速道路も結構安定して走る。
初音ちゃんと遠出するのが楽しくなってることに気がつく。くすくす。
梅雨で雨降りの日が多い。なんか雨の日は車が重い。燃費も落ちている。
オートバックスで点検してもらったらバッテリーの電圧が低いと言われる。
どうも回転数を上げない運転が悪いらしい。充電するだけの余力が出ないようだ。
先輩からHONDAのエンジンは回してなんぼ(回転数を上げなきゃ意味がない
ということ)と言われたこともあり、ちょっと高回転型の運転になる。
10年5月下旬:改めてこんにちわ。初音ちゃん
愛着が湧いてきたところでインテグラに名前を付ける。
大好きなゲームのキャラクターから名前をとって『初音ちゃん』と呼称する。
回転数を3千以上、上げない丁寧な走り方を心がける。
10年5月中旬:初音ちゃんにケガ!
団地の中で方向転換中、後ろをポールにぶつけてしまい凹ませる。
気分もへこむ。
すぐに知り合いの板金屋さんに直してもらう。
10年5月中旬:初音ちゃんの治療
近くのオートバックスでバッテリーを見て回る。
もう何度もあがりきったバッテリーはいつ停止するか不安である。
メンテナンスフリーという謳い文句のバッテリーを店のお姉さんに勧められ購入。
ついでにエンジンオイルとオイルエレメント(オイルのフィルター)も交換。
やっぱり一年寝てたもんだから、オイルも腐っとるだろうなぁ。
10年5月上旬:初音ちゃんの転居届
車屋さんに頼んでインテグラの所有者および主な駐車場所の変更をしてもらう。
これでインテグラの所有権は僕に移った。責任も僕であることをおぼろげながら考える。
保険を扱っている叔父に任意保険をお願いする。もちろん対人無制限。
これで準備は万端のはず。
10年4月下旬:とりあえず初音ちゃんをうちへ連れ帰る
友人のパイザーから電気をもらってインテグラのバッテリーを生き返らす。
大阪府の岸和田市から山を越えて同堺市まで運転する。
帰路、インテグラの後ろを走っていたパイザーの運転手、藤田・弟は後に語る。
『坂道登っとったら、排気管からドボドボお湯こぼれてたで』
10年4月上旬:雨に濡れた初音ちゃん
伯母から伯父が生前、乗っていたスポーツカーをくれるとの電話がかかる。
伯父はいつもデリカ(畑仕事に使ってた)に乗っていたので、
『はあ?』といった感じ。
見に行くと伯父が入院していた1年の間エンジンもかけず野ざらし、雨ざらし状態。
運転席には蟻が這い回り、エンジンルームにはツタが伸びていた。
本当に大丈夫なのか? 気分はヤマト発掘。
車に詳しい友人はその車がマニュアル車であることに嬉々としている。
バッテリーがあがっていたのでどうしようもなく、次回友人の車を持ってくることにする。