更新:2003年4月10日(木) 23:04 (日本時間)
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鵜の目、鷹の目、市民の目
 むかし特高、いま生安
――増殖する監視カメラの危険な元締め――

 戦前の特別高等警察(特高=トッコウ)の流れをくむ公安警察は、これまで警察組織の内部で隠然たる力を持ってきたそうだ。でも、今やこの公安とならんで、生安(セイアン)と呼ばれる「生活安全部門」が、警察の利権≠握り、発言力を増しているという。


 1994年の「改正警察法」にもとづいて設置された警察庁生活安全局を筆頭にして、全国の都道府県警察本部とそのもとにある各警察署に設置されている生活安全課。この生安こそが、全国の自治体における「安全・安心まちづくり条例」や「生活安全条例」制定の推進役であり、監視カメラの総元締めでもあるのだ。

 セブン‐イレブンの回答に「地域の生活安全拠点として」とあるのも、セブン‐イレブンが生安からの指導(コンビニの第2交番化)を丸ごと受け入れているということを、正直に表明したものといえる。


 だが、この生安の実態は、風俗店舗の営業許可の許認可権を握り、「営業許可」という、行政権≠ニ、「営業の取り締まり」という司法権≠フ二つをふりかざして、「ショバ代」をせしめてまわっている、と伝えられている。新宿歌舞伎町では、無許可営業の黙認料は、1件あたり50万円以上だそうだ。また、「配置替えされた前任の生安警察官が、知人の暴力団に依頼して、後任の生安警察官を銃撃させた」と噂される銃撃事件も起きたとのこと。(『週刊金曜日』02年12月13日号の青山拓氏のレポートを参照)


 〈むかし特高、いま生安〉と言われているのだそうだ。この生安が、「防犯」を建前にして、コンビニや地下鉄や街頭の監視カメラの映像をモニターしていると思うとゾッとする。生安が「防犯」の名のもとに地域住民を組織してパトロール隊を結成してもいる。まるで、かつての「隣組」のようだ。生安も特高と同様に政府にたてつく者をあぶり出し、パージすることをもくろんでいるのではないだろうか。警察による超監視社会の行き着く先は、…。いつか来た道をくり返している、そんな危惧を強くする。


 いま、私たち市民は、社会の深層を見抜く鋭い視点と広い視野を持った「市民の目」を培っていく必要がある。


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