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第2回VespaClubKawasaki妙義−軽井沢RUN
「彼のオートバイ。彼女は峠」
2002年8月4日、VCKaのRUNで妙義山から軽井沢に
抜けるルートのツーリングに出かけた。
前回は初回ということもあり比較的近いとこで
気持ち良く走ってうまいもの食べて温泉に入るという目的だった。
毎回何かしら意味を持たす目的地をチョイスして行っている
我々が選んだのは妙義−軽井沢。
今回は高速を使ってハイスピードの世界とワインディングロード
をゆったりと楽しみ風呂に入るといった「避暑」をかねたツーリングであった。
今回正規メンバーのアヤが体調不良の為不参加となったため
Noturn.MASAI.PTAの三人での旅となった。
8月4日AM6:15 関越道を使う為集合したのは北浦和西口ロータリー
私もだいたいちょうどの時間に着くとすでに二人のメンバーも着いてた。
「五分前集合が基本ですよ」とMASAI氏。
う〜ん遊びの中にもちゃんとした規律があるとこが我が軍団のいいところ。
ラベンダーの咲く、集合地点。爽やかな朝です。
朝がたに雨が降った様子で涼しい。予定の出発時間まで
おのおののマシンについて歓談が進む。待っている間の缶コーヒーも
いくぶんかおいしく感じるものだ。
「さて、行こう」
出る前に決め事のサインの確認後出発。
全員同じAraiのSZのあごひもを締めなおし並木が延々と続く浦和−所沢線を西へ。
所沢インターまでは20分くらい。関越に入ると夏休みまっさかりのためか
ワゴン車に家族づれというパターンが多い。
雲の切れ間から朝日がこぼれ出す。ジャケットを身にまとっているので
熱を帯びてくる。車の車郡を縫うこともなく100から120くらいで巡航。
最初の休憩ポイントの上里SAには40分くらいで着く。
PTA氏新型「交機ヘル」軍団入隊にはSZが必要になりそうです。
絶好のツーリング日和。上里SAのバイク置き場にもたくさんのライダーが集まっている。
朝なので軽く「吉牛」で朝食を取り、再び高速へ・・・・・
上里から藤岡ジャンクションまではあっというまの距離。上信越道に入ると
道幅も広く路面状況もいい。車が量も減ったこともありおのずからペースも速くなっていく。
考えてみれば自分のM1を手に入れてから高速で回すことはしなかった。
82年式空冷4発。ちまたでは旧車の部類である。現に擦れ違うのもおろかツーリングで
会うという事もないだろう。走りながら一抹の不安がよぎり回す事を躊躇していたと思う。
しかし、松井田妙義まであと20km地点で意識が変わる。今まで大丈夫だったからこれからも
大丈夫だろう。やるなら今しかねえ。KZ400EEエンジンはやれるだろうと・・・・・
6速よりシフトペダルを二つ落とす。タコメーターの針は一気に跳ねあがりエンジンの金属音、
カン高いエキゾーストノート。意識はただ前に広がるアスファルトに集中。
五速全開で165くらい。まわりのの景色が一気に後ろに飛ぶ。そして6速へ・・・・・
後ろの二人も感化したみたいだ。バックミラーに映るNINJAとZRXが迫る。
2台ともカン高い音を後にして一気に抜かれた。こっちのメーターは振りきっている。
ヘルメットの中の顔がにやつく「おいおいいったい何キロでてんだ?」
特にあのクレバーなMASAI氏ですらZRXのヨシムラミュージックを奏でてた。
絶対的なパワーもやはり魅力かな?と悪い虫が疼く。
チケットをくわえ財布を出す。
松井田妙義についた。予定よりもかなり速いぺースだ。料金所を抜けたとこでしばし止める。
スピードの慣れて鈍くなっている目を回復させる為だ。もうここは山だ天気は晴れで空も青い。
空気もうまいし都会では考えられないような涼しさだ。ここでちょっとしたトラブル発生。
PTA氏の忍者のガスがエンプティまであと僅か。急遽ガススタ探しをする。
日曜なのでやってない・・・・・道行く地元の人に聞きまくる。こっちの人は土曜にGAS
いれないと日曜は車とか乗れそうもないみたいだ。結局隣町の横川まで行く。
ちょうど釜飯のおぎのやの隣のGS
各車ガソリンを満タンにしていざ峠道へ向かう。
妙義山は交通量も少なく最近多いコーナーのパンプもなく途中までは
高速コーナー。その後は比較的きついコーナーの繰り返しである。
無理せずワインディングロードを流すといった感じだ。路面状況も
GOODでこれなら初心者がきてもいけそうだ。
3速、4速を使って、数多くのブラインドコーナーを走り去る。エンジンの鼓動、路面の感触
ただそれだけが五感に訴える。
途中でバイクから降りてエンジンを切る。一気に無音になる。風の音と時折鳴く鳥の声、
ジッポを取り出して煙草に火をつける。紫かかった煙を立ち昇った。
再びエンジンに火を入れ走り出す。3台の4気筒の音色がまた静寂を掻き消す。
しばらく走ると峠の茶屋が見えてきた。渇きを癒す為に立ち寄る。
そこはライダーと四輪のドライバーのオアシス、コミュニケーションを取る場であった。マシン好きなもの同士
話せばまたそこに花が咲く。ツーリングならではのものだ。
渇きを癒すとまた峠道に戻る。山道は果てしなく続き。川の音も聞こえてきた。
沢沿いの道は自然のクーラー。火照った体を急速にクールダウンしてくれる。
山はいいなぁと改めて認識する。
小休止。皆、山の魅力で自然と笑顔も飛び出す。
途中小さな水のオアシスを発見。水がすごく冷たい。
さすがPTA氏期待は裏切らない。
バイクも一休み。
軽井沢までもう少し!!時刻はいつのまにか正午になっていた。
軽井沢に着いた。テニスコート、ゴルフ場、別荘、涼しい街も避暑に訪れる人でにぎやか。
小腹が減ったのでうまい蕎麦を食べる事にした。
「かぎもとや」中軽井沢の駅前にある蕎麦屋。軽井沢にくると必ず立ち寄る。
情報誌にでものっているのだろうか?行列が出来るほどの盛況だ。
蕎麦を待っていると店の中から「あ〜あ〜」っと声がする。
おそるおそる見に行くとなんとそこには・・・・・・
なんとゲッティについでの第二弾!!手打ち蕎麦職人「ウッティ」の登場だ!!
ナルシストでサディスティックな彼は蕎麦を打つことで絶頂を迎えるらしい。
まさかこんなとこで濃いキャラに会えると思ってもいなかった。

蕎麦を食べた後、とりあえず火照った体を癒すために温泉に行く。
中軽から北上したとこの星野温泉に行く。ここも必ず寄るポイントなのだが
今年行って驚いたのが温泉が新しくなっているとこだ「トンボの湯」・・・・
入湯するのに1500円・・・・・高い・・・・・
「トンボいなかったら風呂の中でしてやる!!」とテロリズムいっぱいのPTA氏。
珍しくゴシゴシ洗っているPTA氏「もととらないといけませんからね〜」
「ノンタンさんはコンディショナーつかいましたか?」といいつつ体じゅうの
毛の生えているとこをリンスするPTA氏。「MASAIさん、髭もリンスしたかなぁ?」と
ぼやくPTA氏・・・・・恐るべし・・・・・
温泉から出ると外はカラッとしているし涼しい。今年四月に出来たての風呂はすがすがしく
同じくできたてのテラスでくつろぐ。
トマトジュースとウーロンティで乾杯!!シュワっと喉越しがいいウーロンティ・・・・・
サルサソースのトルティーヤが美味く。ついうまくておかわりしてしまった。
まったりとくつろいで時間もゆったりだったので予定を変えて北上を目指すことにする。
しかし、突然天候に異変が起こる。
バイクが走り出した瞬間。雨が降ってくる。
雨をしのぐために再び星野温泉へ・・・・・
雨宿りをしたとこはホテルのオーナーが趣味で集めた
オートバイの旧車のちょっとした博物館。入り口はクローズしている。
「中を見たい人は電話ください」と掲示板が・・・・
暗い館内の見えるとこで雨宿り・・・・・雨がどんどん強くなってくる。雷も鳴っている。
ザーザー降ってる雨の中を一台の軽トラが近づいてきた。降りてきた白いTシャツに皮パンツ
姿の初老の男性がこっちにくる。店先に置いてあったメグロをかたしにきたという。
我々も事情を説明し、しばしの軒下の拝借を願いいった。どうやらホテルのオーナーであった。
最近の雷雨はすぐやまないで3時間くらい降り続けるそうだ。カッパを持っていれば着て山を
降りたほうがいいとオーナーはいう。しかし、カッパは私しか持っていない。
オーナーは「それなら私の車でカッパ買いに行きましょう。軽トラだから一人しか乗れないから、
後の二人は店の番しててください」と非常に優しく接してくれた。
メグロ
MASAI氏とオーナーにお願いし私とPTA氏は留守番・・・・・
そこはお宝ザクザクであった。
カワサキ、スズキ、ホンダ
ドカ.BMW、ノートン、トライアンフ、ベスパにMV
お金まで置いてある。信頼してくれてんのねーと気分は上々・・・・・
雨のほうはますます強くなってもう滝のようだ。
道が川になってきた。雷は今まで聞いた事無いようなデカイ音。
「なにがそんなに響いているのかぁ??」とPTA氏。
さすがの私もビビル。
MASAI氏たちが帰ってきた。小雨のうちにカッパきて帰ることにした。

優しくしていただいた星野氏
MOTO//TECAでパシリ!!
カッパを着込み帰路につく前の敬礼。
雨の軽井沢。碓氷軽井沢インターにいくには峠を走らないといけない。霧も降りてきた。
雷は私達に付いて来る。「くるな〜〜〜」
「山天気は・・・・・」とトロトロで車も渋滞の中帰路へ・・・・・・
途中では滝のような雨。
行きは2時間くらいだったとこを帰りは6時間・・・・・・その時は「どうにかして〜」と思っていたけど
今となってはいい思い出。途中ガス欠で私のZが止まってしまったけど
それ意外は何も無し。悪条件もなんのその!!さすがはカワサキ!!

無事、再び北浦和につくカワサキ軍団。
楽しさと厳しさの両方を味わった第2回目のツーリング。普段はベスパにまたがり
雰囲気を楽しんでいるがロングランとなるとやはりオートバイのほうが楽しい。
親しい仲間うちで見知らぬ街、見知らぬ峠道を走る。その時によって筋書きが変わってしまうドラマ。
ドラマを描くのは僕達だ。その相棒がカワサキなら・・・・・・
またいこうよ。