本のお仕事

 毛糸会社さんや出版社さんのご依頼で、2002年8月〜10月にデザイン製作した私の作品が、
2003春夏シーズンの、下記の本に掲載されました。

ちょっと前に旅に出した「我が子」に再会したようで、
なんだか懐かしいような、ちょっと照れくさいような気分です。

本屋さんで見かけたら、(TINKは、一般の書店には並ばないので、毛糸屋さんの店頭で見かけたら)、
是非、お手にとって、ご覧下さいませ。
皆様のお気に召して、編んでいただけると、親バカな「親」としては、とても嬉しいです。

「ミセスの手あみG」(日本ヴォーグ社刊) 
NV6208  定価:本体981円(消費税別)

(c)日本ヴォーグ社
裏表紙に、私のデザインした、
コットンラグタイムのセーターの写真が載っています
 「母娘で楽しむナチュラルニット」
P.14
コットンラグタイムの
丸ヨークセーター(娘)
P,15
コットンラグタイムの
半袖セーター(母)
P.20・21
シルクイントリゴの
カーディガン(母&娘)
  「ミセスの手編みF」でもあった、母と娘で着るニット・・・という企画です。最近は、デパートなどでも、母と娘の2世代で一緒に買い物をして、センスやテイストを共有する傾向が多くなっているそうで、なかなか良い企画だな!と思っています。ただ、世代が変わると、微妙に体型は変わってくるので、サイズに付いては、チョット工夫が必要になってくる様です。(私も痛感しています。)
 左と中のセーターは、私の写真では、半袖のセーター(母)の方が細身に写っているのですが、実際は一回り、丸ヨークセーター(娘)の方が細く作ってあります。今は、肩や腕がかなり細いのが流行ですが、母のセーターに付いては、その辺りが、細くなりすぎない様に、気をつけたつもりです。
 右のカーディガンは、「まったく同じカーディガンを、母と娘が違った雰囲気に着こなす」がテーマで、本では、うまくスタイリストさんが工夫してくれて、お母さんは、ベルトを使わず、1ボタンのカーディガンとして、娘さんは、ボタンをかけずに、もっと深く打ち合わせて、ラップカーディガンとして、素敵に着こなしています。本を見て、「さすが、プロのスタイルスト!」と、感心しました。


「春夏 ミセスのワードロープ 手編みのウェア&小物」(ブティック社刊)
 レディーブティックシリーズbP999 定価:本体943円+税  
「肌寒い日や冷房対策にも
お薦めの カーディガン
「お洒落の幅が広がる 帽子&バッグ
P.22 ゴブレットの
7分袖カーディガン
P,30 サンタフェ+イシス<コットン>のリバーシブルでかぶれる帽子
 左のカーディガンは、(私の写真では、光沢感がうまく写っていないのですが)、黒とゴールドが組み合わさった、大人っぽく華やかな「ラメ」で編んであります。模様も、長編と鎖目をうまく組み合わせた「松編のアレンジ」です。ラメの糸は、えてして、編んでいる時に割れやすいのですが、この編地は前の段の長編と長編の間の鎖目を編くるんで編むので、割れる事がありません。その為に、編みやすく、綺麗に編める、ラメ向きの模様だと思います。糸によって、また、編む人の技量によって、良い編地と言うのも、それぞれ違ってくると思います。その点で、この編地は、糸にあっていて、うまく出来たかな!と自負しています。
 右の2枚の写真は、リバーシブルでかぶれる1個の帽子の、表・裏(?)です。布帛の帽子と違って、ニットの帽子は、ブリム(つば)の部分がダラ〜としてしまいがちなのですが、この帽子はブリムに「ジャストハット」という、「プラスティックの輪っか」を編くるんでいるので、ブリムの形が綺麗です。編地は、すべり目模様で、1枚の編地の表と裏で、それぞれ表情が違って見える編地を使いました。「ジャストハット」というのは、ちょっとなじみの薄い商品かもしれませんが、便利なものなので、大きな手芸用品店さんで探してみて下さいネ!


「春・初夏の手編み ミセスのベスト&ストール」(ブティック社刊
レディーブティックシリーズbP988 定価:本体943円+税
「着やすさで選ぶ定番ベスト」
P.12 ブリリアンのベスト P.15 クリーンコットンのベスト P.19 フローリーのベスト
 左のベストは、「透かし模様で・・・」、真ん中のベストは、「編応えのある、凝った模様で・・・」、右のベストは、「編みやすく、面白みのある編地で・・・」とそれぞれリクエストされてデザインしたものです。
 前開きのベストの場合は、ボタン選びも大事です。私の仕事の場合は、ボタンが主役ではなく、あくまでもニット作品を生かすボタン選びを、心がけているつもりです。ボタンは、自分で作る事も出来ないし、毛糸と違って、見本帳があるわけではないので、作品が編みあがってから、手芸店にボタンを買いに走らなければなりません。毛糸や編地だけで選ぶと、色は合わせられても、どうしてもボリューム感がわからないので、面倒でも、重くても、作品を持っていって、ボタンを選んだ方が絶対良い!と、私は思っています。我家の近くには、ボタン屋さんがないので、電車に乗ってボタンを買いに行くだけで、半日つぶれてしまいます。右のベストは、締切間際に慌てて、蒲田のユザワヤさんにボタンを買いに行って、その後、時間がなかったので、家には戻らず、日吉の神戸屋キッチンの2階でボタンをつけ、宅急便の営業所に持ち込んで発送しました。大雨の夕方だったので、神戸屋にはお客さんがいなくて、ラッキー!だったのですが、椅子の上に立ち上がって、写真を撮ったりして、ほとんど「変な人」でした(泣)


「おしゃれミセスのこだわりニット春夏 TINK Vol.51」(横田株式会社刊)
定価:本体400円+税
P,39 ナイトミュージックの半袖セーター
 今シーズンは、編方向に変化のある作品が、大流行!!この作品も、その流れの中にある、「クンスト編のセーター」です。
 「クンスト編」というのは、ドイツ語の「クンストストリッケン」(芸術編?)からきている言葉で、日本では、中心から外側に向けて、目数を増やして編む、棒針編みのレース編の事を指します。
 この作品では、身頃の中心から編み初めてあります。機械編では、絶対に!編めない、まさに手編みならではの編地です。

 

それぞれ作品写真は、私が資料用に撮影した物です。
同じ作品を、プロのスタッフ(スタイリストさん、モデルさん、カメラマンさん)のもとで撮影すると、
どんなに素敵になるか、細かい所まではっきり写るか、ぜひ本屋さんで見比べてくださいね!
(尚、カメラマンさんの著作権、モデルさんの肖像権等の侵害になるため、上記の本の写真そのものを、ここに転載する事は残念ながら出来ません。よろしくご了承下さいませ。)


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