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『新・のぞき屋 援助交際<エンコー>のぞきます』 '98 ウッドオフィス

監督:横井健司
脚本:大久保政男
原作:山本英夫
出演:三輪明日美・井筒森介・やべきょうすけ・モロ師岡・山西道広


 三輪明日美の魅力は、可愛くないところだ。ダサくて、野暮ったくて、オシャレな感じがしなくて、垢抜けなくて、モテなさそう。でも、そんなんだから、結構話し易くって、友達感覚で遊んだりしてたら、いつの間にか自分の中で明日美ちゃんの占める割合いが大きくなってて、気付いたら好きになっていた、みたいな雰囲気がたまらない。少なくとも僕はそういう眼で三輪明日美ちゃんを観てしまう。
 あと、明日美ちゃんの「友達に追い付きたい」みたいな空気も好きだ。ラブ&ポップそのままの設定なのだが、自分があんまり可愛くないという事を自覚していて、それを結構気にしていて、どうにかこうにか可愛くなりたい、友達に追い付きたい。でも、元々そんな流行りものとかに食い付く方でもないし、どちらかと言えば大人しい方だから、全然上手く行かない、垢抜けない。ああ、可愛い。応援したくなっちゃう。
 そう言えば、明日美ちゃんはエログロ役で名を馳せる姉・三輪ひとみに向かって、「お姉ちゃんばっかりおいしい役でずるいよ! 私も負けない!」みたいな発言をしていたそうだ。この向上心。素晴らしい。頑張れ、明日美ちゃん! 負けるな、明日美ちゃん!

 と言う訳で、あまりに原作に忠実で特に面白くもなんともない、しかも、エロくない、という散々なこの作品。原作のレイカと、百八十度イメージの違う明日美ちゃん以外に観る場所はない。兎に角、三輪明日美ちゃんに頑張って欲しい。以上。