詩 ... コヤちゃんの猫じゃらし


縁側の下に猫が来て、コヤちゃんを見て目を細めます。
コヤちゃんも目を細めて猫を見返します。
目が合うと猫は縁側に飛び乗って、
コヤちゃんにニャーニャーと何かを訴えるのです。
猫がひとしきり鳴き終えて、うずくまって動かなくなると、
コヤちゃんがボソボソっと何か言います。
猫はハッと起き上がってコヤちゃんの顔を振り仰ぎ、
一目散に走り去ります。
コヤちゃんちの前から、猫の行列が郵便局のところまでつながって、
順番待ちしています。

興味深いので、コヤちゃんが猫に垂れるボソボソを、
盗み聞きして集めてみました。


 詩集

 藍色の床
 青い胸
 雪女

 拾遺



北の縁側...旅行記
西の縁側...小説
屋根裏...コヤちゃんの人となり
東の縁側...短歌
南の縁側...詩



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