日本一周その2(2000.10.6〜10.17)

3日目:感動と未練の酸ケ湯温泉
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  2000年10月8日()  晴れ
 今日の予定

 朝5時に一度目が覚めたがもう少し寝る。再び起きると7時になっていた。今朝はそれほど寒くない。
 身支度をしてチェックアウトしようとするが受付には誰もいない。声を掛けたが誰も出てくる気配がない。もっとも料金は
前払いだから、部屋の鍵をカウンターにおいて出ることにした。
 朝食はすぐ近くのミスドで済まし、8時30分出発する。


 R7を北上する。今日の目標は青森だ!しかしその途中で八郎潟十和田湖には是非立ち寄りたい。
 北港入口交差点を左折し、
県道56に入る。この道は男鹿半島への近道であり、左手に日本海の眺めを望む海沿いのルートで、絶好のツーリングロードである。

 出発して30分、午前9時に道の駅”てんのう・夢と神話の里”に到着。お決まりのスタンプを押していると、受付の女性が、
 「お時間があれば
アンケートにご協力ください。」とのこと。
 アンケートをみると、結構細かくこの施設のことについて評価を求めていて、内容も施設をより良くしようとする意気込みが感じられた。
 
縄文時代の遺跡を復元した公園も隣接しており、本当によく整備された道の駅である。

道の駅 MY評価 

 
 
 大潟村
 さて男鹿大橋を渡り、県道42に入るといよいよ大潟村である。
 昔社会科で習ったとおり、かつて日本第二の大きさの湖であった
八郎潟を干拓して出来上がった農地は、本当にすごく広い。道も一直線に続いており、大型の農業機械が動いている様子など、まさに北海道みたいな風景である。

北緯40度線。県道42沿いに看板があるのみ。  実はこの大潟村に来たのは、もう一つ理由がある。この村には北緯40度線が走っているからである。
 しばらく走っていくと、道路の左側に大きな看板が見えてきた。
 (でもただそれだけしかないのであるが・・・)

 お決まりの記念撮影をして次へ向かう。


 次に向かったのは、北緯40度線東経140度線交差する場所
 地図でみると、どうも村の真ん中にあり
農地の中っぽい。42号線から別れ、進んでいくと砂利のダートになっており、かなり長く続いている。ダボジーはオン車なので、ダートは苦手で、どうしようか迷ったが、折角ここまで来たのだから、行けるところまで行こうと決心する。

 いざ走ってみると、割と路面は締まっていて、それほどバンピーではないが、時折小石がカウル底面に当たる。ダボジーよ。もう少しの辛抱だ!
 3qほど行くと左手に何やら見える。しかしちょうどその物体と道との間には
用水路があり、こちら側からはそれが何かあまり判らない。用水路の幅も3m以上あり、飛び越えるのは難しい。なんとか向う側に回る道はないかと、進んでいくと、1qほど行くと反対側への転回路があった。今度は向こう岸を戻って来るとやっとさっきの物体が見えてきた。

こちらにはモニュメントや記念植樹などがあった。 北緯40度・東経140度交会点表示塔
北緯40度・東経140度交会点。

 やはりそこが”N40°E140°”交会点であった。こちらの方が水田のど真ん中にあるのに、しっかりとしたモニュメントや植樹がされている。時間のある人は是非お勧めするポイントである。

 42号線に戻る路面は砂利もなく、先程の反対側の路面とは全くといっていいほどキレイなダートである。
 よう〜く見ると、随分昔にアスファルト舗装された道が、全く補修されずに年月により荒れた状態のようだ。 (何でこちらだけ舗装の跡があるのだろう?)
 
あっ!なるほど!
 そう言えば先程のポイントに
高松宮殿下と銘された植樹があったが、皇族をお迎えするのに、未舗装だとまずいだろうと舗装したのだろう。その後農道ということで、一度も補修されずに現在に至ったのではないだろうか?

 
 
 R7(大潟〜大館)

 ようやく舗装道に戻る。大潟村の道は本当に走りやすい。調子にのってスピードを出してみる。
 交差点があったので少しスピードを落とすと、反対側で
ネズミ捕りをしていた。
 
おっと、あぶないあぶない!
 こちら側でもやっているかもしれないので安全運転で行こう!

 十和田方面は
R285を行くルートもあるのだが、白神山地に近いR7で行くことにする。
 その前に
道の駅”ことおか・土笛の里”に立ち寄る。ここでは地元産の農産物を販売していたが、ネギの大きさには驚いた。通常スーパーで売っている長ネギと比べて、5倍ぐらいの太さはあり、値段も120円と安い。栗も大きく、お土産用に購入。
道の駅 MY評価 

 
R7の左手には、世界遺産白神山地が広がる。まだ紅葉していないようだが、一度は行って見たいところだ。途中スタンプラリーのため、道の駅”ふたつい・きみまちの里”道の駅”たかのす・大太鼓の里”に立ち寄る。
道の駅 MY評価 

 午後1時20分、大館市に入る。昨日食べ損ねた
きりたんぽを食べようと、有名な昔のきりたんぽやに行くが、あいにく満席で行列ができていた。
 今日こそ青森まで行かねばならず、泣く泣く?諦める。しかし
次回はきっと食べてやる!

 
 
 十和田大館樹海ライン

 R7から分かれ、県道2(十和田大館樹海ライン)に入る。十和田湖方面へはこちらが近道である。
 小坂町は昔銅山で栄えた町だが、閉山した今はかつての面影もほとんどない。
日本の滝100選のひとつ、七滝は道路から見えるほど近くにあり、ここで遅い昼食を兼ねて立ち寄る。
 道は上り坂でカーブが続くが、発荷峠にさしかかると、急に視界が開け満々と水をたたえた十和田湖が眼下に広がる。とてもすばらしい眺めだが、写真を撮れなかったのが残念だ。
日本の滝100選、七滝。
 
 十和田湖
十和田湖

 8県目の青森県に入り、休屋の駐車場にダボジーを停める。
 
乙女の像までは歩く。写真等でよく見たことがあるが、砂浜の端っこにひっそりとあって意外でだった。
 湖面には10月だというのにボートやジェットスキーがいっぱいだ。
十和田神社にお参りし、旅の安全を祈願する。

乙女の像の前にて

 神社の横に何やら木の階段が上へと続いている。降りてくる人に尋ねると、占場という場所があり、かなり昇るとのこと。またしてもどうしようかと迷うが、折角だから行くことにする。
 途中から岩登りになり、息が上がり始めた。頭の中では行かなきゃ良かったと後悔するがもう遅い。
 頂上に着くと、心臓はバクバクで、ベンチにへたり込んでしまった。
 日頃の運動不足が顕著に出てしまい、5分以上動けなかった自分が情けない。

 
占場はここからさらに下った所にあるらしく、鉄はしごが垂直に近い壁に付いている。
 (え〜、あれを降りるのか?)
 背中にリュックを背負い、両手にバッグとヘルメットを持ったまま行くのは、どう考えても危ない!
 しぶしぶ諦めて戻ることにするが、下りは上り以上に注意が必要で、神経を減らしながら何とか下界に戻ることができた。


 
 
 奥入瀬渓流

 3時50分、十和田湖を後にしてR103R102と進み、奥入瀬渓流へ。
 
奥入瀬川のすぐ横に国道が走っており、こんな大自然の中に、国道が走っていいのだろうか?と思うほどである。
 
渓流の青、苔の緑、紅葉の赤のコントラストは筆舌つくしがたい。
 しばしダボジーを停めて、この景色・時間を堪能したいところだが、あいにく行楽客で駐車場はいっぱいで、道路も路肩などほとんどない。おまけに
大渋滞していて、特に大型観光バスが前にいると、抜くこともできず排気ガスを浴びてしまう。
 結局写真も撮ることができぬまま、通り過ぎることになってしまう。


 
 
 酸ケ湯温泉

 ストレスをためながらようやく奥入瀬渓流を抜け八甲田山に入ると、もうかなり寒くなってきた。昼間が暑かったので余計に寒さが堪える。映画の八甲田山の雪中行軍の厳しさが偲ばれる。
 
地獄沼に着いたときには、かなり闇がせまってきていて、寒さと疲れのピークとなる。

八甲田山中腹にある地獄沼。

 冷えた身体を温めるため、すぐ近くの酸ケ湯(すかゆ)温泉へ。こんな標高900mの山中にもかかわらず、駐車場は車と人でごった返している。入湯料500円を払い、名物千人風呂に入る。中はものすごく広く、名前の通り1000人入れるほど広い。
 
木造で4隅の柱だけで、約80坪(約160畳)の空間を作っているのはすごい!
 どうやって梁をかけているのか熱心に見入ってしまった。

 この千人風呂にはもう一つ特色がある。
それは入口は男女別々だが、中に入ると一つになる混浴である。ウフッ!

 しかし、
ほとんど見えない!

 というのも、浴室内は薄暗く、
湯気が充満しているのと泉質が強酸性の硫黄泉で金属製の場合、変色してしまうので眼鏡を外していたから(裸眼視力は0.1)である。
 ぼんやりと髪型等で女性なのかなと判る程度で、顔はおろか詳細は見えずじまいだった。残念。

 浴室内は浴槽の中央で右側
女性左側男性と分けられて、その境界線より先へは行けないことになっている。
 
男性の悲しい性(さが)なのか、境界線付近にはやたら人が多く、特に50代近い中年の方が目立っていた。時折境界を越えてしまう人がいて、係の人に注意されていた。
 温泉は飲めるのだが、名前の通り酸っぱくてマズい。


 
 
 十和田ゴールドライン〜青森市

 午後6時、温泉を出るとすっかり真っ暗になっている。R103(十和田ゴールドライン)をひたすら青森市へと向かう。アップダウンの続く峠道で、ハイビームにしないと何も見えない。路面温度もかなり下がっており、無理な攻めは事故につながる。温泉で暖まった身体も再び凍えてきたが、安全運転で行こう。

 午後6時40分、青森市到着。

 
青森と言えば”ホタテ”!

 しかし夕食の前にダボジーにも食事をさせてやらないと。夕食は国道沿いの
スキヤキ・シャブシャブ食べ放題の看板につられてしまう。(ちょっぴりの贅沢もたまには・・・)と自分に言い聞かせて、スキヤキにしたが、お肉20皿を平らげ大満足!

 お腹もふくれて、フェリーターミナルを目指す。
青森ベイブリッジからの青森市の夜景はとても素晴らしかった。

 
 
 鍵がない・・・

 午後8時、青森港フェリーターミナルに到着。次の便は22時20分発にあるが、この便だと午前2時に函館に着いてしまい、フェリーターミナルで野宿するしかなくなる。そこで午前1時10分の便に乗ることにする。これだと函館到着は、午前5時なので、その足で朝市へ行ける。

 しかしまだ1時までは5時間もあり、待合室で仮眠するが、中年の待合客がうるさくてあまり寝られなかった。そうこうしていると、出航前の放送が入る。
 ダボジーの所に向かうが、
が見つからない。

 待合室で落としたのかと戻ってみたが見当たらない。受付に落し物としても届けられていない。
 乗船は既に始まっており、時間は刻々と過ぎていくが見つからない。
 最悪のことを考えて、スペアの鍵は持ってきているが、どこに落としたのだろうか?
 まてよ。さっきチェーン錠をしまう時、付けたままだったかも?
 バッグからチェーン錠を出すとありました。 良かった。良かった!

 すったもんだしてダボジーに戻ると、係員が
「早く!早く乗って!」と急かされる。
 フェリーに乗船すると、
爆睡モードに入る。・・・(就寝)

この日の走行距離:280q

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おこづかい帳
朝食:ミスタードーナツ
ガソリン:12.2g @104
タバコ2箱
ジュース
お土産(栗)
ジュース
昼食:七滝弁当
駐車場代(休屋)

酸ケ湯温泉入湯料
ガソリン:13.0g @107
夕食:スキヤキ食べ放題
ジュース
フェリー乗船料(青森〜函館:大型)
400円
1,267円
540円
120円
450円

150円
1,000円
100円
500円
1,392円
1,764円
360円
4,270円
合 計 12,313円