☆☆☆ エッセイ2 ☆☆☆
| 電子メールとかたつむりメール |
| ……がまくんは げんかんの まえに すわっていました。 かえるくんが やってきて いいました。 「どうしたんだい がまくん。 きみ かなしそうだね。」…… この書き出しは、アメリカの絵本作家、アーノルド・ローベル作、『おてがみ』です。一 度も手紙をもらったことがないがまくんに、友だちのかえるくんが、初めての手紙を出す という内容です。短編ですが、読み終わった後には、かえるくんやがまくんのかわいらし く生き生きとした描写とともに、友だちを思いやる気持ちや手紙を待つ二人の思いがジ ーンと伝わってきます。かえるくんは、書いた手紙をかたつむりくんに依頼したのでした。 4日間もずっと手紙を待ちながら、二人の交流は深まっていくのでした。かたつむりくん が、やっと現れました。 情報化社会のまっただ中で、電子メール(E−mail)の便利さを、ごく普通のように利用 する人が多くなりました。数年前から、これまでの切手を貼って出す手紙を、″かたつ むりメール″(Snail-mail)とよばれるようになりました。メールを待つときの気持ちは、 どちらのメールも同じでしょう。でも、″かたつむりメール″にも大いに声援をおくりたい と思います。 『おてがみ』は、「ふたりは ともだち」、アーノルド・ローベル著、文化出版局(1972) に掲載されています。さし絵および本の表紙は、文化出版局発行の同書から引用させ ていただきました。 |
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| 「 がんばれ!! Snail−mail 」 | ゆっくり、マイペース |
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| 待ちに待った、手紙の配達です | 「ふたりはともだち」(文化出版局) |