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1週間にバケツ2杯分の除去作業 |
山口県JR小郡駅南に広がる水田地帯。1週間前に苗が植え付けられ、次第に色が 濃くなり始めています。しかし、近寄って見ると、ここあしこと苗がなくなっているのに気 がつきます。農作業中の人に尋ねると、ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)が食害し、対 応にほとほと困っていると言われます。作業の手を休め、バケツいっぱいに集められた ジャンボタニシを見せられました。「植え付けて1週間になるが、これでバケツ2杯目」と いうことでした。 上流の本川から取水する用水路を通じて、最初に野外での生息が拡大した地域か ら、この付近の水田に拡大したらしいのです。自治体への陳情も行ったが、わずか作 業のジュース代ほどの補償しかないとのこと。強力な殺虫剤を散布すれば、ジャンボ タニシだけでなく、有用な小動物までも死に追いやってしまう。数年前には、散布した 殺虫剤が下流の川に流出し、ヤマトシジミの漁業補償問題まで起きています。繁殖力 の強いジャンボタニシ、各地の農業試験場でも駆除方法を研究していると聞きますが 妙案がないようです。 米作は、今や休耕政策や米価の値下がりで、苦しい上にジャンボタニシにまで悩まさ れ大変な状態です。この日農作業中の数人を見かけましたが、どの人の手にもビニル 袋やバケツがありました。これまでのところ(2001年6月現在)、山口県内の生息地は 山口市、小郡町、熊毛町です。 |
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一帯の水田すべてに拡大 |
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水田の畦や草茎にも産卵 |
産卵されて間もない卵塊 |
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水田中の個体を採取除去 |
おびただしい数のジャンボタニシ |
カニに食べられる卵塊 |