snail5.gif (1130 バイト) 山口県のかたつむり(2)

アキヨシホラアナミジンニナ
 
 「アキヨシ」の名前をもつこの貝は、淡水性の巻き貝です。山口県美東町大田大久保平の出水穴で、上野俊一によって初めて採集されました。鍾乳洞の出口の流れの中から発見されたので、洞窟にのみ棲息すると考えられ、「ほらあな」という名がつきました。でも、実際は洞内には棲息せず、川の上流の浅い清流の中に棲息しています。その後、山口県内だけでなく島根県、大分県でも見つかっています。現在では、四国を中心に棲息しているホラアナミジンニナの地方変異型とされています。殻色は淡い褐色、大きさは殻径約1mm、殻高約1.6mmです。
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アキヨシホラアナミジンニナ リシケオトメマイマイ
 
リシケオトメマイマイ
 1872年(明治5)から1875年にかけて、萩中学校内に設置された洋学所「萩ドイツ寮」に招聘されたお雇い教師に、ドイツ人のラインフォルト・ヒレルがいました。彼は勉強を教えるかたわら、珍しい動植物を母国のベルリン博物館に送っていました。その中には、新種とされるものが多く含まれていました。その一つが、萩の指月山で採集したと言われるかたつむり「リシケオトメマイマイ」です。殻径約10mm、殻高約8mmのかわいいかたつむりです。山口県の山陰側の海岸線に沿った地域に棲息しています。

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