snail5.gif (1130 バイト) かたつむりの色と形

  陸の貝・かたつむりは、海の貝に比べて人気は今一歩です。たとえば、夏休みの自由研究などで、「海に出かけて貝を採集をする」というのは、よく聞くはなしです。でも、「かたつむり採集をする」というのは、ほとんど聞いたことがありません。これは、海の貝が、大きさ、形、色などどの点をとってもバラエティーに富んでいるからでしょう。確かに、アサリやタカラガイの殻の色は多様で美しい。ルリガイ、サクラガイなど名前を聞いただけでも、美しい色が目の前に浮かんできます。その上、海の貝は食用にされ、私たちの生活と密着しています。

 いっぽう、陸や淡水・汽水にすむ貝は、というと地味で目立たなく、住んでいる場所もじめじめし、木のうろや落ち葉の下、葉の裏など人目につかない、どちらかというと暗い感じの所です。食用にする習慣も、わずかの種類を除いては、ほとんどありません。でも、私たちが抱いている以上に、かたつむりたちの形や色はバラエティーに富み、美しいプロポーションをしているのです。移動する範囲は限られますが、そのために個性的で地域性をもつようになります。一見、ぬめぬめして不潔な印象を受けますが、とっても清潔好きな生き物です。周囲が汚れてくると、敏感に察知し蓋を閉めたり、殻の口に薄い膜をはったりするのです。汚れが激しいと、短期間で死んでしまうのです。

 次に、色や形の多様さを、紹介してみたいと思います。
 
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細長い巻き貝(キセルモドキガイ)

バンドのある殻(ツクシマイマイ)

白地に赤褐色の模様(オトメマイマイ)

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直径5mm内の彫刻(ムシオイガイ)

造形美の円錐形(キビガイ)

尻が折れる煙管貝(シリオレギセル)

 
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紅色の殻が美しい(ベニゴマオカタニシ)

毛状の殻皮をもつ殻(チクヤケマイマイ)

 
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胡麻のように微小(ゴマガイ)

殻長4mmで米俵にそっくり(タワラガイ)

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