輸送環境データの計測


輸送環境記録用データレコーダ



一般的に、振動データを計測する場合には、輸送手段の床面や側面にレコーダやセンサーを取り付けます。パッケージ・製品の中に取り付けことも可能ですが、振動試験装置などを使った輸送データの再現試験では、振動試験機のテーブルにトラックの荷台で計測されたデータが必要となります。また、衝撃事象はパッケージ・製品の荷扱い(積込み、積下ろし、持ち運びなど)で発生することが多く、この場合、レコーダはパッケージ・製品の中に取り付けられます。衝撃データは、衝撃パルス解析や落下高さ解析を経て衝撃試験や落下試験に利用されます。さらに、製品内部の特定個所のデータを計測する場合には、該当部分に重量の影響を与えないようなセンサーを取り付けて計測します。



振動データを利用した振動試験

衝撃データを利用した落下試験



輸送環境の振動数

データレコーダなどで計測されるランダム振動には、さまざまな振動のタイプが含まれており、トラックの場合、次のような振動が含まれます。

サスペンション

2Hz(最大過重搭載時)〜8Hz(積荷なし)

タイヤ

16Hz(低空気圧)〜20Hz(高空気圧)

荷台構造

50Hz〜100Hz

エンジン

>100Hz(エンジンの回転数による)

ホイールバランス

<10Hz(スピードによる)