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日常のささいなことでも日記ふうに書き綴るきっずはうすのドキュメンタリードラマです。

 


2001年:3月9日(金曜日):ボブ・ディラン コンサート情報

福岡サンパレスにて、あのボブ・ディランのコンサートがありました。
確か、ボブ・ディランって、70歳近いのではなかったかしら。
しかしながら、その姿勢の良さ、歌声の響き、身体の一部のような印象を与える,巧みなギターの演奏。
あのしゃがれた独特の歌声には、聞けば聞くほどに心を奪われます。
会場に足を踏み入れたとたん、濃厚なお香の匂いに包まれていたことも印象深い演出でした。
お香の煙と香りが、ボブ・ディランの演奏とぴったりだという事実も意外な発見でした。 ボブ・ディランは、レコードやCDに入ってる曲目を演奏するのですが、歌詞だけは同じで、メロディラインもテンポもまるで違うのです。
これぞ、ライブの醍醐味。
ボブ・ディランの即興演奏なのでしょう!!
間をあけることなく(つまり、トーク抜き)で、
次から次へと演奏してゆくのも心地よい流れでした。

コンサートの半ばで、総立ち状態となり、
ステージへつめかける人々で会場はごったがえしました。
とそのとき、ステージにかけのぼる大柄な男が出現。
細くて小柄なボブ・ディランの前におどりでたとき、
その熱狂している男はボディガードのたくましい腕におさえられました。
すると、いかにも自然な様子で、
ボブ・ディランはその取り押さえられた男に握手の手をさしのべたのです。

会場の皆がヒヤッとした瞬間は、その握手で和らげられました。
会場の客層は、白髪頭のおじいちゃんやおばあちゃんから、若い世代の人々、
ネクタイをしめた会社帰りと思われる男性たち、それから外人のかたも多く見受けられました。
そのいでたちは、きわめてノーマル。
他のコンサートで見かける刺激的なファッションはみあたりませんでした。
ボブ・ディランの声、ハーモニカ、ギター・・・
機械より、やはり、人間のほうがすごいなあ・・・なんてアタリマエの事実に気付く私でした。

人間という器の持つ未知数の不可思議さ。
機械という箱には、やはり限界があるものね。
わたしたち、皆がそのことに気付いて、幾つになっても「自分」という未知数の器に、チャレンジしてゆくべきよね?! 頑張りましょう!!

余談:ボブ・ディランは、素晴らしかった。
私は、おばあちゃんになったときに、孫たちに
「私はね、あのボブ・ディランのコンサートをリアルタイムで観たのですよ」と自慢しようと考えている。
あっ、レイ・チャールズや、ヘレン・メリルのコンサートに行ったことも自慢できるな。
未来予想図は、私の中でかなり出来あがってるの。
40代の私はこんなふうで、50代は・・・60代は・・・って、具体的に未来を考えるのってワクワクする。
70歳のおばあちゃんになるまでに童話作家になることが、私の最終目的なんだけどな。                 

   ボブ・ディランについては、光絵ワールドのわくわく映画トークの中で、
   「2001年第73回アカデミー賞授賞式」でも語ってますので、
   そちらも、御覧くださいね。

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