日常のささいなことでも日記ふうに書き綴るきっずはうすのドキュメンタリードラマです。
■釣り編
6月4日 日曜日
マスターが、うちの常連客であり、かつ釣り友達でもあるMR.Mと MR.Eと共に、釣ってきた魚の料理を大盤振る舞いしてくれた。 お店の扉を開ける前から、てんぷらの匂い・・・ 「今日は、てんぷらKID'Sだね」 そう、うちのお店って、その日によって、遊び方がとても違うの。 カラオケの鳴り響く日も、トークに花が咲く日も、あるいは、今日みたいに おいしいものに舌鼓を打つ日もある。まるで、お天気さながらに、まちまちで、まあ よく言えば、臨機応変なお店。わるくいえば、コンセプトのたりない店といったとこ ろだろうか。
大漁だったと満足げな彼ら。 こういう表情をどこかで、見たことがあるなあと思い出したのは、 トカゲやスズメをくわえて大威張りで歩いているネコちゃん。 男性って、狩りがすきよね、基本的に。
厨房は、男性たちに占拠されていて、女子入るべからずという 新しいコトワザが今日誕生したかもしれない。
キスのてんぷらに刺身に、塩焼きと、ぞくぞく出てくるの。 「私、食べるひと」となって、
他の客人と同化したあげく、お魚を堪能 しました。
MR.Iは食いしん坊として、名高い人物だけど、やはり、今日のたべっぷりも素晴 らしい。 お魚好きの人って、食べた後の骨をみればわかるというけど、彼のお皿には、その骨 の痕跡すらみえない。骨まで愛して、骨まで食べちゃったって感じよね、まさに・・ ・
このおいしい匂いを嗅ぎ付けないはずはないとウワサをしているところに、その予 想は的中して、ラガーマンたちとMR..Cがやって来た。
釣りの好きな男って、魚をさばくのも上手よね。 キスの内臓のマコまで丁寧に取り出し、てんぷらにしている。 これが、50匹から、ひとつまみしかとれないという珍味なので、 ありがたくいただきましたとも。
みんなが、おいしいおいしいと言えば言うほど、MR..Eも、MR..Mも 釣りの疲れもどこに吹き飛んだのか、いそいそと再度、厨房へと入り、ベラや、コチ や小ダコのお煮付けの支度にとりかかる。
コダイとキスの塩焼きも登場。 「メデタイ、メデタイ」とお祭り気分で、皆でつついて食べる。 私は、コダイのオメメをいただきましたの。ここが,一番おいしいと思う。
お煮付けの段階にくると、誰かが、お味噌汁とご飯が欲しいと言い出した。そう ね、次回はおにぎりとお味噌汁を用意しましょうね。課題とするわ。
今夜もこうして、KID'S HOUSEの夜はふけて、草木も眠るウシミツ時 まで、魚の宴会は続いたのでした。
Eくん、Mくん、釣って、さばいて、揚げて、焼いて、煮て、食べて、飲んで、本当 にお疲れ様でした。そして、おごちそうさま!!
龍宮城より帰還した光絵より
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