管理人の音楽日記帳
(2012年11月1日~11月30日)


ミッシャ・マイスキー ファンクラブのサイトの管理人(小島昭彦)による音楽日記帳です。音楽の話題に限らず、日々思っていることも織り交ぜながら記していきたいと思っています。ご質問、ご意見、ご感想等をお寄せください。メールはこちらへどうぞ。


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2012年11月30日 金曜日■週末。自分の作問担当の試験が無事終了。ほっとしながら早速採点。大学入試に近い問題がずらりと並んでいたので、準備の仕方で点数に差が出るかもしれない。◆午後は教員研修。某大学のA先生を招きキャリア支援に関する教員研修会。ペアワークによる演習もとりいれ、あっという間の90分。◆夜は前任校の同僚たちとの年1回の集まり。10人ちょっとの参加だったが懐かしい顔ぶれで楽しく盛り上がる。

2012年11月29日 木曜日■10月に、ちょっと気が早いと思ったが来年の手帳を買った。2014年3月には茅ヶ崎である演奏家の公演を行うことが内定したので、そこまで書き込める手帳にした。しかも、10月始まりなので1年半は活用できるというわけ。タイムマネジメントを勉強するようになり、最近手帳は、専ら時間軸で書き込めるタイムバーティカル式を使っている。で、実際使い始めたのだが、しばらくすると、2~3年分の12か月カレンダーが見開きで収められたページがなかったり、手帳に六曜が載っていなかったりで、不便さも感じるように。◆使いにくくてそのたびにストレスを感じるのも嫌だなと思い、先日思い切って別の有名メーカーの手帳に買い替えた。さすがに売れ筋の手帳だけあってよくできているし、メモできるスペースが多めに確保されているのもいい。それまで最初の手帳に書き込んであったものをすべて書き写したのだが、ここで新たな問題が発覚。見開きにしたときに手で押さえていないと閉じてしまうということ。中央の綴じてある両脇の日付へのスケジュール記入が実にしにくい・・・。さあどうしようか。今年使っているのは、産業能率大学出版部の「サンノータイムバーティカル」。これは開けると中央が閉じてしまうことなく、そのまま放っておけるのがいい。当然、センター両脇のスケジュール記入も問題なく・・・。う~ん、どうしようかなあ。

2012年11月28日 水曜日■「開演19時15分」に今日ほど感謝したことはなかった。帰りがけに急な事務処理が入り、予定よりもはるかに退勤時刻が遅れた。そのため、今日は1曲目のチャイコフスキーを生で聴き逃すのではないかとハラハラしながらホールに向かったのであるが、間に合ってよかった。◆サントリーホールでのダニエル・ハーディング指揮新日本フィルハーモニー交響楽団。チャイコフスキーの交響曲第4番と、ストラヴィンスキーのバレエ音楽『春の祭典』をハーディングが振るのである。ハードなプログラムでオーケストラ好きにはたまらない。今日はクラリネット(配付されたメンバーのステージ配置図によれば澤村康恵さん)とファゴット(河村幹子さん)の2人のソロが最高の出来映え。ツボを心得ており、たっぷりと歌わせ、聴き手を唸らせた。前半のチャイコフスキーは、ハーディングのやりたいことすべてにオーケストラが応えきれたかと言えばそうとは言いかねる。ホルンは難しいのは重々承知しているが、さらなる安定性を求めたいところである。後半の『春の祭典』になるとオーケストラの意気込みが前半以上に高まって、見事な集中力を発揮しているのがよくわかる。緊張感を保ちながら、フィナーレまで一気に突き進む。弦と管、打楽器がまさに一体となって宇宙空間に音楽が広がっていく印象。冒頭のファゴット・ソロはこれ以上何を求めようかというほど。第2部での静まりかえった中で、ミュートをつけたトランペットが何かを予兆するかのように静かに鳴り響くところも特筆すべきか。ハーディングと新日本フィル、良好な関係のようで今後ますます期待できそうである。それにしても、新日本フィルの演奏会でプログラムと一緒に配付される「出演者・一覧」(ステージ上でどこに座っているのが何の楽器の誰なのかがわかるもの)は、他のオーケストラがやっているかどうか知らないが、聴き手にとってはとても嬉しいサービスである。そのおかげで、澤村康恵さんと河村幹子さんを知ることができたのだから。

2012年11月27日 火曜日■オランダの女流ヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンのリサイタルを聴きに王子ホールまで出かける。CDのブックレットやコンサートのチラシで見るとおりのチャーミングで魅力的な顔立ち(=個人的な好みである)だが、思っていたよりもずっと長身で大柄な人(←意外)だったので驚いた。曲目はベートーヴェンのソナタ『春』、シマノフスキの神話(3つの詩~アレトゥーサの泉/ナルシス/ドリアードとパン)を前半に置き、後半がメシアンの「主題と変奏」、デュビュニョンの「恍惚のひととき」、「眠りの神ヒュプノス(ミス・ヤンセンに捧ぐ)」、「モンフォール・ラモリーに戻って」、ドビュッシーのヴァイオリン・ソナタ ト短調というプログラム。ピアノはイタマール・ゴラン。◆聴いた印象は、曲によってずいぶん完成度に差を感じるということか。それはご本人の意気込みの差によるものなのかどうかはわからないが・・・。最初のベートーヴェンはいくぶん大味。大胆に鋭く切り込むところがあって一部面白く感じもしたのだが、ゴランのピアノとのやりとりがいまひとつ噛み合わず、全体的には物足りなさをおぼえた。ところが、次のシマノフスキやメシアンでの作品をよく掌握した上での自信みなぎる演奏はベートーヴェンとはうってかわった充実感。さらに、1968年生まれの作曲家デュビュニョンの3つの小品もいい。ヤンセンのために書かれた作品らしいから、そこは十分弾き込んだ上での演奏ということが感じ取れる。最後のドビュッシーのソナタではさらなる繊細さを求めたい部分がなくはなかったが、聴かせどころは十分心得ており、フィナーレに向かってたたみかけるように音楽を展開させていくあたりは、この人、やはりただものではない。アンコールはフォーレの『夢のあとに』、バルトークのルーマニア民族舞曲。後者はノリに乗って外したところもあったが、それはライヴならではの即興性によるものであり、大いに楽しめるものであった。

2012年11月26日 月曜日■授業の方は試験範囲が終わったので、各自試験に向けて独習できる時間を提供。こういう時間を活用できる生徒はチカラがついている生徒である。◆急に寒くなった。雨で冷たい空気が身体にしみこんでくる。夜風呂に長い時間浸かって身体を温めるが、体調はどうもよくない。89.4。

2012年11月25日 日曜日■3連休だと3日目は気分的にはずいぶんラク。とはいえ、試験が近づいてきていて、作問をしなければならないから、それはそれでのんびりしてはいられない。午後、ヨーカドーで買い物。89.4。

2012年11月24日 土曜日■午後、国分寺まで出かける。東京経済大学で行われた佐野成宏テノール・リサイタル。佐野さんの歌を聴くのは久しぶり。10曲のプログラムの前半はトスティの歌曲(セレナータ、夢、君なんかもう、バラ、祈り)。佐野さんのトスティはどれもいいのだが、今日はその中でも、「祈り」が歌い手ばかりでなく、聴き手をも敬虔な気持ちにさせてくれる見事な歌唱。後半はベッリーニの「優雅な月よ」、「追憶」、そして、ディ・クルティスの「わすれな草」、カスタルドンの「禁じられた音楽」、プッチーニの歌劇『トスカ』から「星は光りぬ」と続いたが、豊かな声量、感情の込めかた、コントロールの素晴らしさ、どれをとっても申し分のない見事な歌であった。曲間には佐野さんの解説が入り、聴き手はイメージを抱きやすい公演となったが、アンコールではトスティの「かわいい口元」、武満徹の「小さな空」、カルディッロの「カタリ、カタリ」、カプアの「オー・ソレ・ミオ」と大サービス。武満徹の「小さな空」は日本語による詩であるが、これが実に素敵だった。佐野さんには終演後、久しぶりにお目にかかれ挨拶して会場をあとにする。◆曲が終わって余韻を楽しむ余裕のない拍手のフライング。それに「小さな空」の最中、帰り支度をしているのだか、無神経にスーパーのレジ袋をガサガサ鳴らし続ける男性客。心から楽しんでいる多くの聴衆にとって、実に興ざめである。◆秋も深まり、やや肌寒かったものの、駅から初めて訪ねる大学キャンパスまでの道のりを歩くのは、実に楽しかった。

2012年11月23日 金曜日■勤労感謝の日。誰が誰に感謝する日だっけ?◆体調がいまひとつ思わしくなく、自宅で過ごす。子どもたちは横浜DeNAベイスターズのファンフェスティバルへ出かけていった。雨の中寒いだろうに、張り切っていて元気そのものである。

2012年11月22日 木曜日■授業は1コマだけだったのだが、前後にいろいろあって何かと慌ただしい1日。調査書の交付申請がまた増えてきて確認作業に追われる。夜、帰宅して夕食前にリビングルームでひっくり返っていたら、結局夜中までそのまま寝てしまっていた(笑)。89.4。

2012年11月21日 水曜日■11月20日はコントラバスのゲーリー・カーの誕生日。未明(カナダはまだ20日になったばかり)、ゲーリーの自宅にバースデー・コールをし、お祝いのメッセージ。自宅のスタジオでは相変わらず精力的にレコーディングを続けているそうで、元気な様子。犬が1匹増えて、3匹になったと言っていた。新しい録音、ぜひとも聴いてみたいものである。◆夕方、パソコンのキーボードの一部が言うことをきかず、ちがう文字を打ち出してしまう。どうしてかわからず、NECに問い合わせる。結局Windows 8をインストールしたのが原因ではないかと・・・。念のため、電源を落とし、コンセントからコードを抜いて90秒。再び立ち上げたら直ったのでホッとする。89.2。

2012年11月20日 火曜日■箱根も日光も実に美しい季節である。京都にでも出かけて、のんびり紅葉狩りを楽しみたいところだが、そうも行かないのがつらいところ。◆頭の中で、昨夜のマーラーの5番がまだ鳴っている・・・。◆夕食は久しぶりの、ほんとうに久しぶりのすき焼き(^o^)。89.2。

2012年11月19日 月曜日■昨夜は遅くに一人でスーパー銭湯に行ってきた。ゆっくり湯に浸かって身体を温めて帰り、ぐっすり眠ることができた。◆今日は長女がまだ調子が戻らず、看病。1日、仕事を休ませてもらった。◆夕方、妻と看病を交代し、サントリーホールへ。マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団の演奏会。ピアノのユジャ・ワンがラフマニノフの『パガニーニの主題による狂詩曲』を弾き、後半はマーラーの交響曲第5番という贅沢なプログラム。ユジャ・ワンはやはりただ者ではない。申し分ない技巧と豊かな感性によって、聴き手を惹きつけて放さなかった。アンコールはティルソン・トーマスとユジャ・ワンによる連弾を聴かせてくれる大サービス。「プーランク作曲のピアノ連弾ソナタより、第3楽章」とのこと。後半のマーラーは冒頭のトランペットからして名演になるのではないかという予感。トランペットとともにホルンも最高。オーケストラが渾身の演奏でティルソン・トーマスの指揮に見事に応えていた。欲を言えば、第3楽章のワルツでのこの世とは思えぬような陶酔感がやや欠けているきらいがあったし、続く第4楽章の恍惚としたアダージェットにもいくぶん物足りなさをおぼえ、その点、個人的な好みとはかけ離れていたけれども、それでもアメリカ的というよりはヨーロッパのサウンドに近いサンフランシスコ響の持ち味が存分に発揮された立派な演奏になり、会場は大いに盛り上がった。極めて満足度の高いコンサートではあった。

2012年11月18日 日曜日■昨日は久しぶりに飲んで楽しかったこともあり、今朝はいつもよりもかなり大寝坊。午後はUくんの果樹園を訪ね、富有柿と太秋(たいしゅう)を買ってくる。柿は硬めが好みなので、富有柿が最も好きかも。その後、ヨーカドーへ買い物。夕方帰宅すると、長女が発熱・嘔吐で急遽病院へ。夜マリンの散歩。予定が狂った1日。89.2。

2012年11月17日 土曜日■午前、出勤。保護者対象進路講演会。大学、学部・学科の選び方から入試に至るまで、丁寧にお話しいただく。講師のYさんはまもなく定年をお迎えになるとのことで、Yさんにとっても最後の講演とのこと。私たちも大変光栄であった。終了後には、控室でYさんの若かりし頃の不思議なエピソードも伺うことができ、とても嬉しかった。◆午後、母校での「OBコンサート」。卒業生が参加し、様々なジャンルの音楽を堪能させてもらう。途中から聴かせてもらったが、出演したMさん、Yくんに会えて何より。Mさんと同期の卒業生も数名来ていて、懐かしい再会であった。◆雨が激しく降る中、夕方相模大野で20年前の卒業生3人と再会し、飲みに出かける。積もる話をいろいろし合って楽しく過ごした。20年なんてあっという間。でも皆それぞれ自分の道を着実に進み、立派に生きている。素敵だなと思う。89.4。

2012年11月16日 金曜日■原付はバッテリーやらタイヤやらプラグやら、さらにエンジンオイルやら、あちこち交換。お金はかかったが帰りは別のバイクに乗っているかのよう。1週間あっという間に終了。1週、1週が本当にはやい。89.4。

2012年11月15日 木曜日
■原付のエンジンがなかなかかからず、朝遅刻しそうになる。夜はついにかからず、バイク屋のご主人に助けを求める(苦笑)。バッテリーを交換することに・・・。◆朝、トラムセット(薬の名前)を飲み忘れる。そのまま放っておいたら、午後になって手術跡付近がズキズキ痛み出す。手術後3か月経つが、やっぱりまだ飲んでいた方がいいらしい。89.6。

2012年11月14日 水曜日■疲れがたまっていて調子がいまひとつ、である。早く寝たい。◆「近いうち解散」するという衆議院が、ようやく本当に解散へ向けて大きく動いた1日。いったいどうなるのだろうか、日本の行方・・・。89.4。

2012年11月13日 火曜日■私用で仕事を休む。昼間が短くなってきて、1日経つのがこれまで以上にあっという間に感じられる。昼食が遅くなり、ラーメンにしたらおいしくてついつい余計に食べてしまう。いけないなあ、反省。89.0。

2012年11月12日 月曜日■マウリツィオ・ポリーニが来日してベートーヴェンのソナタを中心にリサイタルを行っている。「ポリーニ・プロジェクト2002 in 東京」。前半には現代音楽を採り入れ、いかにもポリーニらしいユニークな企画である。だが、S券25,000円という料金設定はどういう感覚によるものであろうか。◆某音楽評論家がご自身のブログで、「ハンマークラヴィーア」を弾いた日の客入りが半分程度だったと嘆いて(?)いた。昔のポリーニのイメージを大切にしたいがために、この演奏会を聴きに来なかった人も多いらしいと言っているように受けとめられた。◆だが、ある方がそのブログに鋭いコメントを寄せた。「5割の入り、というのは、価格の高騰が大きな原因」だと。そして、「庶民感覚とはかけ離れた金額(アーティストの人気に便乗したアコギとしか思えない商法)」だと主催者(招聘元)を批判し、この評論家のブログを概ね納得できるものとしながらも、その上で、この評論家に「この辺のコスト意識が全く感じられない感想になっているのは、タダで聴けるという立場で感覚が麻痺しているからとしか思えません」と痛烈に言い放ってくださったのは誠に痛快であった。◆相変わらず最高の音楽を聴き手に届けてくれているポリーニに伝えたい。「ポリーニさん、ご無沙汰しています。日本公演での入りがいまひとつとのこと。そのことに落胆されているかもしれませんが、あなたの人気が落ちているからでは、けっしてありません。むしろコンサートであなたの素晴らしい音楽をぜひとも聴きたいと思っている人はずっとずっと増えているはずです。けれども、日本の経済状況だってけっしてよいものではありません。聴きたくても聴けない人が大勢いる。子育てで家計がけっしてラクではない私も、今回は涙をのんで諦めました。あなたの日本での演奏会のチケット、異常なほど高すぎませんか。価格設定がどのようになっているかお確かめになり、あなた自身にも考えていただけたらと思います。」

2012年11月11日 日曜日■昨日は江の島に行ってきた。かながわ女性センターでの男女共同参画フォーラムin神奈川。家族で江の島にいたので、時間を見て、島の西南端、稚児ヶ淵を経て、岩屋の方まで歩いてきた。階段・坂道が続き、結構いい運動。途中、中村屋羊羹店で女夫饅頭と羊羹を買って食べる。久しぶりの江の島。観光客が多い。生のシラスが人気か。◆今日は1日外出。午後から雨になり、結構肌寒い。外の気温は12℃。夜、息子とスーパー銭湯へ。

2012年11月10日 土曜日■カティア・ブニアティシヴィリはやはり大物だ。ユジャ・ワンとともに、今を代表する若手女流ピアニストの一人であるにちがいない。先日のリサイタルで聴いたのは、ショパンのソナタ第2番『葬送』、バラード第4番、リストのメフィスト・ワルツ第1番、後半がシューベルト(リスト編曲)の3つの歌曲(セレナーデ、糸を紡ぐグレートヒェン、魔王)、ストラヴィンスキーのペトルーシュカからの3楽章、というプログラム。◆まず感じたのは驚くべきダイナミックレンジの広さ。開放的でペダルを効果的に用いて、たっぷりとピアノを鳴らす一方、抑えるところでのメリハリのきかせ方は、実にうまい。バラードも緻密に計算されていて、聴かせどころをちゃんと心得ている。続くリストでも、壮大なスケール感を表出させ、彼女の非凡さを聴き手の誰にもわからせてしまう。彼女は、小さなところよりも大きなホールで演奏したいと言っているそうだが、なるほどそういうタイプの演奏家であることも十分納得してしまう。◆後半のシューベルトでは、作品の繊細さをロマンティックに歌い、魔王ではリストの編曲を十二分に活かし、詩(歌)の流れをしっかりと聴かせる。そして、ストラヴィンスキーの見事なほどにシャープな音楽。長い間、ポリーニによる演奏こそこの作品の最高の名演と思ってきていたが、「こういう演奏もどうかしら」とブニアティシヴィリに言われて聴いてみると「うんうん、これもおもしろい。とってもいい」と答えたくなるような感じである。アンコールは、1)リストの愛の夢第3番、2)ショパンのプレリュード嬰ハ短調、3)グルジア民謡(ブニアティシヴィリ編)(原題がホールを出るところに表示されていたけれど、どういう意味なのだろうか)。肉・魚のたっぷりとしたメインディッシュ後のデザートのごとく、しっとり心に染み入る曲が続いた。余韻をたっぷり味わって満足したものの、それでもまだまだ彼女の演奏を聴き続けたいという思いを感じて、カーテンコールをし続ける当夜の聴衆であったと思う。◆長身で美しい容姿のブニアティシヴィリがヒールの高い靴で舞台を歩く姿は実に印象的だったが、溢れる才能、聴き手の心を捉えてはなさない演奏に、美貌がどうこうという宣伝文句はまったく不要。とにかく聴けばわかる。今、世界中で引っ張りだこのブニアティシヴィリ。演奏経験を積むことは大事だが、これまで、若いうちに無理しすぎてつぶれてしまった演奏家はけっして少なくない。彼女には、これからをどうか「着実に」歩んでいってほしいと願い、楽屋を訪ねサインをもらったあと、老婆心ながらその思いを伝えて帰ってきた。89.4。

2012年11月9日 金曜日■昨夜寝るのが遅かったこともあり、朝寝坊。狭い庭でマリンを放し、ボール遊びをさせてから出勤。◆いつもよりも協議題の多い会議も終わり、古い資料の処分などをして終了。週末。89.2。

2012年11月8日 木曜日■午前中は授業もあったが、それ以外の時間、仕事が捗ってとても気分がいい。午後は都内へ通院のため早退。レントゲン撮影あり。頸椎の方は快復に向かっていて嬉しい。89.2。

2012年11月7日 水曜日■朝の霧があまりに濃くて驚いた。◆スポーツ紙の報道によれば、ベイスターズにメジャーから福留、高橋、松坂だって?それからドラゴンズからブランコ?たっぷり補強して、来年は強いチームになってよそを見返してもらいたいな。◆それにしても、今日は精神面で結構疲れた・・・。

2012年11月6日 火曜日■明け方、3回ほど目が覚める。そのたびに夢を見たのだが、どうでもよい夢は本当に疲れる。89.6。

2012年11月5日 月曜日■午後、時間ができたので年休を取り、散髪に行き、それから眼科で薬をもらってくる。夜、Wiiで子どもたちがやっているボウリングに参加するが意外と疲れる(苦笑)。面白くてはまる気持ちはよくわかった。89.6。

2012年11月4日 日曜日■鼻水がひどくなってきたが、昨日から飲んでいる小青竜湯ではまったく効き目が出ないので、別の市販薬に切り替えるとスーッと治まってラクになった。今日は千葉まで墓参り。往復150㎞を超えるとちょっと疲れる。89.6。

2012年11月3日 土曜日■「文化の日」だが出勤。鼻水が止まらない。花粉症だけでなく、風邪もひいたらしい。予定していた仕事が一気に片付き、ほっと一息。たまった書類を整理したい。

2012年11月2日 金曜日■高校に「経営学入門」という科目があり、大学の先生が授業を教えているのだが、今日はここに元プロ野球選手の2人がゲストで招かれた。今日は教室を訪ね、聴講させていただき、彼らの高校時代、プロに入ってからの苦労など興味深い話を聴くことができて面白かった。◆午後は推薦入試の学校での一括出願書類取りまとめ、授業は授業、会議と慌ただしく続いた。

2012年11月1日 木曜日■シュトゥットガルト室内管弦楽団の茅ヶ崎公演。アルバン・ベルク弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者だったギュンター・ピヒラーが指揮する。シュトゥットガルト室内管弦楽団は3年ほど前にも茅ヶ崎で演奏しているが、メンバーの入れ替わりもだいぶあったようで、ずいぶん若返った印象。アンサンブルに生気が溢れ、聴いていて実に気持ちよい。当初の予定では、チャイコフスキーの弦楽セレナードを演奏して終わるプログラムだったが、チャイコフスキーのあとにバッハの「G線上のアリア」を置き、バッハで始まりバッハで幕を閉じる演奏会になってきた。アンコールは、モーツァルトのディヴェルティメントK.136の終楽章、ハイドンのセレナーデ。ピヒラーさんは1984年にアルバン・ベルクSQで演奏会を行った話を聴き、茅ヶ崎での当時を懐かしく思い出していた。