管理人の音楽日記帳
(2003年8月1日〜2003年8月31日)


ミッシャ・マイスキー ファンクラブのサイトの管理人(小島昭彦)による音楽日記帳です。音楽の話題に限らず、日々思っていることも織り交ぜながら記していきたいと思っています。ご質問、ご意見、ご感想等をお寄せください。メールはこちらへどうぞ。


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2003年8月31日 日曜日■あっ、今日で8月も終わりか...。なんて速かったんだろう。明日からほんとうに2学期だ。今日も自宅で仕事して終わる。これでは休日とはいえない!◆昨日ビデオに録っておいたフジテレビの『五嶋龍のオデッセイ』を見る。毎年放送されているドキュメンタリーだが、たいてい見逃してきてしまっていたので久しぶりに見ることができた気がする。五嶋龍も15歳。それにしてもヴァイオリン演奏の方もものすごくうまくなっているので驚いた。シベリウスの協奏曲も今度ぜひ生で聴いてみたいものである。

2003年8月30日 土曜日■今日は休日出勤。2学期の準備、大学受験をする生徒のための文書作成などに追われる。忙しくなってきたものだ。

2003年8月29日 金曜日
■全校登校日。進路に関する生徒の相談の対応に追われる。午後は中学生向けの学校説明会。暑い中、定員の約3倍にあたる800名あまりの中学生が体育館に集まった。もうすぐ2学期。3年生にとっては正念場である。ここはひと踏ん張り、頑張ってもらいたい。

2003年8月28日 木曜日7月29日の音楽日記帳に書いたマイスキーのバッハの無伴奏チェロ組曲CD(1984/85年録音)に関して。「初発売時の3枚組と、90年代半ばに再発売された2枚組とでは収録時間が異なる」という件である。結局ぼくは2枚組の方も購入し、一番手っ取り早い方法をとってみた。つまり、それぞれのCDで同じトラックを同時再生してみたのである。たとえば第2番の「アルマンド」。3枚組の方は4分28秒だったのに対し、2枚組では3分24秒。当然のことながら、途中まで全く同じでも、収録時間の短い方は早く終わってしまう。つまり、2枚組の方では何らかの編集が行われているわけである。◆昨日、レコード会社のSさんから回答が得られた。「2枚組にするにあたり、マイスキー立ち会いの下で繰り返しをカットした」とのこと。レコードはLPでもCDでも昔から編集作業はつきもので、それは常に論議の対象となってきた。場合によっては「切り貼りしてつないだもの」がはたして演奏芸術といえるのかという厳しい批判も依然としてある。もっとも「ライヴ・レコーディング」なら編集されていないのかといえば、必ずしもそうとはいいきれない。演奏が終わる部分での拍手をカットするのはよくある話だが、それだけではなく、同じ演目で演奏会が複数回行われればそれをひととおり収録するし、ゲネプロでの演奏を使用することもあると聞く。◆結局、マイスキーの場合、2枚組にするにあたり、一部が再編集(カット)されたことがわかった。2枚組の短くなった方の演奏を聴いてみても、やはりこれも間違いなくマイスキーの演奏ではある。「いや、これはマイスキーの演奏ではない」とおっしゃる方はいないだろう。ただ、編集によって繰り返しをカットしたのだとすれば、当初録音していたリピートの部分の演奏は何だったのだろうかという疑問もわかないわけではない。リピートを全く同じように演奏する演奏家などいるはずがなく、マイスキーがそれを承知の上で編集に同意したということになると、マイスキー自身から何らかのコメントがほしくなる。なお、再編集が行われているのは、第2番、第3番、第6番の3曲である。◆今日は午後前任校での教え子2人が遊びに来てくれる。2人はすでにめでたく結婚し、11月には待望の赤ちゃんが生まれるとのこと。お客様が来ると息子は大喜び。自分の遊び相手だと思いこんでいて、ミニカーやプラレールで相手をしてもらって大はしゃぎであった。

2003年8月27日 水曜日
■昼過ぎ、息子を連れて近くのスーパーへ買い物に出かける。夕方には息子と近くの公園で砂遊び。砂場でトンネルを作る。トンネル作りなんて、もう30年ぶりくらいではないだろうか。砂場にしゃがんで手や腕をよごして1時間ほど遊んだ。◆今日はマイスキー関連のニュースがいくつか入る。電話連絡、サイトの更新準備等で慌ただしくなる。◆TBSテレビの山田太一のドラマ『高原へいらっしゃい』が予定よりも1回早く打ち切られることになったというニュースを見る。低視聴率のドラマ3本に対してTBSはこのような措置をとるようだ。それにしても視聴率至上主義の民放テレビ局の姿勢にはがっかりさせられる。薄っぺらで貧弱な内容のドラマが多い昨今、こういう質の高い作品にこのような仕打ちをするのはどうかと思う。実に残念。

2003年8月26日 火曜日
■昨日の日帰りドライブは、妻と交替しながらの運転だったのでそうきつくはなかったが、それでも朝早くから夜遅くまで550キロ走ったので、かなり疲れた。今一番元気なのは息子かもしれない。運転こそしなかったが、車の中ではほとんど寝ていない。今日も朝から元気に遊んでいる。娘は昨日、車中でもほとんど寝ていたので、実際どうなのかはよくわからない。もっとも赤ちゃんというのは、乗り物で揺られているだけでも結構疲れるというから、実はちっとも楽ではなかったのかもね。ごめんね。◆午後、教えている3年生の女子2人が遊びに訪ねてくれる。はじめは照れてろくに目も合わせられなかった4歳の息子も、10分も経つとあっという間に自分のお姉ちゃんにして遊び相手になってもらっている。束の間の数時間だったが、楽しく過ごせた。◆明後日まで遅い夏休み。それでも、2学期に向けてしなければいけない山のような仕事が見え始め、ちょっと憂鬱...。

2003年8月25日 月曜日
■家族全員今日は体調がよく、4人で早朝から長野県の白樺湖へ日帰りドライブ。住まいから3時間半。向こうでは息子を遊園地で遊ばせてやった。暇な時間を使い、生まれて初めての楽焼きにも挑戦。とはいえ、実は小さなペンダントに色を塗るだけの話で、「作品」は息子に贈った。帰りには富士山を見て戻る。長い1日。たまにはこういう家族サービスもなくては...。ぼく自身、今日だけは仕事のことは一切忘れ、思いっきり楽しんで過ごした。◆往復の車の中でかけたCDは、ピリスのシューマン作品集(『森の情景』が大好きである)【DG 437 538-2】、エマーソンSQのベートーヴェンの弦楽四重奏曲集よりOp.59の3曲、Op.74、Op.95【DG 447 078-2〜全集より〜】、C.クライバーがバイエルン国立管弦楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲第4番のライヴ【ORFEO 30CD-10040】、カラヤン指揮ベルリン・フィルによるチャイコフスキーの3大バレエ組曲【POCG 90049】。どれも何度か繰り返しかけた。◆さて、8月25日とくればいつもレナード・バーンスタインを思い出す。友人Kのような熱烈なファンではなかったが、やはり20世紀を代表する巨匠の1人にはちがいあるまい。ぼくが初めて訪れたアメリカ合衆国旅行は1988年。その目的が「タングルウッド音楽祭」であり、その中にはバーンスタインの古稀を祝うバースデイ・コンサートも含まれていた。15年前の8月25日であった。バーンスタインは、音楽はもちろん、人間性の面でもきわめて強烈な個性を発揮し、一挙手一投足、すべての面で「濃厚」だった。

2003年8月24日 日曜日
■都内のホテル17階にあるラウンジでミッシャ・マイスキー ファンクラブの会員の集い。集まった人数は9名であったが、マイスキーを中心に音楽の話題で花が咲く。実に楽しいひとときとなった。会場を手配してくださったTさん、集まってくださった皆様、どうもありがとうございました。

2003年8月23日 土曜日■クラスの生徒がうちの娘の鳴き声を録音してほしいと言う。生後2ヶ月だから、別にわざわざ泣かせる必要がないのだからお安いご用である。(妻を泣かせろと言われたら、そうは簡単に事は運ばないが...。笑)その生徒、公民館のボランティアか何かでお化け屋敷をやるそうである。そこでの効果音の1つらしい。さて、うまく録れるかな?◆それにしても今日も暑い。夏の前半が涼しかった分を取り返すかのように急に蒸し暑くなってきている。これでは仕事がはかどらない。時間は容赦なくどんどん過ぎていく。◆明日はミッシャ・マイスキー ファンクラブの会員の集いが都内で行われる。初めてお目にかかる方もいらっしゃるので楽しみである。

2003年8月22日 金曜日
■ここ数日の疲れがたまっていたのか午前中2時間ほど眠る。暑い。蝉の鳴き声が夜になってもずっと続く。◆浜崎あゆみの新譜『forgiveness』を購入。TBSテレビの山田太一ドラマ『高原へいらっしゃい』の主題歌で、とても気に入ったからだ。初めて手にする「コピーコントロールCD」。何かにコピーしようという気はさらさらないが、このCDを作るのにかかったコストは相当なものなのだろうと想像する。「一部のCDプレイヤー、DVDプレイヤー等では再生できない場合があります」と、かなり小さめに表示されているが、これって結構問題ではないのだろうか。自分のCDプレイヤーで万一再生できなければ、CDを販売店に返し、払い戻してもらいたい気持ちになるというのは当然のことであろう。

2003年8月21日 木曜日■講座も最終日。今日はホームページ作成の基本を勉強。これはふだんやっていることでもあるので復習の要素が大きかったが、それでもところどころ知らなかったことが学べ、よりよりページ作りのためのヒントを多く得ることができたように思う。◆昼食は大学の近所の食堂。ふだんは学生でかなり賑わっていそう。今日は、ここの名物、「チョコとんかつ定食」なるものに、勇気をもってトライした。豚肉と衣との間にはチョコレートが入っている。好みは分かれるのかもしれないが、ぼくはもう今回限りで結構ですと言うほうである。やはりミスマッチではないかなあ。一緒に食べてもチョコの味が口の中にひろがるのに大きな抵抗を感じてしまった。とんかつには何をかけようか。ソースでは合わない気がして、塩をかけてみる。結局全部戴いたのだが、チョコだけを先に箸で取り除いてしまってからとんかつを口にしている自分がいた。これでは意味がないか...。◆今この日記を書いていて、チョコレートが大好物のゲーリー(コントラバスのカー)なら、きっと喜ぶのではないだろうかとふと思った(彼はチョコレートのにぎりをお寿司屋さんに提案したことがある!)。◆帰りがけ、都内のデパートに立ち寄る。いわゆる「デパ地下」。多くの食料品店があり、おいしそうなものがぎっしり並んでいる。客の行列を見れば、その店の人気や味の程度はおおよそ想像することができよう。(並んでいる人間がサクラでない限り。)食べるのが大好きなぼくは、見ているだけでは満足できず、浅草満願堂の芋きん(芋きんつば)を土産に買って帰る。

2003年8月20日 水曜日
■今日も某大学で研修。Excelを使った作業。午後はマクロを使ったものへ進むが、こちらはかなり苦労する。それでも収穫は多く、新学期には早速仕事で使えそうである。あと1日頑張ろう。◆帰りがけ、お世話になっている某会社のTさんを訪ねる。◆夜、帰宅すると、明日で生後2ヶ月になる娘と視線が合う。上からのぞきこむと、こちらを初めてまともに目で追ってくるのがわかった。娘が微笑むのは実にうれしかった。

2003年8月19日 火曜日
■都内の某大学で「教育の現場に活かすIT講座」というのを受講。久しぶりに朝早くから都内へ。通勤ラッシュの時間からは少し離れていたためか、そんなに大変な思いはせずに電車での時間を過ごす。約5時間、パソコンの前で画面と向き合っていたので、ちょっと疲れたかも。◆夕方、新宿に立ち寄り、調子が悪いビデオカメラを修理に出す。◆書店で見かけた『14歳からの哲学』(池田晶子著)は面白そう。テレビはほとんど見ないので知らなかったが、結構取り上げられて話題になっているらしい。高校生にも読ませたい本。

2003年8月18日 月曜日■『究極の眠れるCD』(Della Inc. MF-3901)というものがある。「入眠や不眠に悩む方に必聴の、医療系セラピー・ミュージック」と謳っている。昨日初めてかけてみたが、生後2ヶ月の娘には即効果が見られたようである。水が流れる音、波、静かな音楽。ふだん、布団に横になったら1分もしないうちに寝入ってしまうぼくには、このCDがどれくらい意味があるものかわからないけど(笑)...。◆スーパーで「十六茶」を買ってきたつもりが、夜冷蔵庫から開けて飲んでいるときに「お〜いお茶」であることに気づく。「十六」と「お」の字が似て見えた?参ったなあ。先日の健康診断でも「気になっているところがあればお書き下さい」とあるから、「最近物忘れがひどくなってきたように思う」と書いたのに、医者はそれに関しては何のコメントもしてくれなかった。40歳を過ぎればそういうものなのだろうか。あるいは、待てよ、ひょっとして物忘れのこと自体、健康診断の問診票に書き忘れていたのか?そんなはずはないが、もしかして...。 あるいは、あるいは、ドクター自身もほかの話をしているうちにコメントすることを忘れてしまったのかも。(医者もそれくらいの歳はいっていたと思う。)

2003年8月17日 日曜日
■デジタルビデオカメラに入れたテープが絡んで、テープが傷むのはたまらない。大事なテープだとなおさらである。テープにトラブルが続き、昨日から行っている編集作業は中断。◆午後気晴らしがてら、(おっと、別に家にいると気が重いというわけではないですよ、わが妻よ!)息子を連れて近くのスーパーまで散歩。観葉植物用の土、腐葉土、移植ごてなどを買う。◆どうも昔から日曜日の過ごし方が下手な気がする。たいていダラダラして1日が終わる。夜は息子と『サンダーバード』を見て、久々にドキドキした。

2003年8月16日 土曜日
■近くのスーパーAで肉・野菜の全品3割引セールがある。開店後1時間以内に店に行けば割引券がもらえるようになっているのだが、今日はさほど混んでいない。雨のせいか、夏休みのせいか。ところが近所にある別の大手スーパーBはかなりのにぎわい。何がこの違いをもたらすのか。たしかにAは価格が全般的に高い気がする。家から近くて便利という以外、あまり買い物して得した気分にならない。基本的にはさらに別のスーパー、Cの方が安くあがる。Bは値段はさほど安くない代わりに品数が豊富で、カートを押しながら見ているだけでも結構楽しい。◆ビデオカメラで撮影したものをパソコンに取り込んで編集し、DVDにまとめようと思っている。今日初めてその実践に移ったが、取り込んだあとの編集作業はなかなか難しい。かなりよいものができそうな気はするが、その分かなり時間もかかりそうである。これだけで夏休みが終わってしまうのではたまらないので、ほどほどにしようと思っている。

2003年8月15日 金曜日
■大雨の中出勤し、進路指導関係の書類の整理を行う。◆子供の夏休みもあと少し。どこかに連れて行こうかと計画は立ててみるのだが、なかなか決まらない。

2003年8月14日 木曜日
■休日出勤の振替を取る。◆昨夜扇風機をつけ、窓を開けて寝たのだが、今朝はびっくりするほど肌寒かった。雨模様の静かな1日。息子に買ってやってずっとそのままにしておいたサンダーバードのTHE MOLE(ジェットモグラ)のプラスチックモデルを組み立てる。何しろ生まれて初めてのプラモデル製作体験。生まれつき不器用なものだから、はじめから仕上げる自信はまったくなかったものの、何とか完成に近づいてきた。それにしても、説明書というのは何てよくできているのだろう、と今さらながらに感心した。

2003年8月13日 水曜日■夕方、親友のO君らが訪ねてくれる。夜、皆で寿司を食べに出かける。友人K君のお父さんがやっていて、ここにはスヴャトスラフ・リヒテル、ミッシャ・マイスキー、ゲーリー・カーら多くの演奏家が訪ねているお店へ。旧友たちと語らいながらおいしくいただく。口の中で中トロがゆっくり溶けていく!舌鼓を打ち、まさに至福の時であった。

2003年8月12日 火曜日
■部屋の大掃除。午後、小田原の親戚を訪ねる。◆夜、8月24日の「ミッシャ・マイスキー ファンクラブ 会員の集い」に出席予定の方への案内状を発送する。

2003年8月11日 月曜日
■夕方から部屋の大掃除にとりかかる。長らく開いてもいなかった雑誌類の整理から始めるが、ほとんどは結局捨てることになる。音楽関係の雑誌はマイスキーをはじめ、気に入った演奏家の記事がある部分は残し、他は資源ゴミに回す。そうでもしないと、部屋がどんどん狭くなる。古雑誌を整理していると、くしゃみが止まらなくなる。しばらくハウスダストによるアレルギーとの闘いかと思うと気が滅入りそうである。◆マイスキーが弾くバッハの無伴奏チェロ組曲(全6曲)のDVDを楽しむ【UCBG-1070】。これは1回目の'84-'85年に次ぐ録音で、'86年収録のもの。マイスキーはこの後'99年にCDのために再録音しているのだが、このDVDを再生するまで、しばらく最新の演奏を聴くつもりになっていた。最初はLDで発売されたものが、DVDという形になって再発売されたために、ちょっとした勘違いをしていたのであった。もちろん映像を見た瞬間に、最近のマイスキーでないことは一目瞭然でわかったが。当時マイスキーは38歳。今のマイスキーは55歳。髪もヒゲもすっかり白くなってきている。にもかかわらず、演奏そのものは年々若々しくなってきているものもあるのが興味深いところである。

2003年8月10日 日曜日
■午前中は学校で勤務。午後は自宅で過ごす。ゲーリー・カー(コントラバス)の弾くメンデルスゾーンの無言歌集のCDを聴く。部屋の大掃除に取りかかりたいと思っているのだが、これまでの疲れが出てきたのか、倦怠感によるものなのか、身体が思うようにいうことをきかず、だらだらと過ごしてしまう。あっという間に半日経ってしまった。◆山田太一ドラマ『高原へいらっしゃい』のエンディングで流れている浜崎あゆみの『forgiveness』が結構気に入っている。今まで彼女の歌にはほとんど何の関心も抱いたことがなかったぼくだが、これはCDで何度も繰り返し聴きたいと思う曲である(8月20日発売)。

2003年8月9日 土曜日
■台風の影響で風、雨が一時強くなる。◆午後、大学時代の恩師のお宅へ家族皆でお邪魔する。皆さんの温かいもてなしを受け、とても楽しいひとときを過ごすことができた。◆タワーレコードで、大好きなエマーソン・カルテットの新譜を発見(バッハの『フーガの技法』BWV 1080)。これは楽しみ。また、ボッテシーニのコントラバス作品集(シュトライヒャーらが演奏)のCDも購入。ついでに、レジで『チキチキマシン猛レース』のDVD(3話入って500円!)を見かけ、衝動買いしてしまう。

2003年8月8日 金曜日
■早朝、録画しておいた『高原へいらっしゃい』を見る。27年前のテレビドラマのリメイク版とのこと。たしかに時代の古臭さをいくぶん感じさせるところがあるものの、山田太一ならではの人間へのやさしく、暖かな眼差しが随所に感じられ、見ているぼくらはしみじみとした思いにたっぷり浸ることになる。◆今日も蒸し暑い。だが、台風が西日本に上陸し、甲子園で行われる高校野球の3試合が雨により、途中ノーゲーム、または中止となった。ここ神奈川も、いつ大雨が降りはじめるものかと心配したが、結局夜まで何とかもった。◆夜、茅ヶ崎市楽友協会のTさんと小田原へ食事に出かける。久々の音楽談義に花が咲いた。

2003年8月7日 木曜日■「今日はこの夏で一番暑さの厳しい日」だと毎日言っているような気がする。それくらい、日増しに酷暑が身体を襲ってくるような思いである。仕事ではクラスの生徒の調査書や推薦書の準備を始める。39人の生徒分を書き上げなければならないので、これは大仕事である。夏休み中にある程度仕上げておかないと、2学期に苦労することになる。実際、8月中に発行してほしいという生徒もいるので頑張らなくては!

2003年8月6日 水曜日■学校では、進路指導関係の古い書類の処分、それから自分の机付近の整理を行う。久々にきれいに片づいた(ように見える)机を見て、かなり満足感に浸る。デスクマットの下に隠れていたマイスキー、カー、アルゲリッチ、バーンスタインらを撮った写真数枚が久々にお目見えした。「要るか要らないか迷ったら捨てる」---簡単そうでなかなか実行できないのだが、今回は結構頑張った。さあ、明日からは仕事の効率が上がるぞ!(???)◆養老孟司氏の『バカの壁』(新潮社 \680)が今かなり売れているようである。おもしろそうなので近くの書店に行って早速買ってくる。まだ途中までしか読んでいないが、文章は比較的平易で具体的であり、高校生にも勧めたい1冊である。おっと、たいして読んでもいないのに、あるいは読んだ文字情報から、「比較的平易で具体的」などと判断したのはぼくの独りよがりな思い込みかもしれない。そうですよね、養老先生。

2003年8月5日 火曜日
■定期健康診断で市内の病院へ行く。ぼくが一番苦手なのはお腹の中を見る超音波。寝台に横になると、検査はすぐに始まる。お腹にゼリーを少し塗った後、検査技師の女性がやさしい声で、「はい、ゆっくり〜、息を吸ってぇ〜、はいそのままぁ〜、はぁい、そ〜うです。はぁい、また吸ってぇ〜」と言いながら、機器をゆっくりと滑らせるのであるが、それがくすぐったくて仕方ない。「息を吸ってぇ」と言われたって、くすぐったいので思わず吹き出しそうになる。それに加え、検査技師の方の言い方って、どうしてああいう調子なのだろう。すべてがおかしくなってくると、息を止めるように言われたってできなくなる。笑いをこらえるのがつらくてつらくて、「早く終われ、早く終われ」とただひたすら念じるだけであった。

2003年8月4日 月曜日■急に暑くなって屋外はもちろん、学校の中も厳しいほどの暑さに見舞われた。午後、職員室内の自分の散らかった机付近の書類や進路関係の資料等を整理する。ぼくの斜め後ろに座っている国語のSさんは同じ進路指導の仕事に携わっているだが、机の上もきわめてきれいに整頓されている。いったいどこに荷物を隠しているのだろうと、常々思う。それで、ときどき様子をうかがってみるのだが、要するに、彼は「捨て上手」なのである。捨てるか捨てまいか迷う回数が少ないようで、短時間で判断し、不要と思うものは容赦なくゴミ箱に放り込んでいく。それに比べ、ぼくの場合は、さんざん迷ったあげく結局保留し、「とりあえず保存しておく」というものが多すぎるように思う。それは十分わかっているのだけれども...。隣りに座る政経担当のSさんも同じで、ぼくらの机は4月以来どんどん背が伸びてきた。

2003年8月3日 日曜日■12月14日(日)に茅ヶ崎市民文化会館大ホールで行われるゲーリー・カーのコントラバス・リサイタルの曲目がほぼ決まった。◆メンデルスゾーンの無言歌5曲、マスネの「エレジー」、フォーレのヴォカリーズ練習曲と「夢のあとに」、サン=サーンスの「白鳥」(「動物の謝肉祭」より)、E..ナンニのカプリース第3番、ボッテシーニの「エレジー」と「タランテラ」が前半。後半は日本のメロディ5曲(「さくら貝の歌」、「赤とんぼ」、「宵待草」、「ここに幸あり」、「山寺の和尚さん」)、ジャズのメロディ3曲(B.ストレイホーンの“A Flower is a Lonesome Thing”、“Lush Life”と、H.ジローの“Under Paris Skies《パリの空の下》”)、そしてパガニーニの「モーゼ幻想曲」というプログラム。2001年6月を最後にステージでの演奏活動から退いているカーだが、今回の日本ツアーは特別である。前半のフランス後期印象派の作品では、ナンニの超絶技巧と高い音楽性を要求した「カプリース第3番」が特に興味深い。カーも演奏活動でこの作品を弾いたことは今までないそうで、どんな演奏が聴けるのか大いに楽しみである。コントラバスをこれだけ歌わせることのできる奏者はいない。◆ゲーリー・カーの茅ヶ崎公演、発売時期は未定ですが、ご関心のある方は小島までメールにてご連絡ください。

2003年8月2日 土曜日
■関東地方はようやく梅雨明け宣言らしい。わが家は7階なので風通しが比較的よく、エアコンのお世話になることはそう多くないのだが、今日の湿度の高さには閉口した。◆この耐え難いほどの蒸し暑さから、10年以上前、アメリカのニューオーリンズを訪れたときのことを思い出した。気温は摂氏35度くらいだが湿度はおそらく80%か90%。ちょっと通りを歩くだけで汗が噴き出す。上はタンクトップ、下は短パンくらいでないととてもじゃないが歩いていられない。エアコンの効いている店に入ったら最後、もうそこから出たくなくなる。それほど幅のない淀んだ川が近くにあって、それがミシシッピ川と確認しつつ、これがほんとうにあのミシシッピ川なのかと疑う。金網のフェンスに黄緑色したトカゲがとまっている。街を歩くとあちこちで楽器を持って演奏している人がいる。◆ジャズの本場とあって、あちこちの店の中でバンドがライヴをやっている。店内の床にじかに座って聴き入る客。1ドル、2ドルで聴けるところもある。たいていの店は窓を開けているので、そのライヴの様子は窓の外からタダで覗くこともできる。そういう店ではエアコンは聴いていないから、店内は熱気でムンムンしている。どこのライヴもたいていは締め括りには「聖者の行進」。これこそ本場の、ホンモノの演奏という気がする。◆腹が減って、店に入る。食に関して好奇心旺盛なぼくは、ワニの肉を入れたスパイシーなジャンバラヤやカエルの唐揚げにトライした。ワニは白身魚を食べているのとさほど変わりなく何の抵抗もなかった。◆当時アメリカ合衆国の50の州すべてを訪ねることがぼくの夢であったが、残念ながらそれはいまだに実現していない。

2003年8月1日 金曜日
■新宿の病院へ。やはり痛風だったようである。◆書店で見かけた『CNN ENGLISH EXPRESS』2003年8月号にヨーヨー・マのインタヴュー記事が掲載されていたので買って帰る。英和対訳で載っており、しかも音声がCDで聴けるのもよい。このインタヴューを読んでいると、ぼくはヨーヨー・マという音楽家にもやはり大いに惹かれるのである。