管理人の音楽日記帳
(2004年4月1日〜4月30日)


ミッシャ・マイスキー ファンクラブのサイトの管理人(小島昭彦)による音楽日記帳です。音楽の話題に限らず、日々思っていることも織り交ぜながら記していきたいと思っています。ご質問、ご意見、ご感想等をお寄せください。メールはこちらへどうぞ。


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2004年4月30日 金曜日■今日は遠足。だが、今年度は学年に所属していないので、学校にて留守番。静かな職員室には、Y教頭とぼくくらいしかいない。午後、卒業生のHさんが訪ねてきてくれる。1時間半ほど談笑。元気で学校へ通っているようだが、ちょっと疲れ気味なんだね。皆、この時期、まだそれぞれの新しい環境に慣れていなくて、ずいぶん神経を使っているようである。今日は進路指導で全校生徒に配付する『進路の手引き』の原稿をまとめて終わる。明日から5月か。なんとも速すぎる!

2004年4月29日 木曜日
■今日からゴールデン・ウィークだが、ほとんど出勤。しばらくの間、授業がなく、たまっている業務に専念できるのが救い。

2004年4月28日 水曜日
■ファンクラブ通信"SARABANDE"の号外(葉書)を発送する。◆最近わが家でちょっとしたブームになっているのがロッテのアイスクリーム、「クーリッシュ(COOLISH)」である。アルミパウチ入りの「飲む」アイスクリームだが、ロッテが来年3月には年商100億円を目指すほど力を入れている商品という。思いっきり吸ったのち口の中でじわりと解け、味が広がっていくあたりは、何となくマック・シェイクと発想が似ている気がする。価格が他のアイスに比べ、いくぶん高めなのが気になるところ。まだバニラとカプチーノしかトライしていないが、今のところバニラが気に入っている。

2004年4月27日 火曜日
■教員になって最初に赴任した学校の同僚だったXさんがこのほどアメリカに留学するという。海外留学の経験のないぼくにとっては、実に羨ましい話である。英語圏でとことん学べることは、ぼくには一生あるまいが、その代わり海外留学経験なしでもとことん努力すればO先生のように立派な「英語通」になれるのだから、これからさらに研鑽を積んで自己を磨いていきたいと思う。◆『レコード芸術』5月号でのホロヴィッツ特集の記事が興味深い。あるマネージャーが語ったホロヴィッツ晩年の様子を読む。◆ベルリン・フィルが地元で子どもたちのために、倉庫のようなところで音楽教室を開いているそうだ。それも1年に数度も。あるマネージャーの方に伺った話だが、たとえば、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』を子どもたちに聴かせ、まずは曲に合わせて自由に踊らせたとか。その後、曲の解説をし、場面場面の音楽を説明する。そして作品をじっくり聴かせる。そしてその後、子どもたちは再び音楽に合わせて踊ったのだそうだ。2回目の子どもたちがした踊りは、1回目のそれと似ているものもあれば、まったく異なるものもあったようだが、こういうすばらしい教室をのぞいてみたいものである。何しろ、あのベルリン・フィルが演奏しているのである。子どもたちは幸せだなあ。◆ミッシャ・マイスキー ファンクラブの会報(号外)を葉書に印刷。明日には発送したい。

2004年4月26日 月曜日■出張で町田へ。専門学校の先生方とお目にかかり、いろいろな情報交換。毎年2回行われるが、いつもいろいろと勉強になる。◆夜、紀尾井ホールで、ファジル・サイのリサイタル。ハイドンのソナタ3曲、ラヴェルの『ソナチネ』、演奏者の自作『ブラック・アース』、そして後半はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番『熱情』。聴き手の好みははっきり分かれそう。自由奔放で天才肌。インタヴュー記事では、グールドやグルダに似たところがあるのではという指摘があるが、演奏のスタイルにおいてはそうでもない気がする。もっとも、グルダが「真剣に(演奏を)遊ぶ」とすれば、その「姿勢」はサイにもあるような気がする。個人的に最も期待したのは『熱情』だったが、聴き終えると、どうもいまひとつで、いくぶん物足りなさを感じさせる演奏であった。サイの音楽の温度は高く、昔、心が落ち込んだときに求めた『熱情』の音楽に感じられる「叱咤激励」のイメージは十分存在していたけれども、演奏そのものは、内容が詰まっているようでいて半分空虚さも感じられ、結局、終始サイ独特のテンポに振りまわされた感じが強い。それに較べれば、アンコールの『きらきら星』やサイの自作である『バラード』、『トルコ行進曲』、あとパガニーニの『カプリース第24番』を主題にした作品では、自在にアレンジしての即興風演奏が光り、聴き手を圧倒。やはり大物ということではある。

2004年4月25日 日曜日■午前中はスーパーへ買い物に出かける。買い物をして半日つぶれるのは痛いがしかたない。午後はのんびり。日曜も暗くなってから明日以降のことを思い出し、大いに慌てるのがここのところの傾向である。いかんなあ。

2004年4月24日 土曜日■進路指導で作成している生徒向け冊子の原稿をまとめる作業の締切が迫っているため、この土日は慌ただしくなる。◆午後雨がポツポツ降り始めた。帰りがけ、すでに100回以上見ている映画『レインマン』のDVDを購入。今まではLDで楽しんできたが、店頭にDVDが2000円弱で売られているのを見つけ、思わず買ってしまった。あの作品は、ダスティン・ホフマンもトム・クルーズもほんとうにすばらしい。ところで主演の2人、身長は165センチに満たないんだったっけ。う〜ん・・・、背の高さは関係ないか。それにしてもかっこいいなあ。

2004年4月23日 金曜日
■今夜は職場の歓送迎会。ぼくは4人の幹事のうちの1人。幹事役は実はどうも不得手である。でも、他の3人にすっかり頼ってしまい、何とか無事終了した。

2004年4月22日 木曜日■夜、都内で会食(Fさん、Kさん、どうもありがとうございました。これから何らかの形でお役に立てればよいのですが・・・。それからHさんもありがとうございました。)。◆マキシム・ヴェンゲーロフの秋の来日公演での共演ピアニストはファジル・サイだったはずだが、変更になったようでがっかり。丁々発止のベートーヴェン(『クロイツェル・ソナタ』)が聴けるかと思って、とてもワクワクしていたのになあ。

2004年4月21日 水曜日
■仕事で疲れがたまるのかなあ。夕食後、布団に横になったらそのまま朝まで寝てしまった。今日は餃子がとてもおいしく焼けた。嬉しい!(ぼくは作るのはできません。焼くだけ。)

2004年4月20日 火曜日■今月下旬は公私ともに忙しくなりそう。こういうときに限って、次から次へと仕事の依頼が押し寄せてくる。(>_<)、いやいや、(^o^)でなくちゃいけない。仕事も楽しまなくては。◆帰宅途中、『レコード芸術』と『モーストリー・クラシック』を買って帰る。ゆっくり読むのは後回しと思いつつ、今月から1,000円になった『モーストリー・クラシック』(2004年6月号)を開けると、ちょうどミッシャがチョン・ミョンフンに宛てた書簡が掲載されたページが!6月のデュオ・リサイタルを控えての企画のようだが、あまりの偶然に嬉しくなる。

2004年4月19日 月曜日
■大事な用があって藤沢へ出かけたのだが、駅付近で偶然にも2人の卒業生に会った(別々の場所で)。YさんもNさんも元気そうで何より。2人とも高校時代、学習に真面目に取り組んだ生徒。大学にはまだ慣れないながらも楽しそうに過ごしているようであった。う〜ん、当時の自分を思い出すなあ(彼女たちの真面目さは当時の自分によく似ていた・・・かもしれない???)。◆ミッシャ・マイスキー&チョン・ミョンフンの公演チケットの発送準備。

2004年4月18日 日曜日
■終日仕事に追われる。◆夕方、東京・某ホールでのある演奏会に誘われていたのだが、残念ながら、行けずに聴き逃す。誘ってくださった(たぶん)Oさん、ごめんなさい。◆一段落したところで、モーツァルトのピアノ・ソナタ集より、割と気に入っている作品を聴く。第8番イ短調K.310、第10番ハ長調K.330、第11番イ長調K.331『トルコ行進曲付』、第12番ヘ長調K.332、幻想曲ハ短調K.457、第14番ハ短調K.457をマリア・ジョアオ・ピリスのピアノで【DG 431 760-2】。その後、フリードリヒ・グルダのピアノで第17番ニ長調K.576、幻想曲ハ短調K.475、ピアノ・ソナタ第16番変ロ長調K.570【POCG-1068】。モーツァルトの作品をこんなふうにまとめて聴くのは久しぶり。ふだんどちらかと言えばやや疎遠なモーツァルトが、こんなにも心地よく心に響くなんてちょっと意外であった。心の距離を置いていたのは、やはり「あちらさん」ではなく、「こちら」の方であったということか。

2004年4月17日 土曜日
■寝ても寝ても寝足りない。喉の痛みが治まらないので、近くの耳鼻咽喉科へ。診察受付番号が149番で、77人待ちだ!この医院の場合、インターネットによって、その時点で何番の人まで呼ばれたかがわかるようになっているのが救い。いったん自宅に戻って休む。診察を受けたのは3時間後だった。

2004年4月16日 金曜日
■週末。どっと疲れが出る。喉も腫れているようで痛い。これはたっぷり寝ないとだめかなあ。

2004年4月15日 木曜日■先日作家の鷺沢萠が35歳の若さで亡くなったが、自殺だとの報道が流れた。ぼくは以前、『葉桜の日』を読んだことがある。大きな才能があり、まさにこれからの人だったのにきわめて残念。◆「あるところ」から、5月に行われるマウリツィオ・ポリーニの公演チケット発売の案内メールがまたも届いた。ポリーニといえば、以前はチケットの前売開始日に即日完売というのが「常識」だったが、今回はそうではないようだ。なぜ、こうも余りが出回るのだろうか。公演回数は東京、横浜で計4回。これはポリーニからすればけっして多いとはいえない。チケットの価格もS席で22,000円。安いとは言いがたいが、ポリーニの実績とその芸術性、それに今までの公演でのチケット料金を思えば、まあ許容できる範囲。・・・思うに、チケットの先行予約がインターネット等で広く行われるようになり、たとえば、チケットをダブルブッキングする人が多くなったせいではないだろうか。予約できるものは予約して、希望の座席のチケットだけ購入する。一方、要らないところはキャンセルする。ぼくは、「あるところ」が行っているこのチケット発売システムは好みではない。それは、先行予約を利用した場合、手数料や送料あわせて1,000円近く取られること。また、先行予約申込みの段階では、チケットの座席位置が基本的にはわからないということがおもな理由である。◆ところで、ピアニストのリサイタルでいうと、演奏家の鍵盤上での手の動きがよく見える左寄りの座席を好む人が多いが、ぼくは音の方を優先し、やや右側に寄った席で聴くのが好きである。

2004年4月14日 水曜日
■慌ただしい1日。朝から夕まで仕事がぎっしり。もうちょっと余裕がほしい。

2004年4月13日 火曜日■今にも雨が降りそうな雲行きだったが、何とか1日もってよかった。◆相変わらず毎日何通かずつ、ウィルス入りのメールが届く。いやになるなあ。

2004年4月12日 月曜日■今週からは本格的に授業である。3年生の顔と名前はまだまだほとんどわからない。一所懸命憶えようという気持ちはあるのだが、なかなか・・・。◆新聞の休刊日にもかかわらず、新聞の号外が郵便受けに入っていた。「号外」が届けられた経験は今までなかったような気がする。イラクでの日本人人質事件に関するもの。3人がいち早く無事救出されることを願うばかりである。◆今年の別府アルゲリッチ音楽祭にはマイスキーは来ないが、5月の連休明けにアルゲリッチがシューマンのピアノ協奏曲を弾くことが決まったそうである。残念ながら聴きに行けないが、すばらしいシューマンになるであろう(もっともアルゲリッチがラフマニノフの3番を弾きますというのであれば、何が何でも飛んでいくかも・・・笑)。

2004年4月11日 日曜日■桜の花も風でだいぶ舞い落ちる。葉の緑が目立ってきた。「散る桜の花びらが地に落ちる前に3つ掴めることができれば幸せが訪れる」。いや、最後のところは「願っている恋が叶う」かもしれないが、この春卒業したHさん、Iさんが花見のときに教えてくれたことを思い出す。◆仕事で出張中のHさんがザルツブルクからメールをくださる。ベルリン・フィルが相変わらずの熱演だったそうだ。いいなあ!

2004年4月10日 土曜日
■車で家から1時間ほどのところにある親戚の家に出かける。運転しながら、久しぶりにリッカルド・ムーティ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるレスピーギの「ローマ三部作」のアルバムを聴く。名演である!当時、「フィラデルフィア・サウンド」と呼ばれた明るく輝かしい音が懐かしかった。フィラデルフィア管弦楽団の演奏会にはもう長いこと出かけていないが、今もあの音は聴けるのだろうか。

2004年4月9日 金曜日
■授業も2日目。ようやく自分の調子を取り戻しつつある。何しろ2か月以上授業をしていなかったのである。昼前、旧クラスの教え子が作っておいた証明書を取りに来る。大学生活を楽しんでいるようで何よりだ。◆夜、同僚と飲み会。始まる前、20分ほど近くのCDショップで時間をつぶす。アシュケナージが弾くショスタコーヴィチのピアノ作品集の新譜CDを試聴。これが結構おもしろかった。近いうち買ってこようかなあ。

2004年4月8日 木曜日■授業が始まる。最初のクラスはB組であったが、久々に硬くなってしまったなあ。こっちも相手も様子の探り合いってところがあるから。もっともその次の時間からはふだんの自分のペースに戻れたが・・・。また新たに150名ほどの生徒の名前を憶えなくちゃ。3年前に新たに240名と付き合い始めたときよりはずっと気楽なはずだが、ここのところにきての自分自身の「物忘れ現象」を思うと、どうも自信が揺らぐ・・・。◆さて、この数日、音楽とご無沙汰である。頭の中ではしょっちゅう鳴っているのだが。

2004年4月7日 水曜日■明日から授業。ほとんどの生徒とは初めて接することになるので、いい意味での緊張感が味わえそうである。ホームルームの仕事から解放された分、時間ができたはずだが、進路指導の仕事はなかなかきつい。やり甲斐は十分あるし勉強にもなるのだけど。

2004年4月6日 火曜日■入学式。入学式に始まり卒業式までの3年間、何と速いことか。彼ら彼女らも感じるであろうが、教員である側からも同じである。中学の3年間よりも倍近い速さではないか。さらに速いのが人生のその後である。20代よりも30代の方が速かった。40代はさらにということか。人生、やりたいことの何%をやり遂げることができるのだろう。◆ニュースでは、公園の遊具に指を挟んで怪我をする子どもが多いようであり、気になる。◆横浜が好調阪神に辛勝。最後は佐々木投手がマウンドに立ち、1999年8月以来5年ぶりのセーブを挙げる。昔(大洋ホエールズのころ)は勝った負けたで毎日一喜一憂していたなあと懐かしく思う。ずいぶん冷めてしまったものだ。

2004年4月5日 月曜日■始業式。また慌ただしい日々の始まりである。今年度は教科以外では進路指導の仕事が中心となりそう。◆テレビで朝の情報番組を見ていると、キャスターのちょっとした言動にスタッフが爆笑していたが、何とも不愉快である。これは何も最近始まったことではないが、テレビを見ていると実によく耳につく。スタッフが半ば必死に番組を盛り上げようとしているのか、くだらぬことにも笑って出演者をヨイショしようとしているのか・・・。笑うかどうか決めるのはこちら(視聴者)であって、スタジオにいるスタッフではないはずであると思うのだが。

2004年4月4日 日曜日
■冷たい雨が降る。遠くの丘の上に咲く桜もこれでは散ってしまうのかも。◆明日から生徒も登校。生徒との新たな出会いがまたある。何度も経験してきたことではあるが、久々の授業にある意味、心地よい緊張感を味わいそうである。

2004年4月3日 土曜日
■午前中出勤。午後は買い物。スターバックスでコーヒーを飲んで一息。◆パソコンのメール受信ボックスには、このところ毎日ウィルス・メールが10通近くは来る。ほんとうに嫌になる。

2004年4月2日 金曜日■新年度に備え、業務が捗るように書類の整理を行う。来週初めはもう始業式。いつものことながら時間にゆとりがない。昨日花見をしておいてほんとうによかった(笑)。

2004年4月1日 木曜日
■あっという間に4月。今日から学校は新年度。◆桜の花が美しい。妻や息子たちが幼稚園の仲間と近くの大きな公園へ花見に出かける。たまたま卒業生(Hさん、Iさんの2人)も来ていて息子たちと遊んでくれているとの連絡が入ったので、夕方そこへ行ってみた。桜の下で1時間あまり、彼女たちと談笑しながらもボーッと過ごす。こういう時間の過ごし方をここのところずっと忘れていた。いい気分転換になった。◆帰宅途中、近所のスーパーに寄って買い物。今日から商品の価格表示が消費税込みの「総額表示(内税表示)」となった。納豆、鶏卵、ペットボトル飲料・・・、どの価格を見ても、はたして安いのかどうかの感覚がつかめない。う〜ん・・・。しかし、そういうことよりも、総額表示になって、消費税を払っているという「痛みの」感覚が薄れていくことの方が、実はこわい。新しい表示がほんとうに消費者に親切といえるかどうか甚だ疑問。