管理人の音楽日記帳
(2008年5月1日〜5月31日)


ミッシャ・マイスキー ファンクラブのサイトの管理人(小島昭彦)による音楽日記帳です。音楽の話題に限らず、日々思っていることも織り交ぜながら記していきたいと思っています。ご質問、ご意見、ご感想等をお寄せください。メールはこちらへどうぞ。


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2008年5月31日 土曜日■朝かかりつけの医者へ。スギ花粉症は終わったはずだが、ときおり眼のかゆみやくしゃみなどがあり、しばらく薬に頼ることに。◆医者のあとは、今日開店したドラッグストアへ。なかなかの賑わいだ。◆午後は一番下の娘と留守番。学校から家に持ち帰ってきた仕事を片付ける。1日があっという間に終わってしまった。

2008年5月30日 金曜日■明日近所にドラッグストアが開店。明日朝ちょっと覗いてみたい。◆授業は2コマだけで割と楽な1日。2年生の授業ではちょっと話が脱線。しかし、生徒のノリがよいとこちらの話は思わぬ方向へ。それが互いに楽しいところかも。週末とはいえ、いろいろな「宿題」が出ている。のんびりできない。

2008年5月29日 木曜日■小雨。やや肌寒いくらいで自分にはちょうどよい。◆いやあ、それにしても次々に仕事が来るなあ・・・。◆遠藤周作の『父親』を久しぶりに再び読んでいる。年頃の娘を持つ父親の様々な思いが綴られており、興味深い。とはいえ、わが家の娘はまだまだ幼いが同じような気持ちになる日がやってくるのだろうか。

2008年5月28日 水曜日■午前中は、ALTと打合せのあと「オーラル・コミュニケーションT」のティーム・ティーチングによる授業が3コマ。午後は「英語U」が2クラス。合間に進路指導関係の電話や文書作成、印刷物の校正作業などが入り、まったく息つく暇もないほど。何とか乗り切りほっとひと息〜。

2008年5月27日 火曜日■試験中ということもあり、休みを取って自宅で過ごす。昨夜遅くまで起きていたので、昼間2時間ほどうとうと。その後買い物に出かけ、午後はまたのんびり。夕方あたりからたまっている仕事が気にかかり始める。◆明日はNHKテレビに西本智実さんが出演とか。モンテカルロ・フィルの茅ヶ崎公演も、チケットはまだ若干残っているとはいえ、彼女がラジオやテレビに出演したあとのチケット問い合わせの電話はものすごいらしい。その人気ぶりに驚く。それと明日は夜、テレビ東京で山田太一ドラマが放映されるはず。すぐに見ることができるかわからないにしても、録るだけは録っておかないと(笑)・・・。

2008年5月26日 月曜日■アナウンサーの川田亜子さんが自殺したというニュース。最近はあまりテレビを見ることはないが、彼女の顔は見覚えがあった。若いのに。まだまだこれからなのに・・・。ぼくも今までに死にたいと思ったことがないわけではない。でも世の中自分ひとりで生きているわけではないのだ。自分だけ、生命(いのち)の可能性を閉ざしてしまってよいはずがないのである。「禍福は糾える縄の如し」というじゃないか。それに「人生は学校である。そこでは幸福より不幸の方が良い教師である」という言葉もある・・・。でも、それ以上にどうしようもなく疲れちゃったんだろうなあ・・・。ご冥福をお祈り申し上げます。

2008年5月25日 日曜日■茅ヶ崎市楽友協会の演奏会。今日はリューボフ・チモフェーエワのピアノ・リサイタル。早朝、『楽友協会だ!より』(会報)を執筆。チモフェーエワのことを書き、残りのスペースでアルバン・ベルク弦楽四重奏団の解散について記す。1984年5月26日、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の茅ヶ崎公演の思い出は今でも鮮明。あの頃の記憶力はものすごかったんだなあと我ながら思う。それに比べて今は・・・。◆チモフェーエワのコンサートはオール・ショパン・プロ。前半はエチュードの抜粋。後半は幻想即興曲とソナタ第2番。とても気さくで明るい人であった。◆午前中は雨がかなり降っていたが、午後からあがりよかった。とはいえ、湿度が高く、こういう日が続くのは厳しいなあ。

2008年5月24日 土曜日■1日家に閉じこもり、来週の試験、明日の演奏会の会報の準備など・・・。◆今日はアルバン・ベルク弦楽四重奏団の解散ツアーが横浜で行われたはず。ほんとうに残念だったが諦める。東京で聴くことにした。◆週末だがなかなか疲れが取れない。

2008年5月23日 金曜日■疲れている。午後早めに帰宅。

2008年5月22日 木曜日■午後、PTA総会と学年に分かれての保護者懇談会(保護者の中には高校時代の同級生も!)夕方、会議。◆2・3年生は中間試験が始まった。試験問題を用意しなくては。◆う〜ん、疲れた・・・。

2008年5月21日 水曜日■東京・紀尾井ホールで「別府アルゲリッチ音楽祭・東京公演」を聴く。曲目はシューマンのヴァイオリン・ソナタ(樫本大進&ネルソン・ゲルナー)、J.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第1番(ミッシャ・マイスキー)、ラフマニノフの2台のピアノのための交響的舞曲(ネルソン・ゲルナー&マルタ・アルゲリッチ)、武満徹の『弦楽オーケストラのための3つの映画音楽』より「ワルツ」(桐朋学園オーケストラ)、モーツァルトの『ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調』より第2楽章(樫本大進、川本嘉子、桐朋学園オーケストラ)、そしてグリーグのチェロ・ソナタ(ミッシャ・マイスキー&マルタ・アルゲリッチ)。◆マイスキーのバッハももちろんよかったし、樫本大進と川本嘉子、それに桐朋学園オーケストラによるモーツァルトも哀愁漂う美しい演奏であったし、さらにアルゲリッチがゲルナーとデュオを組んだラフマニノフも聴きごたえ十分であったが、今日もやはりというべきか、何と言ってもグリーグのチェロ・ソナタが圧倒的。第1楽章でのアルゲリッチのあまりに激しく感情を吐露した音楽には聴き手も打ちのめされる。あのピアノに見事に呼応できるチェリストはマイスキー以外には思いあたらない。それほど息の合った演奏。ときにつんのめりそうになることもあるが、それでも音楽が崩れることがないからすごい。気迫十分の演奏で、他の誰たちも真似のできないグリーグであった。この2人によるグリーグが録音されればどんなにかすばらしいことか。現段階ではその予定はないようだが、今日の演奏が気に入ったからと言ってグリーグのチェロ・ソナタのCDを買ってきても、おそらくがっかりするであろう、この2人の演奏でない限りは。アンコールにはショパンのチェロ・ソナタより第3楽章が演奏された(これもマイスキーとアルゲリッチ)。◆終演後、楽屋のマイスキーを訪ね、前回渡しそこなった写真を届ける。◆ところで、今日会場では、久しぶりに友人Y君の妻(Mさん)とお嬢さん(Yさん)に会えて嬉しかった。◆おっといけない、書き出したら止まらなくなってきた。時計はすでに22日の午前2時を回っている。早く寝なければ!

2008年5月20日 火曜日■大雨で学校の授業は昼前からに。おかげで(などと言ってよいのかどうか)それまでに予定されていた自分の授業が3つカット。今日は授業がなくなり、進路指導の仕事に専念。しかし週末遊んできたおかげで仕事がたまっている。◆昨日はマイスキーとゲルナーのデュオ・リサイタルが佐世保で行われた。マイスキーの十八番とも言えるショスタコーヴィチやラフマニノフ、それにバッハの無伴奏チェロ組曲第1番など、聴きごたえがあったにちがいない。明日は紀尾井ホールはアルゲリッチとデュオ。ものすごいグリーグに聴衆が圧倒されるにちがいない。

2008年5月19日 月曜日■朝から夕方まで「教育相談」関連の研修で出張。講師のT大学のI教授は『釣りバカ日誌』のハマちゃんをいきなり導入でとりあげられる。昨日ロケ現場に遭遇した自分としては何だか不思議な気分。第一昨日の帰り、JR車内では西田敏行さんのジャンボ宝くじ(?)の広告を見ているのだ。西田さんがそのうちまたどこかに現れるというのか?・・・(笑)それとも、もしかして、「宝くじを買え!いいことがあるはずだから」と言う神のお告げか?(笑)

2008年5月18日 日曜日■帰る前に別府の《地獄巡り》(http://www.beppu-jigoku.com/)をする。とはいえ、時間がなく、残念ながら訪ねたのは、<海地獄>、<山地獄>、<かまど地獄>の3箇所だけ。海地獄ではちょっと熱めの足湯に浸り、身体の疲れをとる。帰りの荷物を持っての移動だったので、ちょっとしんどかった。◆遅い昼食に大分名物の「だんご汁」を食べる。せっかくだから、だんご汁をカメラで撮ろうとするが、肝腎の団子が見えない。沈んでいるのか?肉団子なのか、魚のすり身なのか・・・。あとからわかったのだが、これは小麦粉を平らに伸ばしたようなものがいくつも入っていて、けっして丸めたものが汁の中にあるわけではない。何となく、山梨のほうとうに似ていると言えば似ている気も・・・。おいしくいただく。◆大分空港で映画のロケ現場に遭遇。西田敏行、常盤貴子らによる『釣りバカ日誌19』(10月にロードショー)と判明。◆帰宅途中、バイク(原付)に乗りながら、なぜか「♪月の〜砂漠を〜は〜る〜ばると〜・・・」と歌い出している自分。世の中には《夢事典》なるものがあり、どんな夢を見たかでその人の状況(心理?)がわかるというようだが、その音楽版があればなあ(笑)。その数分後、自宅手前100メートル地点で、急にバイクの車輪の空気が抜け、乗車バランスが崩れる。パンク?(けっして体重のせいではない!) 厄介なことになったが、とりあえず無事帰宅。

2008年5月17日 土曜日■飛行機で大分・別府へ。今年10回目を迎える別府アルゲリッチ音楽祭を聴く。別府(大分)は初めて。新しくはないが、こじんまりとした落ち着いた静かな街並みである。海と緑の山々が美しく、あちこちにこの音楽祭のポスターが貼られ、のぼりが何本も立っている。駅から国道へ抜ける通りを歩いているとショパンの3番のソナタの音楽が流れている。◆会場にはこの音楽祭を支える多くのボランティアがいて、市全体でこの音楽祭を盛り上げていこうという意識が感じられる。その思いはけっして半端なものではないだろう。その空気に圧倒され、感銘を受けた。◆今日は室内楽マラソン・コンサート。15時開演の演奏会は20時半くらい近くまで続く。圧巻はマイスキーとアルゲリッチによるグリーグのチェロ・ソナタイ短調op.36の演奏。この曲は、アルゲリッチがマイスキーにやらないかと声をかけたそうである。この曲は今までにいろいろな演奏家による演奏で聴いてきたが、こんな演奏は初めて。第1楽章のたたみかけるような勢いのある演奏は、アルゲリッチとマイスキーによる2人しかできないだろう。中にはやり過ぎだと言う人もいるかもしれないが、2人の集中力や気迫は圧倒的で、ぼくにとっては最高のデュオが聴けた。21日にもう一度紀尾井ホールで聴けるのが嬉しい。マイスキーはほかに、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007、ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV988より(一部抜粋。Vn:樫本大進、Vla:川本嘉子との弦楽三重奏版)、ベートーヴェンのピアノ三重奏曲第5番ニ長調op.70-1『幽霊』を演奏。(アンコールではハイドリッヒの『ハッピー・バースデイ変奏曲』から抜粋を、Vn:清水高師、樫本大進、Vla:川本嘉子、Vc:ミッシャ・マイスキーの弦楽四重奏で演奏。)◆出演者の1人、ネルソン・ゲルナー(ピアノ)は、19日に佐世保でマイスキーとデュオで演奏することになっているので、興味をもって聴かせてもらった。◆ほかには、樫本大進(Vn)と川本嘉子(Vla)によるヘンデル作曲(ヨハン・ハルヴォルセン編曲)『ヴァイオリンとヴィオラのためのパッサカリア ト短調』がとても気に入った。◆演奏会の途中、1時間の大休憩の際に、許可をいただきマイスキーの楽屋を訪ねる。昨年11月の紀尾井ホールでの公演の写真などを届ける。旅行でも必ず持ち歩いているというプライベート写真アルバムを見せてもらい、あれこれ歓談。このあとグリーグの演奏なども控えているので、話もそこそこに客席に戻った。

2008年5月16日 金曜日■夕方髪を短く切る。いつものお兄さんで勝手がわかっているから安心してお任せ。とにかく短く、と(笑)。さっぱりした〜。

2008年5月15日 木曜日■机の上のものを何度も落とした日(苦笑)。ペン立てを落とし、筆記具が十数本床に散らばる、に始まり、その後も数回はモノを落とした。とどめはチョーク入れの箱。衝撃で中に入っていた5〜6本ある長いチョークは細かく砕けた。やれやれ。なんかついてないな。◆携帯電話の利用の請求書が届いた。携帯電話の料金体系とサービスはなぜこんなにもわかりにくいのだろうか。合計がいくらかはすぐにわかるが、内訳がどうもよくわからない。請求書の項目別の詳細を見ても、あちこちに割引だなんだと記してあり、はたして自分の利用しているサービスが得なのか損なのか、表示の仕方が複雑で、実に不親切な気がする。これは顧客本位ではない気がする。それとも、わかりにくいと感じているのは自分だけか?

2008年5月14日 水曜日■何とかハードな1日を乗り切る。放課後は某予備校のT先生を招き、教員対象の進路指導研修会。いろいろな情報が提供され、勉強になった。相変わらず喉が荒れていて調子は今ひとつである。

2008年5月13日 火曜日■体調がいまひとつ。喉の荒れも治まらない。いつもよりも早く帰宅するが、結局ボーッとしているうちに1日が終わってしまう。◆ミャンマーの大型サイクロンによる水害といい、中国・四川省の大地震といい、状況が気がかりである。

2008年5月12日 月曜日■夜、肌寒い。目が覚めるといつの間にか掛け布団をはいでいた。おかげでやや風邪気味。

2008年5月11日 日曜日■もう少し毎日にゆとりが欲しいなあ。少しの時間でいいから、ボーッと考え事したり、庭先の草花に目をやったり(と言ったって、わが家には大した草木はないのだが=苦笑)、ゆっくりと好きな音楽に耳を傾けたり(映画を見たり)、家族で公園に出かけ、日なたでごろりと芝生か何かに転がって本を読んだり、家の掃除に精を出してみたり、今授業で扱っている教材とは関係のない勉強をしたり、子どもたちと嫌になるくらいたっぷりトランプ遊びに興じたり、妻とのんびりした時間を過ごしたり、急な思いつきで週末どこかへ家族旅行に出かけてみたり、そうそう、マイスキーのファンクラブの活動(サイトの更新・充実も含め)や茅ヶ崎市楽友協会の活動にもさらに力を入れてみたり、・・・。◆今やっている仕事はあまりに忙しいけれど、それなりに充実感もある。だから、仕事量そのものを減らしてほしいとはけっして思わない。だけれども、神様(仏様?)。1日の時間を、今の倍、くれないだろうか。

2008年5月10日 土曜日■休日出勤。雨。ここ数日気温が高い日が続いていたが、今日は涼しい。月曜にある会議の資料を準備。

2008年5月9日 金曜日
■祖母の命日。昼間、休暇を取って墓参りに行ってくる。放課後は進路指導関連の職員研修会。◆大型連休明けでややきつかったが、週末を迎え、ほっとひと息。

2008年5月8日 木曜日■朝日新聞の夕刊にある「素粒子」の欄は楽しみでよく見る。船場吉兆の人気の高級料理として「食べ残し御膳」を紹介していたのには拍手をおくりたい(笑)。もっとも、ぼくなんか、あのような高級料亭にはまったく縁がないのだが・・・。どんな企業であれ、客本位にものごとを考えなければ、いずれは朽ちていくにちがいない。◆レストランで料理に添えられるパセリは何度も使われる(らしい)というウワサを耳にしたことがある。パセリは健康にいいはずだし、第一残すのはもったいないと思って今まで食べてきたのだが、はたして・・・。◆「客本位」を貫けない利益優先の企業経営。日本は今、どんどんおかしな方向に進んではいないか。「国民不在」の政治も同様である。

2008年5月7日 水曜日■授業5コマの毎週水曜日は体力と精神力勝負の1日。朝学校に着いてからと、休み時間をいかに活用するかである。6校時が終わると、ほんとうにほっとする。1週間の大きなヤマはこれで乗り越えた感じ(笑)。◆故障したCDプレイヤーを修理に出す。大した修理ではないのだろうが、高い修理費(技術料?)を払わなければならないのかと思うと頭が痛い。◆今日は東京で聴きたい演奏会があったのだが行けず・・・残念。

2008年5月6日 火曜日■CDプレイヤーにCDを入れ再生していたのに、急に再生されなくなり、しかも、トレイが開かなくなった。電源を入れ直してみたり、プレイヤーの外側を叩いてみたり、いろいろ試すが、言うことをきいてもらえない。中には特別大事なディスクが入っているのに・・・。久々に修理に出さないといけないのか。これまた面倒くさくて、気が重い。◆大型(?)連休の最終日だが、午前中出勤。午後は息子の野球の試合を観に行く。いやあ、もう少し何とかなってもらいたいなあ・・・。監督やコーチもあんな試合運びでは疲れてしまうだろう。

2008年5月5日 月曜日■友人Oを駅まで送り、午後は自宅でのんびり。娘とトランプをしたり、昼寝をしたりして過ごす。連休も明日で終わりか。トホホ・・・。

2008年5月4日 日曜日■久々に高校時代からの友人O、Kと3人で会い、茅ヶ崎にあるインド料理店「GARA中海岸」にお邪魔する。店のオーナーは1年後輩のK君。料理はすべてお任せでお願いしたが、いやあ、おいしかったなあ!Oが泊まりに来て、遅くまでいろいろ話し込む。

2008年5月3日 土曜日■今日も雨。出勤。進路指導の仕事で1日追われる。今年は多少は休めそうなものの、毎年同じような仕事で連休がつぶれている気がする。まあ仕方ないか・・・。◆昨日、カラヤン指揮ベルリン・フィルの最後の来日公演のライヴCDを聴いた【ユニバーサル ミュージック UCCG-1400】。モーツァルトの交響曲第39番とブラームスの交響曲第1番。今から20年前(1988年)の5月5日、サントリーホールのPブロックに座り、やや歩行が不自由になって見ていてちょっと痛々しかったカラヤンが印象的だったことを鮮明に覚えている。「世間でさかんに言われるカラヤンの『美学』ってほんとうにあるのだろうか、あるとすれば今日カラヤン自身はどういう思いでステージから指揮台までを往復しているのだろうか」などと、あの日思った。だが、残念なことに、肝腎の、当日の演奏の印象はほとんど記憶にない。カラヤンの指揮姿も、ベルリン・フィルの精緻なアンサンブルも、すっかりどこかへ飛んでしまっている。ただ、ぼくが聴きたいと思っていたのは、ブラームスの1番のシンフォニーではなかったということである。はっきり憶えているのは、ベルリオーズの幻想交響曲が演奏されるはずでチケットを求めていたのに、それがいつの間にかブラームスに変更されていたということ(前半もモーツァルトの協奏交響曲変ホ長調が39番のシンフォニーに変わった)。◆当日収録したというライヴCDをプレイヤーにかけ、こんな演奏がこんな響きでホールに鳴り響いたんだっけ?と感じながら、耳を傾けた。やはり、これはあくまでも記念盤としてのCDであり、カラヤン指揮ベルリン・フィルが黄金期に聴かせた名演の数々とは明らかに異質であろうという印象を抱いた。◆ぼくはカラヤン指揮ベルリン・フィルの来日公演を2度聴いた。もう1回というのは1981年11月の、これまたブラームスの交響曲第1番だった(その日は前半に第3番が演奏された)が、いずれも鳥肌が立つような感動を生演奏から得ることはできずじまいであった。自分の座席位置が恵まれていなかったのか、こちらの聴き方あるいはコンディションがよくなかったのか、あるいはカラヤンやオーケストラ側に問題があったのかよくわからないが・・・。今さら言ったって仕方がないが、1984年秋の大阪、ザ・シンフォニーホールでの『ローマの松』(レスピーギ)だけは聴いてみたかった!(DVDになってリリースされたあの輝かしい名演である。)

2008年5月2日 金曜日■夜、横浜のみなとみらいホールでフィルハーモニア台湾の演奏会を聴く。ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲とシューベルトの交響曲第9(8)番ハ長調「グレイト」。ヨハネス・ヴィルトナーが指揮をするので、せっかくだから会い(聴きに)に行ってみようということで出かけた。会場到着がやや遅れ、前半は第2楽章から聴いたが、ヴァイオリン・ソロのナイユアン・フー(胡乃元)が瑞々しく美しい演奏を聴かせ、期待以上の好演。ヴィルトナー指揮のオーケストラもかなり水準は高く、なるほどロリン・マゼールが賛辞を惜しまなかったというのも頷ける。後半のシューベルト、アンコールの『レオノーレ序曲第3番』(ベートーヴェン)までたっぷり楽しみ、終演後はヴィルトナーを訪ねに楽屋へ。再会を喜び合う(笑)。それにしても燕尾服が汗でびっしょり。あそこまでびしょびしょだといいダイエットになるはずだが(笑)・・・(人のことは言えないか!)。◆連休前。あいにくの雨だが、その方が気持ちが落ち着く。◆母の誕生日。電話で祝う。

2008年5月1日 木曜日■140円台で頑張っているガソリンスタンドもひょっとしてあるかもと思い車を走らせるが、どこも一気に160円前後になっていた。やっぱり・・・。◆今日は開校記念日で休みを取り、自宅でのんびり過ごす。インターネットのラジオ番組でクラシック音楽の数々を聴く。タネーエフの交響曲第3番、アイアランドの『エピック・マーチ』など初めて聴く作品で好きになったものもいろいろ・・・。長い間聴き慣れているはずなのに、『売られた花嫁』序曲(スメタナ)、『ロザムンデ』序曲(シューベルト)など音楽がかかっていても曲名が出てくるまでに時間がかかることも。物忘れ、相変わらず進行中か・・・(苦笑)。