管理人の音楽日記帳
(2008年6月1日〜6月30日)


ミッシャ・マイスキー ファンクラブのサイトの管理人(小島昭彦)による音楽日記帳です。音楽の話題に限らず、日々思っていることも織り交ぜながら記していきたいと思っています。ご質問、ご意見、ご感想等をお寄せください。メールはこちらへどうぞ。


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2008年6月30日 月曜日■いつものことながら、慌ただしい1日。授業で紹介した映画『素晴らしき哉、人生!』がなかなかの人気。最後の場面は何度見ても泣けるが、今の高校生の世代は全般的に、ぼくらのときよりもさらに涙もろくなっている気がする。◆先日こっそり買ってきた「蜂蜜入りかりんとう」がなかなかうまい(笑)。ところがわが家にはネズミがいて、缶の中身がどんどん減っているのである。犯人は小学3年の男のネズミと、3●歳の女性のネズミである。

2008年6月29日 日曜日■雨。いつもよりも多めに眠ることができ、疲れがだいぶ取れる。午後はひとり自宅で留守番しながら書類の整理。あまりよい休日の過ごし方がはなかったなあ。

2008年6月28日 土曜日■茅ヶ崎市楽友協会主催の演奏会が平塚市民センターホールで行われる。オルリー・エルツ指揮ルツェルン交響楽団。メンデルスゾーンの劇音楽『真夏の夜の夢』序曲、ショパンのピアノ協奏曲第2番ヘ短調(ピアノ:ニコライ・トカレフ)、そして後半がブラームスの交響曲第1番ハ短調。ヨーロッパのトーンで、全体的に明るめ。パワーがありホールいっぱいに音を満たす。1曲目のメンデルスゾーンでは冒頭の弦のアンサンブルにもう少し繊細さというか、透明感というか、洗練されたものを求めたいところだが、ブラームスではオケが本領を発揮。聴衆を大いに沸かせた。コンチェルトを弾いたトカレフは会うたびにますます大人っぽく・・・。もう25歳だからねえ。以前通じなかった英語もよく話し、次のレコーディングはフランスもののソロということ。楽しみである。アンコールは、協奏曲のあとトカレフがシューベルトの『楽興の時 第3番』、オーケストラがシベリウスの『悲しきワルツ』、ブラームスのハンガリー舞曲第6番。指揮者のオラリー・エルツは1971年生まれ。指揮者としてはまだまだ若いが、オーケストラへの指示も明確で自分の音楽がしっかり表現できる。前途有望と見た。◆平塚は「湘南ひらつか七夕まつり」の準備が着々と進んでいる様子。今年は7月4日から7日までとのことだが、大いに賑わうのであろう。商店街には大きな竹がたくさん集められていた。

2008年6月27日 金曜日■午後から出張。まずは中学校訪問。母校でもあるこの学校のS校長は中学時代の恩師。33年前、入学後最初に出会った先生でもあった。30分ほどお邪魔し懇談ののち、今度は市内にある某大学の説明会へ。この大学の説明会には比較的多く出席しているので、大学の考え方などはそれなりによくわかっているつもり。大学の知名度からすればこれからというところであろうが、今後グローバル社会にとってほんとうに必要な人材を育てていくという点では、この大学の果たす役割は大きいのではないかと期待している。入試情報を聴き、施設見学、個別相談に出て学校に戻る。

2008年6月26日 木曜日
■なぜか思い出すクラウディオ・アバドの75歳の誕生日。アバドは昔から大好きな指揮者である。目で語るあの表情が好きなんだな、きっと。音楽も自分の感性にとても良く合う。コンチェルトで協演したい指揮者でも、多くのソリストからの信頼がもっとも厚い人ではないだろうか。アバドで今後聴いてみたいものとしては、シューマンの交響曲、プッチーニの歌劇『トスカ』、リストのファウスト交響曲、ドヴォルザークの交響曲第7番、スメタナの『わが祖国』、ブルックナーの交響曲第6番・・・。レパートリーの広いアバドだが、これらにはあまり関心がないのかも。◆小3の息子がどうしても行きたいと言うので、夜、市内にあるバッティングセンターへ。1ゲーム21球。時速70qのボールでたいしたことはないはずだったが、バットの重さが合わないからなのか、バットの振り方がいけないのか、なかなか思い通りにいかず、しかも何だかとても疲れる。このところの睡眠不足がいけないのかも・・・(笑)。息子の方は3ゲーム。

2008年6月25日 水曜日■午後、元予備校国語講師を招き、小論文・志望理由書対策の特別講義を実施。何も書けなかった生徒たちが2時間ほどの講義を受けると、ちょっとしたコツを得られるからためになる。生徒たち自身がその変化に驚いていて、講座を開いた甲斐があったと感じた。忙しい中来校くださって熱心に講義をしてくださったY先生に感謝。終了後、しばらく懇談。予備校の昔話で懐かしい講師の名前が次々に出てきた。昔は学校に予備校講師がやってきて授業をするなどと言うのは考えられなかったが、時代は変わった。学校が予備校と連携するというのも、1つの有効な方法だと思う。◆書道(習字)の時間にまず「硯で墨をする」というのはやっていないのか?小3の息子は授業では墨汁を使うと言っている。自分たちの時代にはゆっくり時間をかけ、心を落ち着ける意味でも、皆静かにすっていたものだが、今はそれがない。墨汁など使えば、先生にはすぐにわかってしまうと(誰かに)言われ、そういうものなのかと思いながら、墨をすった。すりながら雑念を取り払い、などと小学生の自分ができたわけではないが、教室中皆静かに取り組んでいたのは憶えている。◆息子の墨汁の話に半ば呆れて妻にそれを話したのだが、実は妻も小学校で墨をすった経験がなく、墨汁を使って書いていたと言うのである。あれあれ、驚きである。妻との間にも世代差を感じざるをえない。そういえば、息子が買った書道セットに入っている硯の何とちゃちなことか。いろいろなサイトを見たが、硯の良し悪しが墨の色の良し悪しにも繋がるというのである。ところが、子どもたちの教材セットに入っている硯は、もはや「墨をする」機能を放棄しているかのようなものである。割れてはいけないという配慮なのか、まあ、軽いこと。ぼく自身、毛筆による書道は大の苦手なので、もう30年以上「墨をすって」はいないのだが、一度息子に教えなければならないな、これは。書道セットには小さな箱に入った墨が1本、ちゃんと入っているのだから。使われずじまいでは、墨があまりにも気の毒である。

2008年6月24日 火曜日■午後、C大学の説明会を校内で実施。受験を志望する生徒、関心のある生徒が集まり、担当の方の説明を熱心に聴いていた。◆話は変わるが、イタリア・フィレンツェにある世界遺産の教会、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の壁面に女子短大生が落書きをしたというニュース。油性マジックで日付、自分や友人の名前、短大名を書いたという。まったくどうしようもない。呆れるばかりである。この学生たちには相当熱いお灸をすえた方がよさそうである。(アメリカ合衆国では裁判の判決に「社会奉仕活動○○時間」のようなペナルティがあって最近注目されているようだが、そういうやり方も1つかも・・・。 )

2008年6月23日 月曜日
■授業に行こうとして眼鏡のフレームを調整中、いきなりそのフレームが壊れるという"ハプニング〜ッ"(←アホか)。レンズがはずれ、しかたなくセロテープで止めて教室へ。生徒に気づかれ指摘され笑われるくらいなら、その前に自分から言っておいた方が気が楽だと判断し、状況を説明(苦笑)。授業から戻り職員室内をうろうろするが、同僚は意外と眼鏡の異変には気づかないようす(まあ、ぼくの顔になんか関心がないということだろう、はっはっは)。夕方、いつも行く眼鏡やさんへ。最近小さな文字が読みにくくなってきたので遠近両用眼鏡がどういうものか「体験」してみるが、もう少し先でいいということに。ああ、思わぬ出費である(>_<)。

2008年6月22日 日曜日■モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の茅ヶ崎公演。会報は3枚に。しかもうち2枚は両面刷り。大変な分量になった。もっともファンからは喜ばれるだろう。会場で販売するプログラムは1部2,000円。製作にコストがかかるとは言え、ちょっと高過ぎはしないか。チケットは完売。客席は見事に埋まっている。◆ドビュッシーの『牧神の午後への前奏曲』、ロドリーゴのアランフェス協奏曲(ギター=村治奏一)、ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』。気合いの入った聴きごたえのある演奏を聴かせてくれ、ホールが大いに沸いた。アンコールはビゼー作曲『アルルの女』から《ファランドール》。オーケストラはかなり明るい音色を持ち、アメリカのオーケストラのような響き。終演後、西本さん、村治さんに挨拶。さらに楽屋前では某女優さんにもお目にかかれる。いやあ、いろいろな意味でよい演奏会であった。

2008年6月21日 土曜日■明日は茅ヶ崎市楽友協会主催によるの演奏会。西本智実さんの人気によるものが大きいのだろうが、チケットは完売に。西本さんとギター・ソロで協奏曲を演奏する村治奏一さんのインタヴュー記事を載せた会報はかなりの分量になり、読みごたえがありそう。

2008年6月20日 金曜日■1日早く娘の誕生日を祝う。近所の店でケーキを買う。昨今のバター不足はケーキ屋さんにとってかなり深刻な問題らしい。バターはいったいどこへ隠れているのだろうか。◆5歳になる娘は、以前からおもちゃ屋で売っている「ソフトクリームメーカー」が欲しいと言っていたので、それをプレゼント。けっして安くはないものである。それなりにおいしいものはできるんでしょうねえ・・・(笑)。

2008年6月19日 木曜日■午後のあるクラスで映画『愛が微笑む時』、『素晴らしき哉、人生』の話をしたらかなり盛り上がる。皆熱心に耳を傾け、聴いてくれた。「百聞は一見にしかず。」生徒たちにはぜひ観てほしいものである。◆22日(日曜日)はモンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団の茅ヶ崎公演。チケットもほぼ完売のようで、西本智実さん(もちろん村治奏一さんも)のものすごい人気ぶりがうかがえる。おふたりのインタヴュー記事をまとめ当日の会報に掲載する予定なので、ファンの方には特に喜んでいただけるだろう。

2008年6月18日 水曜日■どっと疲れが出る。◆トゥルルス・モルク(チェロ)の来日が急病で中止とか。リサイタルのチケットを持っていたが、都合で聴きに行けなくなっていたので、何とも複雑な心境である。

2008年6月17日 火曜日■1日出張。午前と午後とで行き先が違ったので、結構疲れる。時間割をうまく変更できなかったので、3つのうち2つはそのクラスの担任に引き受けていただく。残る1つは自習。課題プリントを作り、それをやらせるよう依頼して出かける。仕事で出かけるとは言え、何だかんだと気を遣うものである。

2008年6月16日 月曜日■家庭内でいろいろと新しい動きがあって(別に変な意味ではない)、慌ただしく過ごす。◆友人のピアニストからCDが届く。イタリア語の雑誌なのでほとんど読めそうにないが、明日以降ゆっくりページをめくりつつ、付録のCD演奏を聴いてみたいと思う。

2008年6月15日 日曜日
■午前中は息子の少年野球の試合見物へ。午前中2時間見ていたが、結局代打の出番もなく、ひとりブツブツ言いながらグラウンドをあとにする。まあ、しかたないか。◆買い物をし、午後は学校の仕事。◆つい先日、数年ぶりに「原付」(バイク)を新しくした。リッター当たり30q近く走るんじゃないかと馴染みの店主。「4サイクル」になり、走行音が全然違う。で、4サイクルだとどうなるのかということは、機械音痴であるぼくは何も分かっていない(汗)・・・。

2008年6月14日 土曜日■午前中は娘と幼稚園で「つくってあそぼう」。選んだのは「紙粘土コーナー」。ほかに「染めコーナー」や「木工コーナー」があるが、わが娘風に言えば「(ちょっと)ムリ」。(それにしても最近の子どもたちは何かにつけてすぐに「ムリ」と言って拒絶反応を示す。何だろうなあ・・・。)1時間ほど紙粘土で、制作をして過ごす。それにしても、木工コーナーで簡単に何かを作ってしまう方たちは羨ましい。尊敬してしまう。また、幼稚園の先生方の行き届いた準備ぶりにもすごいなあと感心。◆夜、銀座の王子ホールで「ギンザめざましクラシックス」。ゲストの森公美子さんの歌のコーラスに出ていた4人の若者のうち、よく知っているかつての教え子のN君が舞台上にいたものだから、ぼくもびっくり。活躍を嬉しく思った。今日のコンサートはディズニー特集。ふだんあまりディズニーの音楽は聴かないが、それなりに楽しめてよかった。終演後は友人のO、Kと3人で食事。終電で帰宅。妻や子どもたちには芋ようかんを土産に買って帰る。

2008年6月13日 金曜日■いやあ、きつかった・・・。睡眠不足。

2008年6月12日 木曜日■いやあ、きついなあ・・・。

2008年6月11日 水曜日■例によって慌ただしい1日。◆昼休みに、PTAの役員をしている1年生の保護者が訪ねてきてくれる。実は彼女は高校3年次の同級生。高校時代にそう多く話した間柄ではなかったのだが、30年近くも前のことを懐かしく思い出し、立ち話とはいいながらいろいろ話は尽きなかった。◆今日は義父の誕生日。それに娘は幼稚園での「6月生まれの子どもたちのお誕生会」に参加。お祝いをしてもらって帰る。

2008年6月10日 火曜日■重要な仕事があってそのことで頭がいっぱい。時間が経つばかりで・・・さあ困った。三谷幸喜監督のように風呂に入ってシャワーを浴びているときに何かよいアイディアが浮かんでくるだろうか(笑)。

2008年6月9日 月曜日■授業では教科書でオーストラリアのアボリジニを扱ったレッスンに入り、あれこれ小道具を用意。南半球の人たちが気に入りそうな南北逆さまに印刷された世界地図、オーストラリア名物(?)の濃縮酵母エキスのベジマイト、楽器ディジェリドゥやブーメランなどを教室に持ち込んで、異文化理解も。ところで、今回初めてアボリジニ美術の1つであるレントゲン画というのをじっくり見たが、とてもおもしろい。いったい何のために動物の内臓や骨を描いたのであろう?

2008年6月8日 日曜日■休日と言いながらも、しなくてはならない「大きな宿題」が気になっている。時間がどんどん過ぎ、焦るばかり。◆夜にはまもなく9か月になる二女が小さなアルミ箔らしきものを誤飲し、大騒ぎに。本人はいたって元気なのだが、喉に詰まらせゼーゼーしていたときには慌ててしまった。

2008年6月7日  土曜日■昨日書いたチェリスト、ヨハネス・モーザーのCDを入手。ブラームスのソナタ第1番、リヒャルト・シュトラウスのソナタ、それにブラームスの弟子のヘルツォーゲンベルク(1843-1900)のソナタ第3番を収めている。ヘルツォーゲンベルクは名前も知らなかった。ブラームスの影響を受けているそうで、これを聴くのも楽しみ。なお、ピアノはパウル・リヴィニウスが受け持っている。【輸入盤 Hanssler Swr Music 93207】

2008年6月6日 金曜日■午後、法政大学へキャリア教育・高大連携に関するシンポジウムに参加してくる。往復の電車ではボーッとしたり、本を読んだりして過ごす。法政のキャンパスはずいぶんきれいになったなあ(失礼=友人が通っていた25年近く前と比較)。◆1979年生まれの若手チェリスト、ヨハネス・モーザーにちょっと関心がある。ミュンヘン出身。経歴を見ると、コンクールでの実績が際立っているが、P.ヤルヴィ、ムーティ、ゲルギエフ、ブーレーズ、ティーレマン、ウェルザー=メスト、マゼール、ヤノフスキーら錚々たる指揮者との共演歴も目を惹く。10月のトッパンホールでのサイタルでは、曲目にブラームスの1番のソナタが含まれている。う〜ん、これは聴いてみたい。

2008年6月5日 木曜日■体育祭の疲れが生徒たちにも残っている様子。それでも淡々と授業(?)(笑)。今抱えている大きな仕事が2件。そのことが気がかり。

2008年6月4日 水曜日■まずまずの天気の中、体育祭が行われた。保護者や卒業生も数多く来校。最後の体育祭になった3年生にはとりわけ思い出深い1日となったにちがいない。◆とはいえ、こちらは体育祭のことばかりに関わっているわけにはいかず、進路指導の仕事もあり電話のやりとりに忙しく過ごす。◆明日からまた天気が崩れるらしい。梅雨入りという話も聞く・・・。

2008年6月3日 火曜日■雨で体育祭は延期。悪天候の中、母校(大学)の進学説明会に出かける。大学の特色・近況や最新の入試などの情報をもらう。久々に歩く大学のキャンパスはいいものだ。卒業してもう20年以上が過ぎている。この20年間で新しい建物もできあがりすべてが昔のままではないが、こうしてキャンパスを訪ね学生たちの姿を見ていると、自分もあんなだったかなあと、懐かしい思いに浸る。学食に立ち寄り、学生時代は学食で一度も注文したことのなかったラーメンを食べた。麺はまずまずだが、スープがいまひとつ。あの値段だから仕方ないか・・・。生協の書店にはおもしろそうな本がたくさん並んでいて、時間が足りず。何冊か買って帰る。◆さて、昨日遠藤周作の『父親』を読み終えた。家族や周囲の人間に対し常に「けじめ」を求める父親は、仕事でも誇りを抱き、自分の信念を貫き通そうとする。それが、あるとき突然愛娘に「裏切られ」てしまう。「父親」の姿、考え方、生き方を見ていると、自分とは世代が重ならないのだが、理解できる(したくなる)部分も多々ある。自分も意外と古い人間ということなのだろうか。わが家の2人の娘が大人になったら、「父親」と同じような気持ちを抱くことがあるのだろうか。「リヤ王」のような心境は遠慮しておきたいが・・・。さて、次に何を読もう。また遠藤周作にしようか。

2008年6月2日 月曜日■午後進路指導の出張で横浜へ。◆サントリーホールでアルバン・ベルク弦楽四重奏団の「さよなら公演」を聴く。ハイドン作曲の弦楽四重奏曲第81番、ベルク作曲の弦楽四重奏曲、そしてベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番。38年の活動に静かに幕を閉じようとしている彼らに相応しいプログラム。(聴衆の多くはすばらしかったが、曲が終わったときの拍手のフライングだけは何とかしてもらいたい!そう、今日の場合だって、あれだけ待っての拍手でもやはり「フライング」なのである。どうして待てないのか!?◆20年前にサントリーホールで聴いたスメタナ弦楽四重奏団の「さよなら公演」では、カルテットの枯れきった音が印象深かったが、アルバン・ベルク弦楽四重奏団の演奏には淡々とした中にも艶やかさが残り、小春日和の陽射しを思わせるものであった。終演後のサイン会は予想以上の長蛇の列。知人のSさんにもお目にかかり、話をする。1時間以上待ってようやく彼らに会うことができ、お礼の気持ちを手紙と言葉で伝える。アルバン・ベルク弦楽四重奏団は、1984年5月26日に茅ヶ崎市楽友協会の主催公演に登場。モーツァルト作曲の弦楽四重奏曲第17番『狩』、ベルク作曲の弦楽四重奏曲、そしてドヴォルザークの弦楽四重奏曲第12番『アメリカ』というプログラムであった。あのときはヴィオラのトマス・カクシュカが元気だった。あっという間にあれから24年経っていたわけか。感慨深い思いでホールをあとにする。

2008年6月1日 日曜日■天気のよい1日であったが、おもに自宅で教材準備をして過ごす。午後、2時間近く昼寝。やはり疲れがたまっている。◆東京のサントリーホールではアルバン・ベルク弦楽四重奏団の公演が行われたはずだ。今日のメインはシューベルトの弦楽四重奏曲第15番。先日CDを聴いたら演奏の美しさ、深みに惚れ惚れとしてしまった。生で聴いてみたかった気もする。◆ああ、今日から6月か。月日の経つのは何てはやいのだろう。