管理人の音楽日記帳
(2008年10月1日〜10月31日)


ミッシャ・マイスキー ファンクラブのサイトの管理人(小島昭彦)による音楽日記帳です。音楽の話題に限らず、日々思っていることも織り交ぜながら記していきたいと思っています。ご質問、ご意見、ご感想等をお寄せください。メールはこちらへどうぞ。


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2008年10月31日 金曜日■夜、後楽園にあるJCBホールで、ブラス・エンジェルスの来日公演を聴く。50人近いメンバー全員が女性。ステージ上を動き回り、ダンスを含め、計算された、緻密なパフォーマンスではあったものの、曲目構成や肝腎の演奏には首をかしげざるをえない。PAは不要ではないだろうか。あまりの音量に聴いていて疲れてしまう。

2008年10月30日 木曜日■友人にメールを打っているうちに思い出したことを書いてみたい。◆出演者も曲目も知らずにコンサートを聴くのっておもしろそうだ。ホールで何をやっているか知らずに当日券を買う。会場で配られるプログラムにも目を通さず、誰が舞台に現れるか知らずにあれこれ想像して開演を待つ。こんなことを1度経験してみたい。もっとも、コンサートホールの当日券売場で、何のコンサートなのか知らずにチケットを買うのは難しいのかも。コンサートを最初から最後まで楽しんだら(?)、曲目や出演者をプログラムで確認する。◆う〜ん、この遊びは「当たり・はずれ」があるなあ。今度サントリーホールでやってみようかな。チケット完売とか休館日なんてこともあるかもしれない・・・(笑)。◆ところで、これに近いことをどこかで経験した気が、実はある。いつだったか、「曲目だけは事前に知らずに聴き続けた演奏会」があった気がするのである。いつかこの日記でそれを書いた気がするのであるが、忘れてしまった。実際に経験したのか、いわゆる既視感のようなものなのか、単なる夢だったのかがはっきり思い出せない。

2008年10月29日 水曜日■2年の英語の試験が無事終了。今日と明日の2日間で採点しないといけない。大変だぁ。◆指定校推薦で出願する生徒の書類の確認もほぼ終了。終わったら終わったで、次の仕事が待っている。

2008年10月28日 火曜日■カツァリスのリサイタルを聴きに出かけるつもりだったが、用が入りやむをえず諦める。中間テスト中で授業がないとはいえ、なんだかんだと忙しい。

2008年10月27日 月曜日■夕方、ピアニストの熊本マリさんに取材。はきはきと明快に自分の考えを伝えてくれた。12月の茅ヶ崎公演が楽しみ。

2008年10月26日 日曜日■修理に出していたカメラは、一昨日、元気に帰宅。1週間ほどで戻ってきて助かった。量販店で5年の長期保証に加入していたので、費用の負担もなくてよかった。◆昨夜、1週間前から始まったテレビドラマの2回目を見始めた。1回目はうっかり録画を忘れたので、2回目からになったが、妻と一緒に見始めて10分ほどで嫌になり、やめようということに。原作はそんなことはないのだろうが、テレビではあまりにも内容が薄っぺら。これに付き合うのでは時間がもったいない。1回目の視聴率が高かったとどこかで報道されていたので期待したのだが、がっかりである。◆今日は1日出勤して仕事。◆夜、カツァリスの取材についてちょっと気になっていたことがあって、友人のY君に電話。久しぶりに話ができて嬉しかった。

2008年10月25日 土曜日■家の用事で朝から夜まで外出。「仕事」にはいっさい手を触れず、リラックスした休日。このところ忙しくて、日記をため込み更新を怠っていた。反省。

2008年10月24日 金曜日■指定校推薦など3年生の大学等への出願書類がいよいよ本格的に動き始める。点検作業に明け暮れた。

2008年10月23日 木曜日■シプリアン・カツァリス(ピアノ)のリサイタルが平塚市中央公民館で行われる。会場で配付する会報も間に合って、よかった。アンコールでは、カツァリスがショパンの夜想曲第20番嬰ハ短調遺作をプレゼントしてくれる。この情緒たっぷりの美しいノクターンはカツァリスの演奏が一番だと思っている。いやあ、最高であった!

2008年10月22日 水曜日■カツァリスの取材は1時間半を超えているため、テープをおこすのに苦労する。

2008年10月21日 火曜日■午後、進路指導関係の出張。◆シプリアン・カツァリスのインタヴュー記事を編集。

2008年10月20日 月曜日■授業は2コマだけであったが、来客や進路指導、会議、銀行と郵便局への用事など、すべきことがたくさんあって忙しい1日であった。◆最近手許に届いた代ゼミの受験紙に「秋の七草」のおぼえ方が載っていたので、土曜と今日の2回にわたり、2年生の教室で紹介した。「女郎花(おみなえし)」、「すすき」、「桔梗(ききょう)」、「撫子(なでしこ)」、「藤袴(ふじばかま)」、「葛(くず)」、「萩(はぎ)。繋げれば「お好きな服は」になる(笑)。◆23日はシプリアン・カツァリスのリサイタル。取材記事をまとめ、会報に掲載する予定。頑張らなくては。

2008年10月19日 日曜日■近所のスーパーヘ買い物に出かける。野菜は全般的には一時期よりも価格が下がった気がするが、豚肉が高くなっている印象。そんなことないのかなあ。◆ここのところ撮っていながらプリントしていない写真を整理し、写真屋に注文。インターネットで簡単に注文できるから便利である。営業時間内なら1時間しないうちに仕上がり、あとは近所の写真屋に取りに行けばそれで済むのである。◆夜、小3の息子への手紙を書く。道徳で命の大切さについて考える授業があるのだが、親が子どもに書いた手紙を教材にしたい、と担任のK先生。若い男の先生なのだが、日頃からいろいろと授業に工夫がなされ、わかりやすいと聞く。子どもたちも楽しく授業を受けているようである。便箋3枚にびっしり書いた。

2008年10月18日 土曜日■学校公開の日。授業を2コマ済ませ、急いで横浜へ。午後は教え子の結婚披露宴に出席。祝辞も無事終えることができた。久しぶりに、立派に成長した新婦を見て嬉しかった。彼女が両親への手紙を読み上げると、まるで自分が父親であるかのような気持ちになり(笑)、感無量であった。わが娘たちが嫁ぐとき、どうなることやら。

2008年10月17日 金曜日■午後は学年の保護者懇談会。ほぼ同じ時間に予備校講師を招いての数学特別授業が行われる。◆明日はかつての教え子の結婚式・披露宴がある。晴れるといいな。祝辞の準備。

2008年10月16日 木曜日■久々に自分の過去の日記を読んでみた。ウェブ上ですでに7年以上続いている。われながらよく続いていると思う。すでに習慣といおうか、意地といおうか、とにかくやめるわけにはいかない。というよりは、やめるのがどうも気持ち悪いのである。いつまで続くことやら・・・。◆デジタルカメラと時計を修理に出す。◆茅ヶ崎市楽友協会事務局へ。『椿姫』、ブラストのDVDを見せてもらう。

2008年10月15日 水曜日■妻の誕生日。いつもよりも早く帰宅し、家族でささやかに祝う。「おめでとう、○子」(←名前がまる子というわけではない。)

2008年10月14日 火曜日■家の用事で忙しい1日。残念ながらヨハネス・モーザーの演奏会には行けずに終わる。◆夜、近所のスーパーで、タイム・セール。「限定50名様」と書かれているキャラメルを発見。ところが「限定商品」とうたっているにもかかわらず、そこにはなんと60個近くも置かれているではないか。セール開始後3時間以上経過しているのに売れ行きはさっぱりのようである。商品の魅力が伝わってこないんだな、きっと。「それにしても、何個あるか数えるなんて、あんたもヒマだねえ・・・」、誰かにそう言われそうである。でも、問題にしたいのは先程の「標示」のことである。ちょっとまずいのではないだろうか。

2008年10月13日 月曜日■所沢へ息子と一緒にマイスキーを聴きに出かける。いつもの電車なら神奈川から池袋あたりを抜けて行くのだが、今日は登戸から南武線で府中本町を通り、武蔵野線で新秋津まで。秋津から西武線で所沢、そして航空公園へ。乗り換えこそ多かったが、距離ではとても近く感じてびっくり。演奏はバッハの無伴奏チェロ組曲第1番、第3番、第5番。1日、2日のバッハを聴けず、そのときの印象などは知人から聴いていたが、たしかに一時よりも落ち着きを取り戻し、安定感のある、しかも彫りの深い演奏を聴かせていた。いい演奏会であった。アンコールは第2番より、プレリュードとサラバンド。サイン会後マイスキーと話。明日は福岡で公演し、明後日帰国。自宅で1日休むとすぐ、今度はモスクワへ飛ぶそうである。いやあ、世界的に活躍するアーティストは大変だなあ。

2008年10月12日 日曜日■渋谷のタワーレコードでマイスキーのミニライヴ&サイン会。家族総出。リヒャルト・シュトラウスとドヴォルザークの新しいアルバムに収録されているものから演奏された。休日の都内は道が空いていて走りやすいが、駐車場は混雑し、しかも料金が高いのにうんざり。◆そういえば駐車場で思い出したのだが、ある時間貸駐車場で事前精算をして、その後車で出口に近づくと、ゲートが反応して自動的に開くのだが、これっていったいどういう仕組みになっているのだろう?不思議である。駐車券に何か仕組まれているのだろうか。

2008年10月11日 土曜日■都内のある駅近くで「黒い」ティッシュが配られていた。どんなのものかと今日初めて使ってみたが、どうも使いにくい。40年以上ティッシュは白と思い込んできたので、黒いのにはどうも違和感がある。鼻をかんでみたものの気分が落ち着かない。◆夜、息子を連れて日本フィルの演奏会へ。横浜みなとみらいホール。西本智実の指揮で、ベルリオーズの『海賊』序曲、サン=サーンスの『死の舞踏』、『ハバネラ』(Vn:木野雅之)、そしてベルリオーズの幻想交響曲。アンコールはハチャトゥリアンの『仮面舞踏会』よりワルツ。ハチャトゥリアンといえば、『ガイーヌ』や『仮面舞踏会』にはいい曲がたくさんある。いつかこれらを集めたプログラムを聴いてみたいなあ。

2008年10月10日 金曜日■昨日散髪に行ってきてさっぱり。◆夜、サントリーホールへミッシャ・マイスキーのリサイタルを聴きに出かける。今日はリヒャルト・シュトラウスとドヴォルザークによるプログラム。リリースされたばかりのアルバムに収録されている作品である。ピアノはパーヴェル・ギリロフ。今日のドヴォルザークはどれもずいぶん前にヨセフ・スーク(ヴァイオリン)の演奏をよく聴いたが、また久しぶりに聴いてみたくなった。ヴァイオリンとチェロではずいぶん印象が違う。それぞれによさがある。◆終演後、演奏した2人に花束を届けに楽屋へ。「実は16年前(1992年)の今日(10月10日)、ミッシャは茅ヶ崎でリヒャルト・シュトラウスのソナタを弾いたんですよ」と伝えると、本人は目を丸くして驚いていた。こういう月日(数字)の偶然の一致に関する話は、ミッシャが大好きなはずである(笑)。本日のアンコール曲は、1)ドヴォルザークの『森の静けさ』と2)リヒャルト・シュトラウスの『朝』。楽屋口でミッシャと音楽を学んでいるという高校生たちで記念写真を撮る。いいなあ、若いうちに音楽(楽器)の勉強ができて・・・。

2008年10月9日 木曜日■迷っている。1979年生まれのヨハネス・モーザーがトッパンホールでショスタコーヴィチのソナタやブラームスの1番のソナタを弾く。しかも、それがマイスキーのコンサートを聴いた直後のこの時期である。さらには、11月中旬にはヨーヨー・マが同じくショスタコーヴィチのソナタを弾く。マイスキーのあまりに鮮烈なブラームスやショスタコーヴィチ演奏にどっぷり浸かってしまっていて、今のところ柔軟性のない聴き手である自分。もちろん、マイスキーとは違った側面からの切り口による演奏が聴けるのであろうから興味津々なのだが、ついつい比較してあれこれ言い出したくなりそう。さて、はたして彼らを聴きに行くべきかどうか・・・。

2008年10月8日 水曜日■演奏会には比較的よく聴きに出かける方だが、昨夜ほど満たされた気持ちで会場をあとにしたことはそう多くない。◆しかし、昨夜のマイスキーは何か特別。いつものことながら、その演奏には強い意志と気迫、それに音楽への集中力を感じさせるが、それが尋常ではないように思えた。中でもブラームスのソナタとラフマニノフのエレジーに深く感動。今回ブラームスのソナタ第1番がプログラムに入っているだけでぼくはすぐに飛び付いたのだが、ほかに、ブラームスの『4つの厳粛な歌』から第1曲、ショスタコーヴィチのチェロ・ソナタからスケルツォなど、かつて茅ヶ崎でアンコールをリクエストして弾いてもらった思い出深い作品がまとめて聴けたこともあり、実に感慨深かった。ラフマニノフのソナタでは、チェロのエンドピンが何度か舞台上で滑り、こちらがちょっとハラハラしてしまったけれど、それ以外ではマイスキーの世界を存分に堪能させてもらった。◆プログラム最後のラフマニノフのソナタが終わったとき、立ち上がってギリロフの手を高く持ち上げた瞬間、舞台からは聴衆にあまり笑顔を向けることのないマイスキーが、一瞬だが白い歯を見せ嬉しそうに微笑んだ。それが実に印象的であり、マイスキーのこのリサイタルへの意気込みと満足感がそこに表れていたように思えた。◆アンコール曲は1)ヴォカリーズ Op34-14(ラフマニノフ)、2)チェロ・ソナタニ短調 Op.40から、スケルツォ(ショスタコーヴィチ)、3)私があなたに会った時(作者不詳、コズロフスキー編曲)。

2008年10月7日 火曜日■1年生の社会見学で横浜へ。グループ行動がメインなので、こちらは集合、解散を確認したり、適宜引率したり・・・。午前中裁判所で法廷の様子を見学。単なる傍聴であっても身が引き締まる思いがする。◆夜、東京オペラシティコンサートホールで、ミッシャ・マイスキーのリサイタル。ピアノはパーヴェル・ギリロフ。プログラムは前半がブラームスの歌曲から3曲、チェロ・ソナタ第1番。後半がラフマニノフのメロディとエレジー、そしてチェロ・ソナタ。感想は明日。

2008年10月6日 月曜日■2年生が明日から修学旅行。生徒の頭の中はすでに沖縄のようで・・・(苦笑)、なかなかやりにくかった。空き時間では文書を作ったり、進路関係の書類の点検をしたり・・・。今日もあっという間に終了。

2008年10月5日 日曜日
■東京オペラシティコンサートホールで天満敦子(Vn)、ミッシャ・マイスキー(Vc)、パーヴェル・ギリロフ(Pf)によるメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番を聴く。終演後久しぶりにお目にかかった天満さんは「ただ合わせて弾いただけですよ」と謙遜されていたが、けっしてそのような印象を受ける演奏ではなく、聴き手の心を捉える場面が何度もある、気合いの入ったアンサンブルであった。マイスキーやギリロフとも話をし、最近リリースされたディスクにサインをもらいホールをあとにする。◆ここ数か月、デジタル・カメラの調子が悪く、新宿のニコンでみてもらう。オートフォーカスの機能に異常が見られるようで、近々改めて修理に出すことにした。◆演奏会が終わると今度は都内で、ピアニストのシプリアン・カツァリスに会いに移動。取材予定の1時間を大幅にオーバー。話題豊富。気さくでユーモアもたっぷり。しかし、音楽に対しては実に真面目な人。充実した楽しいひとときであった。マネージャーのAさん、通訳のTさんにも感謝。

2008年10月4日 土曜日
■息子の小学校の運動会へ。シートを敷いて家族で応援(?)。気温が上がってきて「爽やかな秋晴れ」というレベルではない。日焼けするのでは?と思うほど暑くて参った。保護者対象の綱引きにも出たが、相手の人数が多すぎて惨敗。たいしたことをしないで終わった1日だが、やけに疲れがたまる。

2008年10月3日 金曜日■センター試験受験の校内受付や調査書などの書類点検などに追われ、今日も慌ただしく1日が終わる。帰宅途中、息子の小学校の正門には10名近くの保護者が泊まり込み態勢であるのを目撃。明日の運動会でよい席を確保したいからであろう。そこまでやるかなあと驚く。と言いつつ、数年前の秋、息子の幼稚園入園手続きのために二晩泊まり込んだのを思い出したのだが・・・。(でも、それと運動会は全く違う!と思ってはいる。笑)

2008年10月2日 木曜日■今日も会議があり、マイスキーのリサイタルは残念ながらパス。今夜のバッハは無伴奏チェロ組曲の3・2・6番だったはず。どれもいいけれども、この3曲の組み合わせがぼくにとっては最も好きなもの。◆知人のSさんが昨日聴きに行かれ、「今までよりも遅く、安定したテンポを維持した演奏」とその感想をきかせてくださった。聴きごたえ十分な2日間であっただろう。

2008年10月1日 水曜日■今日から10月。放課後、会議があり、その後の仕事が終わらず、今日と明日のマイスキーの公演は涙をのんで諦める。